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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ドリルで穴が開くメカニズム)
ドリルで穴が開くメカニズム
このQ&Aのポイント
- ドリルで穴が開くメカニズムについて、その理屈や切削の進行に関して詳しく知りたいです。
- ドリルの刃先にはチゼルという箇所がありますが、実際には切削に関与しない役割を持っています。
- 切削が進むためには、チゼルが当たった箇所が弾力的に引っ込むことが必要ですが、金属製の対象物がそんなに簡単に凹むとは思えません。なぜ切削が進むのでしょうか?
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おっしゃり通り、中心には刃がないです。 しかも、切削速度は、理論上0となります。 ただ、10mmの鉄棒は曲げることはできなくても、1mmの針金なら曲がります。0.1mmの針金ならくねくねですよね。 中心の刃がない部分を少なくすれば、切削抵抗は少なくなります。 逆に、チゼルが大きいと抵抗が大きく、下手すると折れるか、空回りします(焼きつくといいますが) そこで、このチゼルに両側からV溝を掘り、中心部でX型にさせるわけです。それをシンニングと言って、切削抵抗を減らす重要な刃先の仕上げとなります。その手のドリルは、一般的な118度の先端角を持たず、130度ぐらいになって、平面で削るようになってます。 OSGさんや、ナチさんでコーティングされたドリルのことです。 これはセンターをもんでおく(ポンチを打つ)必要がないので、1工程減らすこともできますし、高速で送ることも可能です。 中心部で何が起きてるかということを簡単に解説すると、チゼルで押し分けて(ポンチを連続で打つ形)肉を左右に持って行って、それをすくい角のついた刃が切り取って行くということになります。 大工道具の△の錐は、木材を切削すると言うより、木材を外に押し分けで進み、外の刃で削ってる形になっています。
お礼
大変分かりやすいご回答、有難うございました。