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CPUコア電圧の変更とFSBの調整機能
先日に譲り受けたPCのマザーボードに CPUコア電圧の変更とFSBの調整機能が あるということがわかったのですが、 これは実際に変更するとどうなるのでしょうか? 長所、短所を教えてください。 たしかにBIOSの画面にはそれらしきものがありました。 よろしくお願いします。 <マザーボードスペック> メーカー:MSI 型番:845pro2 Ver1.0 CPU:Pentium4 1.7GHz
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FSB(バスのクロック周波数)×倍率 で、CPUの動作するクロック周波数となります. このモデルの場合、FSB400MHz ×4.25倍で1.7GHzとなっています。 CPUによっては、FSBと倍率両方を変更できたりしますが、インテル製の大半はFSBだけ変更できます。 FSBを定格の400MHzよりも高い設定にすれば、CPUの動作周波数も上がって行きます。 その際に、定格の電圧では不足になってくるので、電圧も高めに変更することが必要となってくる場合があります。 メリットは、通常よりも高速な動作が期待できること。 デメリットは、発熱が高くなり、不安定になったり、最悪の場合壊れてしまうこと。 それに対応するために強力なクーラーをつける必要が出て、動作音がうるさくなったりすることです。
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CPU (に限りませんが)は、動作可能な速度(クロック周波数)と そのときの環境条件(電源電圧、放熱)などはメーカーから 「この型番のものは速度xxまで」と保証されています。 が、実力はその数字ピッタリというわけではなく、若干の余裕があります。 また、半導体は電源電圧を上げると動作速度を早くできる、という性質があります。 もちろん「メーカーが保障した数字」を超えた使い方なので、 何が起こっても「自己責任」というわけです。 また、電源電圧を上げるということは、 各部への電気的・熱的な負担が増すし、その程度が大きければ 部品を熱で壊したり基板を焦がしたりプラ部品を溶かしたりします。 そのようなリスクを承知の上で、より高速に動かしたい、という要望に 応えられるようになっているわけです。 昔はクロック周波数や電圧を変えるには部品を購入して付け替えたり する、まさしく「改造」そのものの作業が必要でしたが、 イマドキはクロックの倍数や電圧を変更するのには設定変更で出来てしまうので 制約はあるものの、その意味では実行しやすくなりました。