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「金あまり」とはどういうことですか?
「金あまり」という言葉を最近よく聞きますが、「金あまり」ってつまりどういうことですか。 通貨の供給量が増えれば、通貨の希少性が失われるので、通貨の価値が下がってインフレになりそうな気がするのですが、そうすると、結局通貨の価値の総体は増えない、というか「金あまり」でない状態に落ち着くのではないかと思うのですが・・・。 それとも、消費されるでもなく、貸し付けられるわけでもないお金がたくさんあって、漂流しているという状態なのでしょうか。 しかし、いくあてのないお金がたくさんあるということは、資金の貸し手(売り手)がたくさんいるということで、金利が下がりそうなものですが、そうなっている話は世界的にはあまり聞きません。 あるいは、金利を下げても借りてくれる人がいない、ということになると、消費に回されるお金が増えそうですが(日本のバブル期のように)、そうすると、今度はやっぱり一般の財が希少になって、結局インフレになりそうなものですが。 うーん、???です。 自分は、現在法律を学ぶ院生で、経済学は大学学部時代に少し学んだ程度で、正直詳しくないのですが、認識の誤りも含め、「金あまり」の正体について教えていただけると助かります。
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回答ありがとうございます。 この根っこには、ドルおよびアメリカ経済に対する評価が過剰だったことがあるようですね。ドルの準備外貨としての地位が、ドルの評価を一定程度高めていたということですが、これにユーロが加わったために、ドルに対する需要は相対的に低下して、ドルの価値は、近年特にユーロなどに対して下がり続けているのも頷けます。 この書き込み以降の他の方も含め、回答ありがとうございました。