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銀塩時代の古いツァイスレンズをデジタル一眼カメラで使うにはどうしたらよいでしょうか?
こんばんわ。カメラ好きの皆様等おりましたら御享受願いたいのですが、銀塩時代の古いツァイスレンズをデジタル一眼カメラで使うにはどうしたらよいでしょうか? なにか良い教えや機種等のおすすめがあれば教えてを頂けると幸いに思います。
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- sionn123
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bass_rogerさん こんばんは 古いツアイスレンズと言っても京セラ(旧ヤシカ)のヤシカ/コンタックスマウント用レンズ・ローライSL35シリーズ様のQBMマウントレンズ・コンタレックス用のレンズ(マウント名が解らなくてごめんなさい)・旧東ドイツのツアイスイエナー製M42マウントレンズ等沢山の種類が有ります。最低でもどのマウントのレンズかまたは何のカメラ用のレンズなのかが解らないと答えられません。最低でもその程度の事は記載して下さいね。今回は#1さんのお礼よりヤシカ/コンタックスマウント用のレンズと言う事が解りますから、回答が出来ますが・・・。 本来はそのカメラ用の専用レンズを使うのが一般的ですが、「マウントアダプター」と言うマウントの変換部品を使う事で専用以外のマウントのレンズを使える場合が有ります。マウントアダプターを使う事で他マウントレンズでも使える様になる条件としては、 ・使うボディよりもフランジバックが短いこと。 ・使うボディよりも可能な限り大口径であること。 と言う条件があります。後はご自身でマウントを変換するアダプターを自作するなら話が変わりますが、多くは販売している製品を使う場合が殆どなので、マウントアダプター自体が売っていることが条件になるかもです。 マウントアダプターとしては、近代インターナショナル(http://www.kindai-inc.co.jp/mount.htm)・ハンザ(http://www.hansa.jp/html/shousai-madoptor.html)・エレフォト(http://elefoto.hp.infoseek.co.jp/slr2.htm)が有名所です。 以上社のHPを見て頂くとお解りと思いますが、キヤノンEOS用とオリンパスEシリーズ様がヤシカ/コンタックスマウントレンズを取り付けられるアダプターとして販売されている事がお解りになると思います。 マウントアダプターを使って専用マウント以外のレンズを使うと言う事は、AF等の今風の便利な機能を見捨てる事を意味しています。ピントはMFで合わせる等の現在のカメラと比べて使い難くする事を意味しています。まずはそれでも良いのかどうかです。それと現行の一眼レフの殆どはAFでのピント合わせを前提に考えていますから、MFでのピント合わせはし辛しです。デジタル一眼レフ後発のメーカーとしてペンタックスは、後発だけに他社に無い特長としてMFでのピント合わせがし易いと言う事を謳い文句に販売しているメーカーですから、使えるならペンタックスが良かったんでしょうね。残念ながらペンタックスのKマウントボディーにヤシカ/コンタックスマウント用のレンズを取り付けられるマウントアダプターが発売されていませんので、使いたくても使えないのが欠点です。 キヤノンで言えばセンサーサイズが種類あり、1番大きいセンサーサイズを採用しているフルサイズ機(例えばD等)だったら大型センサーの画像を表示するファインダーとして大型のファインダーを搭載している関係で、MFでもピント合わせがし易いと思います。例えばキッスDシリーズ等のAPS型センサー搭載機では、慣れの問題でMFでもピント合わせをして出来ない事は無いのですが、し辛い事は事実です。もちろん絞り込んで使う前提なら問題は無いでしょう。 オリンパスの場合はキッスDシリーズ等のAPS型センサーよりも小型のセンサー搭載機ですから、基本的にはキッスDシリーズ同様にMFでのピント合わせはし辛いです。しかしオリンパスには「ライブビュー機能搭載機」(E-330・E-410・E-510)があり、ファインダーでのピント合わせがし辛くても液晶モニターでのピント合わせが可能ですから使って使えないカメラでは無いです。 今までのヤシカ/コンタックス用のカメラと同感覚で使うなら、キヤノンのフルサイズ機(5D等)、今までのカメラとチョット違うけどコンパクトデジカメ感覚で使うならオリンパスのEシリーズの内「ライブビュー機能搭載機」を使うと良いでしょう。 私自身趣味の世界では色々なレンズをマウントアダプターを介して使って来ました。銀塩カメラではレンズ毎の描写の違いを写す事が出来て楽しい世界では有ります。同じ事をデジカメでも可能かと考えてデジカメでもマウントアダプターを介して各種マウントレンズを使って見ましたが、結果は???