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日本の部落差別を世界の視点から見て

私はかつて大学院で部落差別について研究していました。私自身、部落民です。 以前、諸外国の差別の研究をしている人物から「あなたの国は部落差別と言うものがあります、どうして同じ民族、人種なのに差別を行うのか?他の日本人と全く変わらないじゃないか!やはり日本人は変ですね」と言われた経験があります。 人種差別を以下のとおりとします。 「人が自らとは異なる人種に対して形質的差異をもって差別すること。一般に白人、黒人、アジア人など、肌の色や顔立ちについての伝統的な人種観念に基づく差別をさすことが多い。対して言語や文化・宗教などの民族による差異に対する差別は民族差別と呼称される」 部落差別とは目、髪、肌の色も同じですが、昔ほどではないが偏見、忌避などの差別がいまでも継続されています(特に結婚、就職等)。 そこで質問です。この世界には日本の部落差別のような同じ人種、民族どおしで差別している国はありますか?それはどんな国で、どんな差別ですか?今ピンとくるのはインドのカースト制度くらいかな・・・

みんなの回答

  • furupai
  • ベストアンサー率20% (103/494)
回答No.6

こんにちは。 学歴差別、職業蔑視、いくらでもあると思いますよ。 差別心なんて、日常のそこかしこにあふれていますし、質問者さんの文章も、どこか権威主義的な感じを受けます。 わたしの地方では、いわゆる同和地区というものが多数あり、小、中、高と「これでもか!」というほど同和教育というものを受けてきました。 正直、食傷気味でした。 同級生にも、いわゆる部落出身者が結構いたのですが、たいがい我侭で粗暴なので、あまり近づかないようにしておりました。 わたしは人生の半分以上を、この土地で過ごしてきたのですが、不思議なことに、「深刻な部落差別を受けた」という人に、リアルタイムで会ったことはおろか、聞いたこともないのです。(昔話は別として) おそらく、わたしの見聞が狭いせいでしょうが・・ それでも部落差別というものが無くならないという現実があるのならば、それは日本人特有の「穢れ」の意識というものが根底にあるのではないかと感じます。 同和利権をむさぼる、弱者権力をふりかざす、人権運動がライフワークになってしまっているような被差別者の声よりも、そのような者たちを苦々しく感じている、いわゆる部落出身者の声なき声に、わたしは非常に興味がございます。

oo-exia
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 私は権威主義的な文章ですか(笑)そんなことはないのですけどね・・・ さてあなたの言うとおり部落差別は、穢れ意識はもちろん、差別する者、差別される者互いに「無知」なのも原因ですね。 よく部落学習で「寝た子を起こすな」や「部落学習を盛んに」という2極な意見があるのですが、私は私自身、部落民で差別を経験し、部落差別の研究もしたのですが、「差別するであろう人物に、対象者は寝ていても、その時が来れば起こされて差別知識を植えられる」が結論に達しました。例えば、結婚問題で親、親戚、周りの者に差別知識を植えつけられ態度が変化してしまうなど・・・ 私は、研究者としてこのような見解ですけど、部落を研究している大学教授などはそれぞれ個人的見解があるので、学会では、いつも意見のぶつかり合いですよ笑

回答No.5

どこにでもあります。 いじめだって差別でしょう。

oo-exia
質問者

お礼

私も部落差別を解明していくうちに、「いじめ」を行う心理的状態に近いと思いました。 例えば、差別、見下し、偏見、忌避などの排除法などですね。 いじめの加害者→他の者に対して「見下しの押し付け、同化、参加」を擦り付けることにより。いじめをする側が、一人、また一人と増加していくといった理論ですが・・・

  • rivoisu
  • ベストアンサー率36% (97/264)
回答No.4

「人は差別するもの、人間はそういう生き物」 ある意味では正しいのでしょうがそれを「制度」にすることは絶対阻止しなければならないと思います。 逆差別というより人権ゴロとも呼ぶべき、この問題を飯の種にしている奴らが問題です。 差別はなくさなきゃいけないがこういう輩のせいでなくならなくなっているのではないかと思います。 「部落差別問題」を「人権問題」という言い換えも大きな問題があります。 「部落」と「在日」に対する差別をなくすことを人権擁護といっているようです。 「人権擁護法」の中身もじっくり検証しないと危なっかしいものになりそうです。 委員の選出、その権利、本当にいいのか 私たちは人権擁護委員から自分の人権を守ることを考えなきゃいけない時代になるかもしれません。

oo-exia
質問者

お礼

まったく同感です・・・人権ゴロはズバリですよね。 私もかつて部落を研究し、私の博士論文も国会図書館に保存してありますが、「部落差別」を歴史的、土地的、制度的に研究している研究者が多く、「差別をする者、される者」の心理的検証からみた研究はありませんでした。

  • makocyan
  • ベストアンサー率39% (1039/2623)
回答No.3

 英国のクラスシステムもそうではないですか? 同じ人種、民族でありながら、出自によって就業できる業種が概ね決まっているようです。  私はもう中年ですが、幼少期から今までいわゆる部落差別というものを実際に目にしたことがなく、学校の授業等で耳にした程度です。ただし社会人になってからは、逆差別と思える事実は何度か目にしたことがあります。  日本における部落差別とは、少なくとも現代においては非常にいびつな形になっているのではないかと思います。

oo-exia
質問者

補足

私も同感です!逆差別も一部の部落民が受けていただけですけどね。私の地域では本物の(笑)部落民はプライドがあるため補助金、奨学金などは受け取らなかったです、むしろ部落外の人間が部落に移住しているのが多かったです(金目当て)

  • dai-ym
  • ベストアンサー率22% (848/3824)
回答No.2

質問文のように人種差別と民族差別があるのなら、部落差別は民族差別ですよ。 同じ人種でも生活様式が違っていました。 文化が違うということです。 それは為政者が意識的にそういうふうになるようにしたのですが。 カースト制度も同じです。 その教授は同じ民族で近い土地に住んでいても宗教や文化が違うことがあるという基本を忘れているのではないでしょうか?

oo-exia
質問者

お礼

教授というより、米国人の研究者仲間ですよ、その方も差別を研究しています。というより世界的に有名な博士号を取得している人物ですけど(笑) 部落差別は民族差別とありますが、少し大げさなような・・・同じ人種で生活様式や文化が違うといってしまうと各町、市町村、県によって言葉、食文化、生活スタイル、宗教も違いますしね。

noname#108517
noname#108517
回答No.1

そんなん全ての国でありますよ。 差別は人間の本質的なものだからです。人間とはそう言う物です。

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