• ベストアンサー

主張の方向を読み取る

今野矢茂樹さんの論理トレーニング101題という本をやっているのですが、筆者がこの中で言う「主張の方向」というものが、あまりに漠然としていて良く理解できません。一体「主張の方向」とはどういうことなのでしょうか? この質問も漠然としていますが…宜しくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • dddluiddd
  • ベストアンサー率68% (42/61)
回答No.1

「主張の方向」とは文と文、段落と段落などの関係(前後関係)において、 その内容が変化しているか、あるいはしていないかです。 「主張」というと「言いたいこと」と考えがちですが、 ここでは「実際に言っていること」まで広げられています。 例えば問6(手元にあるのが2005年度の25版ですので違うかもしれませんが)です。 第一段落は、 「権利と義務をはっきりさせる契約という慣行はは日本ではまだ確立していない。 (知人の紹介で信用できたので契約書をとらなかった。)」 という内容です。 第二段落はどうか。前半部は、 「紛争が予見できるなら、契約など結ばない。つまり契約を結ぶこととは相手を信用することだ。」 となっています。 つまり「信用できたから契約しない」→「信用するから契約を結ぶ」と、 「主張の方向」が変化していますね。 後半部は省略しますが、このように「主張の方向」とは 「言いたいこと、言っていること」が前後で変化しているか、していないかということです。 同じことを言っていれば主張の方向は変化していないし、 反対のことを言っていれば主張の方向は変化しているのです。

aki6hito
質問者

お礼

返事遅くなりました…とても詳しい解説ありがとうございます! 接続詞があって、ある程度+-とか因果などの関係がハッキリしていると掴めるのですが、接続詞がなくて、難解な文が連続しているとサッパリになってしまいます。これは一体なんの力が足りないのでしょうか?

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

その他の回答 (1)

  • dddluiddd
  • ベストアンサー率68% (42/61)
回答No.2

具体的にどのような文章が理解しにくいと感じていますか? というのも、僭越ながらアドバイスをしようにも、今の段階では 「たいていの場合その前提となっている知識の有無に左右される」といった 一般論的なアドバイスしかできそうにないのです。 (とはいえ、わたしも難解な文章にはいつも泣かされている身なのですが。)

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A

  • 【論理学】オススメの独習用書籍を教えて下さい

    30半ばにして、脳トレの一環として始めてみた論理学に 興味を抱き、時間のあるときに勉強を続けていこうとして いる者です(数学とは縁のない私立文系卒です)。一日 1~2時間であれば、読書時間を確保できます。 これまでに、入門の入門として下記の書籍を読みましたが、 今後のステップアップとして、ご推奨の論理学に関する 書籍があればご教示下さい。 ・入門!論理学~野矢茂樹著 ・論理学~野矢茂樹著 ・論理学入門~三浦俊彦著 とても興味のある本としては、  ・論理学をつくる~戸田山和久著 が気になっていますが、当方、読書速度が遅いため、分量に 圧倒され挫折する可能性が高いです。 既述の通り、「脳トレ」の一環として学習し始めたので、当面の ところ(半年以内)目標としては、論理学の中級程度(が、どの レベルか解らずに書いております)をおいてみたいと考えております。

  • 論理学での質問

    同一律を公理系LPから導出するときの質問なんですけど、野矢茂樹さんの論理学の本では次のようになってます。 1.A (1)DRの仮定 2.¬A (2)背理法の仮定 3.A∧¬A (1)(2)1.2と結合 4.A (1)2.3と背理法 5.A⊃A 1.4とDR やってることは理解できるんですけど、最初の仮定Aを仮定であり導出と見てDRを適用することはできないんでしょうか? 1.A (1)仮定であり導出 2.A⊃A 1とDR というふうに考えたんですけど、これはダメなんでしょうか?

  • 【論理学】公理系LPの同一律について

    同一律を公理系LPから導出するときの質問なんですけど、野矢茂樹さんの論理学の本では次のようになってます。 1.A (1)DRの仮定 2.¬A (2)背理法の仮定 3.A∧¬A (1)(2)1.2と結合 4.A (1)2.3と背理法 5.A⊃A 1.4とDR やってることは理解できるんですけど、最初の仮定Aを仮定であり導出と見てDRを適用することはできないんでしょうか? 1.A (1)仮定であり導出 2.A⊃A 1とDR というふうに考えたんですけど、これはダメなんでしょうか?

