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信じますか?

noname#12265の回答

noname#12265
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回答No.16

 産業史、技術史等を研究・調査している者です。(と申しましても専門は機械工学で、あくまでもエンジニアが本職です。つまりワタシも『理系のヒト』です)  既に回答は出揃った感がありますが、一点だけ気になったので補足です。 > 魔法、UFO、宇宙人、錬金術、オバケ、妖怪 など  ここに挙げられている要素はどれも怪しげなモノばかりですが、錬金術だけはちょっと事情が違います。オカルトとは必ずしも言えません。  錬金術は、技術的バックグラウンドが皆無、或いはそれらを学習し理論武装しようとしない『勉強嫌い』な方々が日本に紹介したので、甚だオカルト的な、魔術の様なモノとして理解されている場合が多いですが、錬金術自体は2つの流れを生み、その1つは実際のテクノロジィとして利用されていた経緯があります。 ★最初の錬金術が、その名の通り金を生み出す研究だった事は間違いの無いところでしょう。  ただそのアプローチは甚だ化学的で、決して『呪文を唱えてチーズを金にする』とゆぅ様な魔法の追求ではありません。 ★錬金術はやがて、『生命とは?』『人間のエネルギーとは?』などなど、自然界の根源的事象を対象とするモノに変わり、ここで科学的なアプローチと宗教的或いは哲学的アプローチに分かれます。 ★科学的アプローチをする一派は、副産物として多くの未発見物質や貴重な商品を生み出しました。  『生命は小便と共に日々放出される。だからヒトは老化する』と考えた錬金術師は、尿の中からリンを発見し、また『ワインを飲むと、ケガを負っていても痛みを忘れ、落ち込んでいても陽気になる=ワインの中にヒトのエネルギがある』と考えた錬金術師は、ブランデーの抽出に成功しました。  当時はナニも解らずヤミクモに分析を繰り返していただけですが、今日の目で見ると、科学的・化学的に正しい手法に基き『錬金』作業が行われていた事が判ります。 ★19世紀末まで、フランスの一部の学校には『錬金術』に関する講座がありました。  欧米では、と申しますか日本以外の先進国では、産業史や技術史の研究も立派な学問となっており、その分野の一つとして錬金術が扱われていたとも見なせますが、何れにしろ理系の大学に於いて、正規の教育・研究の一つとして錬金術が取り上げられていたとゆぅ事が判ります。 ★一方、宗教的な方面に流れた錬金術は、最終的な目標が『賢者の石の製造』とゆぅところに置かれました。  この賢者の石の製造方法に関しては文献が残っていますが、一部の記述だけノストラダムスの詩の様に解釈が難しい箇所があり、今日では一部の研究家の間で研究対象となっています。 ★錬金術に関する文献では、歴史上2人だけ賢者の石の製造に成功した者がいる事になっています。  その一人が『シバの女王』で、映画『インディ・ジョーンズ2』はその話をモチーフに脚本が書かれていましたね。(ジョーンズ先生が怪しげな僧侶から奪還する、緑色に輝く石が『賢者の石』です。) ★英国の犯罪史・中世史研究家、コリン・ウイルソンは、著書の中で『賢者の石の製造は、宗教的な修行の意味合いがあった様だ』と述べています。  これは、修行の為108体の仏像を彫る、などの行為に通じるモノだったかもしれません。  斯様に宗教の一つとして考えますと、(伝説じみた文献が多数残されているとゆぅ事もあり)考古学的アプローチによる錬金術の研究も可能ではないかと思われます。 ・・・・以上の様に錬金術は、かなり怪しい『負の』側面もありますが、しかし全てをくくって『オカルト』と称すると、歴史に埋もれた『正の』側面が無視されてしまいます。  錬金術は全てインチキ、とゆぅワケではありません。錬金術が怪しげな魔術と同じモノとゆぅ話は、操作された情報、或いは『風説』に過ぎません。  人類の貴重な財産である産業とその技術の歴史に迫ろうとしている者にとっては、特に理系の知識を持つ方々が、持てる能力を『風説』の分析に費やし、結果『そんなオカルト話は信じない』と切って捨てるところを見ると、非常に歯痒く感じます。

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