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就職すべきか、大学院に進学すべきか

 私は現在就職活動をしている法学部政治学科の大学三年生です。 しかし、大学院に進学したいという気持ちが捨てきれません。就職に不利になるのは分かっていますが、学問を通じて自分のなかの世界観、国家観を強固なものにし、いつか本を出してみたいと思っています。研究テーマとしては今のところ北一輝と大川周明の比較研究を考えています(分類すれば日本政治思想史にあたると思います)。 ただ社会に出て自分の人格を磨いてみたいという気持ちもあるので、研究者を目指そうとは今のところ考えていません。 中途半端なのかもしれませんが、社会に出て辛い目にあったとき「進学すべきだった」という後悔に耐えられるかどうか、自信がありません。 長々と纏まらない文章で申し訳ありません。どうすべきかについて、アドバイスを頂けましたら幸いです。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • harepanda
  • ベストアンサー率30% (760/2474)
回答No.3

文系修士で企業就職した者です。 確かに就職戦線では大苦戦します。私の場合は専攻が哲学ですが、政治学もそれに劣らず、企業から見たら異分子でしょう。 私の場合、就職超氷河期にあたったこともあり、何十社と回ってなんとか内定が出たという状況でした。 企業で働こうと、博士課程に進もうと、楽はできないのは同じです。企業は当然、金儲けのための組織ですから、ものすごい仕事量やストレスが待っているケースもあります。他方、文系修士の枠は増えているというのに、大学における教職の枠が増えているわけではないことを考えると、研究者への道も安易にお奨めできるものではありません。 自分自身を見つめなおし、安定志向の人間ではないと思ったら、修士課程に進学しましょう。逆に、安定志向の人間だと思ったら、大学院には進まず普通に就職活動をしたほうが良いと思います。 日本は毎年、3万人の自殺者がでて、7万人の大人の家出がでるという国です。生きていくことは戦いです。企業就職すれば辛い目にあうことも当たり前。ただし、企業で働くということには、充実感ややりがいがあります。文系の学問が個人プレーになりがちなのに対し、企業での仕事は集団プレーで、良い同僚や友人を多数、作れる可能性があります。苦労を共にした仲間は、絶対に裏切りません。 どちらも一長一短なのですが、社会に出ると自分の人格を磨けるというのは重要な視点です。人格を磨くだけでなく、教養を鍛えることもできます。私の場合、幅の狭い土台で無理やり背の高い建物をつくったような修士論文になりましたが、専門分野を離れいろいろな経験をし、他分野の勉強をしたりしているうちに、土台の幅が広がっていきます。私の場合、西欧哲学が専攻ですから、世界史の知識、キリスト教やヨーロッパ文学や古典(ギリシャ・ローマ)といったテーマでの認識が広がっていくなかで、「今度、専門科目に挑戦すれば、より高い建物を築けるだろう」という自信が出てきました。 悪い生き方ではありません。ただ安定志向の人間には耐えられないだけです。

kamezirou
質問者

お礼

返信が大変遅れまして申し訳ありませんでした。 ありがとうがざいました。色々自分でも考えているのですが、 自分が安定志向かそうでないのか、結論は出せません。 ただこれからの時代、安定を求めたところで先がどうなるかは 分らないと今は思っております。このまま社会に出ても後悔する と判断できれば、進学したいと思います。

その他の回答 (2)

  • pusai
  • ベストアンサー率38% (451/1161)
回答No.2

就職活動から逃げるのではなく、就職が不利になることを理解したうえで目的を持っているのであれば、進学することをお薦めします。 > 育英会から奨学金をうけようと考えています。 これは日本育英会のことですかね? 日本育英会のほかにも育英会はあり、日本育英会と同時に受給することができるところもあります。 また、そのほかにも将来の返済が不要な給付型奨学金などもありますので、育英会以外の奨学金のチェックもしておいたほうがお得です。 私の場合、日本育英会(無利子)+給付型奨学金(高額)+給付型奨学金(小額)と3つを重ねることで、学費負担をかなり軽減できました。 給付型にはいろいろ条件が付きますが、それも踏まえてチェックをしておくことをお薦めします。 意外と掘り出し物が眠っていることもあります。

kamezirou
質問者

お礼

お礼を申し上げるのが大変遅れまして申し訳ありませんでした。 貴重なアドバイス、ありがとうございます。そうですか、そこまではチェックしていませんでした。なんとか調べてみます。

  • my3027
  • ベストアンサー率33% (495/1499)
回答No.1

夢があれば、後で後悔なんかしません。大学院に行くことをお薦めします。但し、以下を考慮下さい。 ・お金を出してくれるのは親なので、親に相談して承諾を得る。 ・記載されていて就職に不利なのは理解されてると思いますが、今の売り手市場が院卒後どうなってるかわかりません。そのリスクを理解しておいて下さい。 ・学部で就職して、辛い思いをした時「あの時院へ行っていれば」と思うでしょう。逆に院へ行って就職に苦労しても、それはチャレンジした結果なので後悔は無いと思います。

kamezirou
質問者

お礼

早速のご回答、ありがとうございます。親は学費は自分でなんとかしろと言っていますが、実家から通う分には家賃はとらないと言ってくれています。育英会から奨学金をうけようと考えています。少なくともうちの大学院ならほぼ全員出ているようなので。院卒後のリスクは以前から考えておりました。ただ、確かに行かなかった後悔の方が重いような気が、やはり自分でもします。

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