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多国籍

多国籍企業・NGO・武装組織など国家をこえたものがあります。国よりおおきな力をもっていたりします。国家のアイデンティティとしてどうそういった勢力と話を解決すればいいのですか。 国連は国家のように主権をもっていないので、合意の産物でしかないよに思いますが、どう紛争とかおさえるjのですか。

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  • tyr134
  • ベストアンサー率51% (851/1656)
回答No.1

確かに、グローバル経済が進み、情報・通信技術が進歩した結果、国と国や地域と地域の交流や情報交換は、政府主導よりも民間主導が世界のスタンダードとなりつつあります。(特に先進国では) これを受けて、外交的手段として、そうした民間組織を利用・活用していこうという「外交政策論」が出てきています。 これは、「パブリック・ディプロマシー(Public Diplomacy)」と呼ばれています。(別名では「ソフト・パワー外交」とも言われますが、若干ニュアンスが変ってきます) 20世紀位までの外交は、主役は「国家(政府)」であり、政府からのトップダウンでの交流・外交が殆どでした。 しかし、先にのべたようにグローバル化や情報・通信技術の進歩によって、民間での交流が活発化してきました。 その中には、政府にとっては不利なモノも含まれることになります。 以前は、情報源を押さえつけることで表に出なかった情報も、押さえつけることが出来なくなってきています。 そこで、発想を転換して、それらの民間の活動を押さえつけるのではなくて、上手く利用しようという発想が出てきました。 それを示すように、欧米ではNGOなどに助成金を与えて活動を支援し、その活動の結果、自国に対する外国の好感度をあげたり、企業活動を後押しして資源を確保したりしています。 また、相手国の政府を飛び越えて、国民に直接訴えかけて世論を喚起し、その結果、相手国を動かして自国の国益を確保しようというプロセスが主となります。 (冷戦時代のようなラジオを使った「プロパガンダ活動=一方通行」ではない点に注意) つまり、国家が一歩後ろに引いて民間を活用しながら、自国の国益を守っていこうという外交戦略ですね。 ただ、これは微妙なバランスの上に成り立つモノなので、政府には思慮とバランス感覚が重要な能力となります。 また、政府が全面に出る「大国外交」に比べ目に見えにくいため、国民の理解もどう得ていくのかも鍵でしょうか。

noname#209756
質問者

お礼

民間の力を活用しですね。そうですね。国益のために活用する・・。 ご回答ありがとうございます。

その他の回答 (1)

  • lvmhyamzn
  • ベストアンサー率8% (50/617)
回答No.2

多国籍企業・NGO・武装組織が持ってる力て具体的に何ですか? その力は国家が持つ力と比較可能で大きいのでしょうか? たとえば、日本のアニメが好きな人は世界中に大勢おり日本の漫画家は影響力を持っているでしょう。でも、それがどうした?ですね。それを国家が持つ力とは比較できません。 多国籍企業・NGO・武装組織は国家が持っていない力を持っていますし、国家が持つ力と比較できるモノがあるならば国家より大きな力を持つ場合もあります。 しかし国家もいろいろな力を持っており、多国籍企業・NGO・武装組織が逆立ちしても持てない力を持っています。 国家は国民を徴兵し軍事力を持てますが、トヨタ自動車はいくらがんばってもそんなことはできません。 もっと言うならば、国家の持っている力は様々で強大で、多国籍企業・NGO・武装組織の持つ力など国家が持っている力のほんの一部と比べて大きいか小さいかと言うのにすぎません。 国家を超えたNGOであるIOCは中国に五輪をやらせれば人権状況も改善されるだろうと思って開催地に決めたけど、現状はみての通りです。 よくここで投稿されるへんな回答でお馴染みな組織のロックフェラーも小国の政治家が国有化を宣言すればたちまち身ぐるみはがされて追放されるのです。

noname#209756
質問者

お礼

確かにそうですね。国家の力はすごいです。 ご回答ありがとうございます。

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