• ベストアンサー

減価償却費、減価償却累計額について

簿記2級の勉強をしています。考えれば考えるほど、頭の中が分からなくなってきたので教えてください。 備品に対して定率法で減価償却を行う。償却率20%、残存価額:所得原価の10%である。備品金額A円と備品減価償却累計額B円があります。 計算式を教えてください。宜しくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.3

こんにちは 定率法の計算式は以下の通りです。 1年目   取得価額 × 法定償却率 2年目以降 (取得価額 - 前年度までの償却累計額)× 法定償却率 つまり、未償却価額に償却率をかけたものが、その年の減価償却額となります。 計算結果は年間の償却金額なので、年度の途中で取得した場合は、取得 月からその年度の最終月までの月数の金額になります。 備品減価償却累計額とは、既に償却済みの累計金額のことです。 評価勘定とも呼ばれ、備品の簿価のうち備品減価償却累計額の金額の 分だけ償却済みなので、実質的な備品の価値は 備品 - 備品減価償却累計額 ですよ。 ということです。 備品を直接減らす直接法というものも ありますが、取得価額が貸借対照表に現れなくなるので、償却累計額 を使って実質の簿価を表現する方法で、間接法と言います。 簿記を学ぶ上では、貸方勘定科目になりますが、意味合い的には資産の マイナス評価なので、実際の財務諸表では借方にマイナス表記する方が 一般的です。 問題に従ってください。 減価償却費は、費用の勘定科目ですね。 (例)取得価額 1,000,000 償却率 20%であった場合の減価償却の計算 1年目 1,000,000 × 20% = 200,000 仕訳: 借 減価償却費 200,000(費用の発生) / 貸 備品減価償却累計額 200,000(備品資産のマイナス評価) 2年目 (1,000,000 - 200,000) × 20% = 160,000 3年目 (1,000,000 - 360,000) × 20% = 128,000         : というように少しづつ、償却額が減っていきます。 厳密にいうと、19年度の改正で19年4月1日以降に取得するものは 償却保証額(取得原価 × 償却保証率)と上記の計算結果を比較して 償却保証額に満たない場合は、 (取得価額 - 前年度までの償却累計額) × 改定償却率 で計算した金額を減価償却費として計上し、備忘記録 1円になるまで 償却します。 この辺は気にしなくてもよいとは思いますが・・ ご参考 ↓↓↓ http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2106.htm 最近の簿記検定の問題が、どのくらいその改定を意識しているか 知らないので、なんとも言えませんが基本的には定率法は、 (取得価額 - 前年度までの償却累計額)× 法定償却率 とお考えください。 以上、なにかあれば補足してください。

その他の回答 (3)

回答No.4

詳しく述べている方もいるので簡単に定額法と定率法の違いを。 定額法は簡単ですね。 「減価償却費が毎期同じ額」になるように分割するだけです。 計算式は 取得原価×0.9÷耐用年数 100万円の備品が耐用年数10年、残存価格10%なら 一期目は9万円 二期目も9万円 三期目も9万円になります。 定率法は「期首の価格に毎期同じ率をかける」ようにする方法です。 計算式は 期首価格×償却率 同じく100万円の備品の時を考え、償却率を20%とします。 (定率法は耐用年数や残存価格は無視してOK) 一期目は100万×20%=20万円 二期目は(100万-20万)×20%=16万円 三期目は(100万-20万-16万)×20%=12万8千円 となります。 減価償却費は当期の減価償却費を表すもの 減価償却累計額は今までの減価償却費の合計を表すものです。 上の例の場合(定率法の時)の減価償却累計額は 一期目は20万円 二期目は36万円 三期目は48万8千円 となります。

  • minosennin
  • ベストアンサー率71% (1366/1910)
回答No.2

申し訳ありませんが、補足に書かれた 「賃貸対照表の備品の減価償却累計額も減価償却費と同じでしょうか?」の 意味が分かりません。

  • minosennin
  • ベストアンサー率71% (1366/1910)
回答No.1

減価償却費=(A-B)×0.2 定率法の場合は、残存価額は計算式に入れません。設問に書いてあるのはたぶんひっかけでしょう。

koikoo
質問者

補足

ありがとうございます。 賃貸対照表の備品の減価償却累計額も減価償却費と同じでしょうか?

関連するQ&A

専門家に質問してみよう