  • 【論理学】公理系LPの同一律について

    A⊃A [同一律]を他の定理を証明するときに、どのように使うかが理解できません。 具体例として、矛盾律 ¬(A∧¬A)の証明にて、 【証明】  (1)A∧¬A [1]背理法の仮定  (2)A∧¬A [1](1)と同一律  (3)¬(A∧¬A) (1)(2)と背理法 ・・・出典「論理学」(東京大学出版)野矢茂樹著(17刷 P.216)より ここで、(2)と(3)の意義が理解できません。 そもそも、(1)で仮定していることを、なぜ(2)として、同様の論理式を記述する必要があるのか? そして、なぜ背理法を(1)(2)から導出できるのかが理解できません。 お知恵のある方、どうぞご教示下さいませ。 宜しくお願い致します。

  • 【論理学】シェファーの棒について

    論理学の書籍(「論理学」・・・野矢茂樹・・・東京大学出版会)に紹介 されていた、"シェファーの棒"と呼ばれる記号の意味が理解できません。 曰く、当該論理記号の表記は"|"の一種類のみで、命題論理を 表現できるらしいのですが、上述の通り、恥ずかしながら記号の意味が わからない状況です。 同書には、丁寧に真理値表も掲載されていたのですが、記号を日本語へ 翻訳できないため、一般的に使われる(?)論理記号である、∧、∨、¬、⊃ への変換ができません。練習問題として掲載はされていましたが、解答を 見ても疑問は解消されておりません。      (参考・・・真理値表)        P  Q  P|Q        1  1   0        1  0   1        0  1   1        0  0   1 稚拙な質問で大変恐縮ですが、お知恵の拝借を賜りたく存じます。 宜しくお願い致します。

  • 【論理学】二重否定について

    独学で論理学を勉強し始めた社会人です(前提知識ゼロ)。 二重否定について、教えて頂きたく質問させて頂きました。 質問点は2点です(下記IとIIについて)。 以下 中央公論新社刊 「入門!論理学」2006年9月25日発行 野矢茂樹著 P.60~61より引用 >>引用開始 「ある状況で『Aではない』と正しく主張できるのは、その状況で『A』と主張するとまちがいになるとき」 この規定に従うと、二重否定「(Aではない)ではない」が正しく主張できるのは、その状況で「Aではない」 と主張するとまちがいになるときだということになる。 ここで、下記3つの場合についての関係を見てみる。 (1)「A」は正しい。 (2)「Aではない」はまちがい。 (3)「(Aではない)ではない」は正しい。 (2)と(3)は否定の意味からして同じものである。・・・I だから、いま特に考えたいのは(1)と(2)(3)の関係です。 (1)が言えていれば(2)と(3)は言えるのか。逆に(2)と(3)が言えていれば(1)は言えるのか。 まず(1)から(2)が言えるかを見る。 (具体例のため中略) 一般に、「A」が正しいとわかっているとき、「Aではない」はまちがいです。つまり、(1)から(2)は 問題なく言える。 (2)が言えれば、否定の意味から、(3)「『(Aではない)でない』は正しい」も言える・・・II つまり「A→(Aではない)ではない」は成り立つということです。 <<引用終了 【質問内容】 まずIについて  なぜ、(2)と(3)が否定の意味からして同じと言えるかがわかりません。 次にIIについて  なぜ(2)が言えれば、否定の意味から(3)「『(Aではない)ではない』は正しい」と言えるかがわかりません。 かなり基本的な内容だと思うため、恥ずかしく思っております。 論理学の知識のある方、ご教授下さいますよう、宜しくお願いします。

  • 私が読むべき本を教えてください

    私の探していると思われる本をどうか予想してください。 私は大学二年生なんですが大学に入るまで全く本を読んでいませんでした。また、頭も他人よりあまりよくありません。そのせいかほとんどの本は理解できません。 わたしにとってほとんどの本は意味不明で理解不能です。どれほど私の理解が劣るかというと例えば哲学のジャンルの本だと、入門中の入門といわれる「ソフィーの世界」、「14歳からの哲学」、「子供のための哲学」(永井均)「無限論の教室」(野矢茂樹)などを読みましたがわかりませんでした。すべて読みながら考えれば考えるほどもやもやするばかりで頭が破裂しそうになります。しかしそんな私でも今まで出会った本の中でたった二冊だけ理解でき、さらに読んだ時ドーパミンが驚くほどでた本があります。今まで小説を含めて100冊以上は読んだことありますが、そのような本には出会ったことがありません。その二冊は「高校生からのゲーム理論」(松井彰彦)と「ふくしま式200字メソッドで『書く力』は驚くほどのびる」(福嶋孝史)という本です。松井彰彦さんの本で理解できる本はそれだけです。福嶋さんの本は内容が似ているものも多いのでそれ以外にも何冊か理解できます。この二冊の内、少なくとも前者を読んだことがあり、かつ私なんかより遥かに多くの本を知っている方にお伺いします。大変ばかである私でも理解できる本、すなわちその二冊とふいんきの似ている本を教えていただけないでしょうか?小説でも評論文でもジャンルは何でもかまいません。本だったら何でもいいです。何十冊でもかまいません。どうか私の理解できる本をおしえてください。お願いします。念のためもう一度いいますが私は14歳からの哲学さえも理解できないひとです。

