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今社会問題の若年者失業問題とは

近年、若年者の失業者が増えていますが、若年の失業問題とはどんなものですか?また、ねぜ、若年失業者が増えたのですか? 私は若年失業者が増えた原因は近年の社会経済状況の変化と国の派遣労働の規制緩和にあると見ています。

みんなの回答

  • 10ken16
  • ベストアンサー率27% (475/1721)
回答No.7

年輩の方の意見を聞くと、自分たちの『若い頃と比較』して、 ・会社のために尽くそうという意志が足りない ・全てを金額に換算して、給料に結びつかないことはやらない ・石にかじりついてもという心構えが足りない 等々の批判がありますが… 根本的には、『年功序列』の崩壊が原因でしょう。 年功序列とは、 『若いときに労働力を投資し、その配当を年取ってから受け取る』 という雇用形態である。露骨な言い方をすれば、 『若いときはワリに合わないけど、つぶしが利かない年になっても、  面倒も見るし、実際の労働力以上の配当も保障します』 という保障です。 これが機能しているときは、 ・会社のために尽くし、 ・ワリに合わない仕事もし、 ・石にかじりついても仕事をする という姿が見られました。 実際、中高年になって『リストラ』という名のレイオフをされた人は、 「これまで会社に尽くしてきたのに」(なぜ配当をもらえないんだ) とも言いますし、そうとう待遇が切り下げられても、 石にかじりつくように、しがみつきます。 年功序列が拡大路線を前提にしていたため、 経済が拡大しなくなれば機能しなくなります。 それを若年層は冷静に観ていますから、 配当がまず無いなら投資しないという行動に出ます。 縮小する会社の株を買わないのと同じです。 「若いんだから、勤続年数が短いから、給料は安くて当然」 という発想を持ち込めば、若者からすれば、 「配当も約束せずに投資させ、自分たちの労働の成果を、 老人が食いつぶしている」ように見えます。 つまり、雇用者(年輩)は、若者を安く働かせ(労働力を投資させ) それを自分たちへの配当の原資にしたいと考え、 被雇用者(若者)は、配当が出るアテがないなら、 労働の対価をきっちり受け取ってこそ、 自己責任による生活設計だと考えています。 同じ労働内容に対して、賃金格差があるというところに、 若者の不満があるわけです。 年功序列に換わる概念として、同一価値労働同一賃金があります。 正規・非正規にかかわらず、労働内容と賃金の格差を無くせば (本来は、非正規はより会社の都合に併せるリスクを追う以上  そのリスク分の割増賃金を得るのがスジですが) 若年失業問題の多くは解決するように思えます。

  • tooma37
  • ベストアンサー率25% (96/374)
回答No.6

>ねぜ、若年失業者が増えたのですか?  90年代から認知されるようになって来たフリーターの様なライフスタイルを持つ人々の何割かが失業者層に流れ込んだ事と、いわゆる就職氷河期に就職できずに社会活動を放棄してしまった人々がいる事が大きな要因だと考えます。 >国の派遣労働の規制緩和にあると見ています。  派遣労働の規制緩和自体は労働環境を悪化させるものであっても、雇用それ自体は増加させるものです。なぜそう見るのか補足説明をお願いします。

  • jamiru
  • ベストアンサー率5% (170/3044)
回答No.5

大人の姿勢が悪すぎるんだよ。 それでいて高級スーツ等の高級衣服をまとっているからね。 生きながらに手本となる人が周りに居ないんだよ。 企業の姿勢も同じ。

  • unicpp
  • ベストアンサー率20% (3/15)
回答No.4

グローバル化と、それへの日本経済の「適応」の結果だと思います。 会社同士が競争した結果どちらかが負けると、市場の規模は変わらないが、その業種に関わる社員の数は減ります。 その際、現場で物を作ったり対面で売ったりするような部署では減りにくいが、商品開発や管理に関わる部署は元の二つの会社でダブるわけで結果的に人員が削減されます。 削減されやすい部署は、社員を新卒で雇い入れて一から教育訓練するような会社にとって要となる部分です。 地方に住んでいて実感するのが、都市部に本社を置くチェーン店の進出で地元の競合業者が倒産に追い込まれる現象です。 地方に多い規模の小さい会社ほど、上で挙げた開発や管理に関わる人員の比率が大きいと予想されるわけで、そのような会社がどんどん潰れていくことで、若者の正社員化は難しくなっていっていると想像できます。 チェーン店では店長以外の全員が非正規社員ということも珍しくありません。 これでは、若者は安定した職に就きにくくなるのは当然です。 正社員になれなかった若年者は、非正規雇用に向かうしかありませんが、求職者が増えても求人が増えることはありません。仕事の強度が増して給与が低下するだけです。スキルアップも望めなくなります。 これでは「競争から降りて一生3K職場でやっていく」といった決心もできにくくなります。 それが全世界規模、ボーダレスで起きているのです。 しかしこのような傾向は、資本主義国としてはむしろ「当たり前」の姿です。 社会主義体制が崩壊した今となっては、もはや人々が社会主義に靡かないようにするための温情的施策を用意する必要もなくなり、若者が失業して路頭に迷おうがプロレタリア文学に走ろうがエスタブリッシュメントは余裕で眺めていられます。 今後、一切の温情的施策が暴動ラインすれすれまで後退していく可能性もあるでしょう。 一方、若者はというと、一部を除いて満足な知識は与えられず、自己責任の論理にとらわれて、自分や自分に似た存在を憎悪するか、反動で世の中に対して闇雲にキレるしかない。 ある意味おもしろい時代になってきたと思います。

