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安田好弘弁護士「今回の判決は著しく正義に反する」と反論

山口県光市で主婦と幼い娘を殺害した罪などに問われた元少年のやり直しの裁判の判決を受けて、 元少年の弁護団が会見を開きました。 この中で、主任弁護士の安田好弘弁護士は 「きわめて不当な判決だ。 著しく正義に反する事実の誤りがあり、これまでの判例にも違反している」と述べました。 また安田弁護士は臆面もなく、 「判決は元少年の供述を死刑を免れるためのうそで被害者を愚ろうするものだとしているが、 これは事実に反している。 被告は記憶に忠実に有利不利にかかわらずすべてを話していて、 裁判所は被告の心を完全に見誤っている」と述べました。 この度の差し戻し審の判決は、世論の影響も大きいと思います。 世論は神の声です。 あくまでも私の意見ですが、 いい加減にこの少年を使っての死刑反対運動の宣伝やめてもらいたいのです。 この度の裁判によって、「死刑」制度については議論の余地は当然に大いにありますが、 彼の弁護活動には大きな問題があると言わざるを得ないように感じました。 実際、彼らと同じように死刑制度反対の立場をとられている方から見て、 彼らの弁護活動をどうお感じなのでしょうか?

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  • googahaku
  • ベストアンサー率17% (43/242)
回答No.5

私は弁護士なら、裁判に勝つため、被告の罪を少しでも軽くするためなら何をしても、何を言っても許される、とは考えません。  弁護士に限らず、どんな職業の人でも、まず第一に社会道義を尊び、法の定めに従う「善良なる国民」であるべきことが求められます。  その基本理念に反しない限りにおいては大いに行動されることはよしとすべきでしょう。  万一、主任弁護士が言う「事実誤認」があると、心底から信じているのなら、それほどまでに「別の真実」を信じて、もう一度、最高裁判所で争いたいと言うのなら、やむを得ない、もう一度やってください。但し、そうとはには考えず、一日も早く一応の決着をと願っている裁判所や、国民世論大方の意識に反して、さらに最終決着に時間と費用をかけ、社会全般を騒乱状態に置き続ける極めて重大な社会的責任は結果によっては「最大限に」取る覚悟をしておいてもらわなければならないでしょう。姑息な売名行為や面子のためだけの行動では許されるはずもない。それこそ、「命を懸けての覚悟」をしてもらいたいもの。上告の結果が今般判決を覆すにいたらなかったら、「割腹」まではともかく、「国外離脱」くらいの覚悟をしておいてもらわなければなるまい。

その他の回答 (4)

  • bigoyaji
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回答No.4

もし、かの弁護士の「弁護」が正当なものであったとしても、「起きた事件の事実」は変えようがない、と思いますし、どういう弁護をしようとも、帰らないものは帰らないのです。 弁護士は、「弁護」が仕事ですから、自分の考え付く限りの知力、能力を使い、弁護するでしょう。 極刑は回避したい、出来るだけ減刑したい、でしょう。 僕たちに「全ての情報」を国が与えてくれているとは思いませんが、「どういう理屈」をこねようと、「帰らないものは帰らない」のです。 極刑が嫌なら、極刑にならなくていい人生を歩いていけば良い。 普通に「人生」を歩いていれば、まず、そういう事件を起こす事を考えているより、日々、懸命に生きることを考えるものではないでしょうか? 法律の詳しいことは「分かりません」 でも、「人が人として生きていく意味」は誰しも考えることでしょう。 かの弁護士は、「プロ」なんでしょう。 それが「彼の人生の意味」なのかも知れません。

回答No.3

死刑制度存続に賛成派ですが敢えて発言しますね。 今回の件、私も安田弁護士の発言に不愉快さは禁じ得ません。 彼は自分の職務(信念)に忠実であろうとして、時に被害者ないしその遺族を傷つけるのも厭わない発言をするのだな、と憤りを感じました。 しかし、結論を申し上げると安田弁護士の活動には特に問題そのものは無いと思います。 あえてスレ主さんに申し上げるとするならば、 日本は法治国家です。つまり法律が国民生活の規範となります。 法律を適用する事例があった時、そこには人の思惑が入っていけません。世論は神の声、と言う考えは法律を作る時に反映させるものであって、法律を適用させる時に用いるべきではないと私は思います。 そして物事に陰と陽があるように人の主義主張というものは全員同じではありません。つまり死刑存続論があれば死刑廃止論も存在するわけです。現行裁判制度としてそういった主義を踏まえて弁論を行うのはなんら違法ではありませんし禁止されているわけではありません。 彼らの弁護活動は不愉快に感じる人が多いかもしれませんが、賛同する人もいる事を理解なさる必要があると思います。 とても腹ただしいですが、彼の主義主張は弁護士として間違っていないな、と思います。 過去の彼の弁護士活動から見ても、虚偽申告を立案するのではなく、 被告人(依頼者)が彼に述べる言葉を純粋に信じそれを発言しているのではないか、例え被告人が述べた言葉が荒唐無稽な事であったとしても それを承知で弁護士としての職務を全うしているのでしょう。 本当に被告人があの発言をしていて、その内容が真実であったのなら確かに死刑判決は無かったでしょうね。弁護士は被告人を信じて弁護を行うので死刑は不当だと述べているのはないでしょうかね。 全て推測ですけど・・・。 それでも、死刑廃止論者だから弁護士を引きうけたのではない、マスコミを中心とした世論に流されない正しい裁判を求めているだけだ、と言う主旨の彼の発言には説得力を感じなかったです。なんせ死刑廃止論者である弁護士が集結して弁護団を結成してますしね。 しかも差し戻し審でいきなり荒唐無稽な主張するわけですから、なにそれ?と悪印象をさらに強める結果になったのは彼らのミスでしょう。 だとしてもそれは弁護士として裁判運営に失敗した一つの例に過ぎず、 彼らの活動そのものが非難されるいわれはないと思います。

回答No.2

安田弁護士は、この事件の被害者がたった一人であるのを軽く見て、自分達の信念である死刑廃止制度へと世論を誘導しようとしたが、被害者の強い信念と国民から総すかんを食ってしまい、自分の正義に沿わない結果になったので、「今回の判決は著しく正義に反対する」と反論しているのでしょう。 別件でありますが、「安田好弘被告に逆転有罪判決、東京高裁」と報道されました。

参考URL:
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080423/trl0804231356005-n1.htm
  • jamiru
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回答No.1

安田弁護士の言う事は正しいよ。 正しくないから否定するのではない。 正しいからこそ否定される。

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