  • 野矢茂樹『「論理哲学論考」を読む』(ちくま学芸文庫)

    野矢茂樹『「論理哲学論考」を読む』(ちくま学芸文庫) を読んでいるのですが、どうにも理解できない部分があります。 (ちなみにいわゆる哲学は素人です。のため、『論考』を読んでも討ち死にです。) 『論考』における要素命題の独立性と野矢氏が?言うところの解説なのですが、  『論考』ではある要素命題から他の要素命題が導かれること、  あるいはある要素命題が他の要素命題と矛盾しあうということが説明できない。  むしろ積極的に、要素命題はお互いにそのような論理的な関係に立たないことを主張する。  『論考』のこの主張を「要素命題の独立性」と呼ぼう。(p.145) とあります。そしてその「要素命題の独立性」の解説として、  一般に、命題Aから命題Bが帰結するとき、  命題Aの真理領域は命題Bの真理領域に含まれている。  また、命題Aと命題Bが両立不可能なとき、  命題Aの真理領域と命題Bの真理領域は共通部分を持たない。(p.150) とあります。ここまでは理解できるのですが、直後の、  それゆえ、二つの命題AとBが相互独立であることは、両者の真理領域が  共通に重なる部分と重ならない部分とをともにもつこととして捉えられる。(p.150) とあるのですが、 なぜこれが要素命題の独立性と言われるのかが理解できません。 ここでの解説は「一般に」とあるので、これは『論考』そのものからではなく、 p.150の引用の最初のふたつをそれぞれ「包含関係にあること」「両立不可能」とすると、 みっつめの引用はそれ以外の可能性として「重なる部分もある」しかないため、 これを「独立性」と考えているのでしょうか? 重なる部分があるのになぜ独立と捉えることができるのでしょうか?    

  • 論理的に話すための訓練

    私は論理的に物事を考えることを苦手にしています。上司からも論理的に話すようにと注意されます。今まで、多くの論理に関する本を読んできましたが、効果がでません。最近、本屋で論理トレーニングという本を見つけました。トレーニング本ならば、論理的な考えが身につくのではと思いますが、いかがなものでしょうか?

  • 論理学、正しい演繹かどうか分かりません

    野矢茂樹先生の新版論理トレーニングの課題演習で次のような問題がありました。 次の推論は、演繹として正しいか、誤っているか。誤っている場合はどうして誤りなのか説明せよ、というものです。番号は私がふりました。 あるクラスの学生について調べたところ、(1)倫理学をとっている学生は誰も論理学をとっていなかった。また、(2)哲学をとっている学生は全員論理学をとっていた。このことから、(3)倫理学をとっていない学生だけが哲学をとっている、と結論できる。 私の考えは、以下の通りで正しい演繹ではないとなりましたが、ベン図を書くと結論は正しいようです。書籍に解答が無く困っています。どなたかご教授お願いします。 倫理学をとっているをA、倫理学をとっていないをa、 論理学をとっているをB、論理学をとっていないをb、 哲学をとっているをC、哲学をとっていないをcとする。 (1)はA→b、(2)はC→B、これらを前提として(3)a→Cと結論できるかが問題となっている。(1)の対偶はB→aであるから、(2)と併せてC→aは成り立つ。a→CはC→aの逆であるため、正しい演繹とはいえない。

このQ&Aのポイント
  • DCP L2535DのLANケーブル挿入口が見当たりません。どこにあるのかわからず困っています。
  • DCP L2535DのLANケーブル挿入口が見つからないです。どこにあるのか教えてください。
  • DCP L2535DのLANケーブルを接続する方法がわかりません。お手数ですが、教えていただけますか。
回答を見る