noname#100196
noname#100196
回答No.3

私個人としては、質問者様のご指摘に加え、就職するため「自分探し」が強制されていることも原因ではないかと思います。 今、働く「理由」がどうしても必要であるということがまことしやかにささやかれています。 「もう「なんでもやります」的な人間はお呼びではない。そんな人材なら正社員でなくとも派遣社員で十分まかなえる。」 「ここで、彼らは初めて考え込むことになる。自分のやりたい仕事は何か、どういう分野で成長していきたいか。」 (若者はなぜ3年で辞めるのか? 城繁幸著 P35) 就職するためには自分探しが必要とされるのです。 しかし苦労して見つけた理由も結局、空想でしかありません。 そのため、「せっかく就いた正規雇用を、これは本当に「自分のやりたいこと」だったのだろうか、と逡巡し、結局離職してしまう」(カーニヴァル化する社会 鈴木謙介著 P46)のです。 このように、自分探しによって就職がうまくできなくなる。「自分探し」はむしろ「自分」にはふさわしくない就職を増やしている。 何故なら、「自分」には好きなものも、嫌いなものもないのだから。「「回答者率」や「回答率」の低下は、四半世紀の時を経て、日本人は好き嫌いにあまりこだわらなくなったことを示している可能性があります。」(日本人の好きなもの データで読む嗜好と価値観 P192 NHK出版) 自分探しをしても何も出てこない。そのため、何もしない。年をとるごとに人生が狂ってくる。何かがおかしいとしたら、それは現実が間違っていると考える(でないとそもそも自分探しをする意味がない)。 「不登校の子は決して他者を拒絶しているのではない。自分を辛抱強く受け入れてくれる人や場所、自分の好きなことを好きなようにさせてくれる人や場所を見つけられないだけなのです」(ひきこもりの国 マイケル・ジーレンジガー著 P130) 働くために自分探しをする必要はあるのだろうか。今一度考えてみるべきだと思う。

  • maxmixmax
  • ベストアンサー率10% (91/908)
回答No.2

若年者がどの範囲の年齢層を指すか判りませんが、 今問題なのは就職氷河期の世代の就職率ではないでしょうか。 ・新卒至上主義 ・再チャレンジ出来ない ・正社員の減少に伴う平均年収の減少 安い労働力が欲しいからと1000万人の移民受け入れ計画がまことしやかに言われてますが、 日本人が働けない日本が日本である意味があるのでしょうか。

  • rikukoro2
  • ベストアンサー率21% (1316/6195)
回答No.1

自分は会社の経営者ですが・・・  自分の場合『経験者優遇』です  ここ数年は特に 新人の質が急激に低下してきたと思います 正直、面接は立派なのにいざ採用しても、義務はこなさいのに権利だけは主張する。そんな若者が増えたと思います。  いくら大卒でもまるで中学生を相手にしてるみたいです。 以下 大阪府で問題になった有名な発言ですが --------------------------------------------------------------- 「公務員である前に人間だ。気分がのらない時もある。そんな時にちょっと(さぼりに)出たからと言って、非難されてはたまらない」 「うちらは楽な民間企業とは違う」 「どれだけサービス残業やってると思ってるんですか!」 「あなたのすることは逆のことばっかりや!」 「『やれ』とは言われないが、暗に『仕事が残ってるなら終わらせて帰れ』と指示される。許しがたい」 「仕事前の一服(45分)もできないのか!」 「出勤時間にいなくても朝礼の時にいれば遅刻にはならないと思う」 「就業中にお菓子を食べてただけで注意された」 「働いてほしいならもっと働きやすい環境を作れ!と怒鳴りたい気分」 「これじゃ、なんの為に働いているのかわからなくなる。働かなくても食べていけるなら働きたくない、これは職員みんなが考えている」 「我々はもっと(給料を)もらうべきだと思う。倍でも安い・・・」 「週5日キチッと出ている。文句をいわれる筋合いはない」 「単に減らしやすい給料から減らす、本当にそれが大阪の、ついては府民の為になるのかな、と・・・」 「公務員であるがゆえに、低い給料で我慢している」 「定期昇給が延ばされ、それでも我慢を重ねてやってきた。本当はもう10万多くもらってるはず。これでは家庭を築くことができない」 「退職金を見込んでマンションを買った。後出しジャンケンと一緒。退職金のカットは懲罰的だ」 「橋下??あいつは詐欺師やな」 「俺はしっかり団体で抗議して(自分の退職金は)もらうつもり」 「士気が下がった」 「(橋下は)調子に乗っている」 「職員はあきらめている。知事は人として尊敬できない」 「知事は私たちに本当に働いてもらいたいと思ってるのか?人に仕事を頼む態度じゃないよね」 「専門的な知識に加えてたゆまぬ努力がないと公務員は務まらない。つまり、そういう目に見えない物に対しての給料を出して欲しい」 ----------------------------------------------------------------  大阪の例をだすのは変ですが  赤字ながらも、社員が一丸となって必死に努力している時、  新入社員がこんな発言したら・・・そりゃあ 採用なんかしたくないです

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