- ベストアンサー
日商簿記2級・本支店会計・内部利益控除
この問題がわかりません。 問)次の資料にもとづいて内部利益控除後の会社全体の商品繰越高を求めなさい。 期末商品棚卸高 本店 ¥5,000 支店 ¥4,500(うち¥2,000は本店から仕入れた分である) 未達商品 ¥714 本店から支店への商品発送分には、原価の15%の利益が加算されている。 わかる方お願いします★
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
未達商品も含めると、期末商品は、 本店:¥5,000 支店:¥5,214 支店にある期末商品のうち、¥2,714は本店から仕入れた分で、この中には内部利益が含まれています。 商品販売の利益は商品が外部へ販売されて初めて計上されるものであって、本店から支店に(「支店へ売上げ」、「本店より仕入」などという言葉の如何を問わず)単に移しただけで計上されるものではありませんので、含まれた内部利益は除かなければなりません(「同一企業の各経営部門の間における商品等の移転によって発生した内部利益は、売上高及び売上原価を算定するに当たって除去しなければならない」-企業会計原則 第二 損益計算書原則 三 営業利益 E )。 控除の方法は、以下の通りです; >本店から支店への商品発送分には、原価の15%の利益が加算されている とありますから、原価を100とすると15の利益額が、¥2,714の中に含まれています。 つまり、全体を115とするとそのうち15が利益額になります(利益率15%とは違います)。 従って¥2,714に含まれる利益額は; 2,714÷115x15=354となり、利益を除いた支店の商品の価額は、 5,214-354=4,860 となります。 会社全体の商品繰越高は、 5,000+4,860=9,860 になります。
お礼
回答ありがとうございます^^ お礼が遅くなってしまって申し訳ありません; 回答がとても詳しいので助かりました☆ ありがとうございました。