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なぜ科学技術が発展しているのに、労働時間は減らないの?

goottttの回答

  • gootttt
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回答No.9

少々説明が先走ってしまったかもしれません。もう少しゆっくり説明します。 殆ど同じ事の繰り返しになりますが再説明します。 >それがなぜかが知りたいのです。 繰り返しになりますが、生活を豊かにする事を優先するのは、皆が40年前の生活をしたくないからです。そんな生活耐えられないからです。 美味しい物を食べたいし、パソコンやエアコンも欲しいし、夜遅くでも買い物をしたがっているからです。 また全ての人が労働=辛いだけの時間と判断しているわけではないのでしょう。 ですから一日8時間週5日程度の労働はやむをえないと判断しているのです(余暇より所得を優先)。 >後者を選択するとすれば、根拠は何ですか? その根拠は現在の平均労働時間です。 前記した通り、40年前の生活水準で構わないならば週2、3日の労働で生きていく事はできます※。しかし、皆それをしていないのは、それ以上の生活がしたいと判断しているから、沢山働いているのです。 ちなみに40年前の生活水準では、暇があってもやる事が無いです。(40年前の日本ではレジャーは自然関係などに限られていたでしょう) 正直質問者さんは40年前の生活を美化しすぎだと思います。 犯罪率や平均寿命等から見ても当時の生活は『今の人から見れば』悲惨なものです。当時はそれが当たり前だったからこそ耐えられたのでしょうが、今の日本ではそんな生活を望む人はごく少数だと思います。 >なるほど、ということは、goottttの認識では日本は先進国に入らないのですか? ですから、より一般の話をすれば設備が常に最新である日本を始めとした先進国の労働時間は大抵下がっており生活水準は須らく上がっていますが、設備が殆ど無い貧困国ではあまり変わっていません。 ※ ちなみに、技術革新により作業効率が上がった場合、長期的に最終的にその恩恵を最も受けるのは生産者ではなく消費者です。 例えば、車を作る効率が2倍に上昇した場合。最終的には、車を作る労働者の給料が2倍になるのではなく車の価格が1/2になります。(コレは極論で実際は労働者の給料も多少上がります)。 だからこそ技術革新の影響は広く平等に広まるのです。 逆に、食糧生産技術は国内農家が40年前と技術水準(耕地面積)が変わっておらず、さらにそんな効率の悪い国内農家を守る為に高い関税がかけられているので、食費は40年前と変わらない高い水準なのです。また医療などのサービス業もかかる人手が殆ど変わっていないので高く付きます。 また技術水準の上昇と反比例して石油などの価格も上がっているので光熱費も高く付いています。

ararky
質問者

お礼

度々の詳細なご説明本当にありがとうございます。 確かに40年前の生活水準は劣悪ですよね。私もそう思います。現代は、パソコンもあるしコンビにもあるし車もオートマが当たり前だし。私は、現在の生活水準に満足しています。(といっても一般的に見れば全然豊かでないですが、車もないです) もし、gootttさんも満足いっていらっしゃるのなら、仮に科学技術の発展した10年後になったとして、さらに生活水準を上げたいか、それとも生活水準をキープし労働時間を減らしたいかどちらでしょうか。もし、前者を選択される場合は、goottttさんはお仕事がお好きということですよね。でも、もし後者を選択したいという人間が現れたらどう思いますか?選択する「権利」はあるとお思いになりますか?それともそのような人間は現れないとお思いになりますか? 私の疑問の回答は経済学より哲学や心理学の領域なのでは、という気もしてきました。40年前の生活を美化しているわけではないのですが、100年前の生活水準に比べれば格段にいいはずですよね?そう考えると、おそらく現在の生活水準は100年後の生活水準に比べれば劣悪なものになると思いませんか?納得いくレベルになれば、生活水準向上をストップさせ労働時間短縮の方向に切り替えるのか。それとも、人間は労働時間短縮なんかせずいつまでも生活水準を向上させていくのか、ということを考えると非常に頭がこんがらがってきます。 >前記した通り、40年前の生活水準で構わないならば週2、3日の労働で生きていく事はできます※。しかし、皆それをしていないのは、それ以上の生活がしたいと判断しているから、沢山働いているのです。 本当に皆が「判断」してそれを選択しているのでしょうか?「判断」の余地なしに選択せざるをえない人はいないでしょうか?

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