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欧米社会の経済問題について
経済を専門的に勉強したことのない者からの質問です。 日本社会は、世界に類を見ない少子高齢社会により、労働人口の減少や社会保障費の増大により、今後も厳しい経済情勢が予想されています。人口の減少が最も問題だと思っています。 一方、欧米の経済問題が、日本以上に問題視され、その結果、現在の極端な円高の一因となっていると思っております。 しかし、欧米社会は、日本の様に人口が減少する訳でもないのに、何がそんなに問題なのでしょうか?日本より何か大きな問題があると考えているのですがわかりません。いろいろな説があるかもしれませんが、助言のほどお願いいたします。
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欧米といっても国によって色々ですから一概にはいえませんが・・・。 イギリスに住んでいますので、イギリス社会の問題点を挙げると、 次のような感じになるでしょうか。 イギリスも、アメリカのリーマン・ブラザーズの破綻の影響を受けて 不況に突入しました。たくさんの企業が倒産し、失業率も高いです。 公務員の数もどんどん削減されていますし、物価が上がり続けている にもかかわらず、給料は据え置きだったりカットされたりしています。 特に若者の5人に1人が職に就けないでいる状況は、国の将来にとって 大問題だと考えられています。 イギリスの場合、日本よりもはるかに福祉が進んでいますので、政府は 税金をたくさんとって社会保障費にまわさないといけないのですが (消費税もこちらでは20%です)、倒産や失業で税収が上がらない一方、 失業手当や貧困手当てを必要とする人の数は増えているわけですね。 それが政府の財政を圧迫している状況です。高齢化の傾向も、日本と 変わりませんから、公的年金の将来について心配している人もたくさん いますよ。
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- dsdna
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>何がそんなに問題なのでしょうか? 景気。
お礼
詳しい説明ありがとうございました。 結局、福祉と税のバランスが取れなくなってきているということですかね。