でした。それは技術向上したデジカメと言えどもセンサーの性能がまだまだフィルムには追い付いてない部分として、各種レンズの描写まで写しえられないと私は解釈しています。したがってツアイス独特のあの描写をデジカメで再現したいと考えてヤシカ/コンタックスマウントレンズを使いたいと考えているなら、お辞めになった方が良いでしょう。使い勝手も悪くなりますし、マウントアダプターと言う高価な部品を買わないとならないのですから・・・。「ツアイス」と言うレンズブランとは「キング オブ レンズ」と言われ描写的に世界一と評される事のあるレンズですが、それは銀塩時代のお話であってデジカメにおいては私は「過去の遺産」と考えています。 しかし、手持ちの機材を有効活用したいと言う事で考えるとヤシカ/コンタックスマウントレンズと言えども高性能なレンズですから十分使えるレンズです。そう言う感覚で使われたらどうでしょうか??? 以上より予算が許されるならキヤノンの5D等のフルサイズ機・低価格で何とかしたいならオリンパスのEシリーズで「ライブビュー機能のある機種」から選択されたらどうでしょうか??? 色々書きましたが、何かの参考になれば幸いです。
- x530
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キヤノンのデジタルカメラにコンタックスレンズを取り付ける場合は、撮像素子がフルサイズの1Ds系と5D、撮像素子がハーフサイズ?の普及機種があります。 EF-Sマウントの普及機種のほうが、コンタックスレンズとの相性が、より、良いのですが、私はヤッパリ、フルサイズ機をオススメします。 EF-Sマウントの普及機種はプリズムなどのファインダー回りも小さく、肝心のファインダー像も小さいく見難い欠点があります。 見難いファインダーはマニュアルフォーカス機で使うには大問題です。 コンタックスMFレンズは、当然ですがデジタルカメラで使用することを考慮した設計ではありません。 広角レンズでは、教科書どおりの周辺光量の落ち込みが発生します。 周辺部での像の流れも目立ちます。 それでも、近年、コンピュータ上での現像ソフトの高性能化により、ワンタッチで周辺光量の補正や流れを目立たなくさせることが出来るようになりました。 現像ソフトが高性能化したため、古いレンズが活かせる環境が整備されつつあると小生は感じています。 小生は、キヤノン純正のソフトウェアではなく、株式会社 市川ソフトラボラトリーの「SILKYPIX」を現像ソフトとして使用しています。 このソフトは古いレンズのデジタル補正に(偶然か?)向いているようです。 http://www.isl.co.jp/SILKYPIX/japanese/ 小生はローライフレックス3003(35ミリカメラ)を愛用しているので、コンタックスと兄弟関係のカールツァイスレンズ群を数本所持しています。 デジタルカメラはキヤノンのEOS-5Dに普段はディスタゴン1,4/35HFTを付けっぱなしです。 ディスタゴン1,4/35HFTの絞りを開き気味の時の、芯はシッカリしているけどほんのり柔らかい描写。 今、こういう写りをするレンズが無いのが残念です。 キヤノンのEOS-5Dは9月で発売から丸2年を迎えます。 恐らく、一年以内でモデルチェンジ(低価格化)すると予想します 今、購入するよりも、あと、暫く待ったほうが得策だと思います。 コンタックスとローライのディスタゴン1,4/35 http://rlfc.world.coocan.jp/PlaywBody/Rollei/3003/HFTDistagon35.html
- x530
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RTSやAXならば、ヤシコン(ヤシカコンタックス)マウントです。 ヤシコンマウントのレンズを現行のデジタルカメラに取り付ける場合には注意点があります。 ・ヤシコンマウントよりもフランジバックが短いこと。 レンズとボディの間にマウントアダプタを挟みます。 (ボディ+マウントアダプタ)の厚さがコンタックスRTSなどのボディマウントよりも厚くなると、レンズの無限大が出なくなります。 ・ヤシコンマウントよりも可能な限り大口径であること。 (ボディ+マウントアダプタ)の分、ボディマウント直径が小さくなります。 コンタックスレンズはディスタゴン1.4/35やプラナー1.4/85などの鏡胴後部まで大口径のガラスが一杯詰まったレンズだと、取り付け不可能になる可能性があります。 現行のカメラボディのマウントでは、キヤノンEOSマウントが大口径で、且つ、フランジバック(レンズマウント部-撮像素子)の距離が短く、ヤシコンレンズとの相性は良いです。 キヤノンEOSマウントには2種類存在します。 通常のフィルム時代から存在するEFレンズマウント。 デジタル専用レンズ向けのEF-Sレンズマウント。 次のレンズはすべてのEOSボディで使用可能のEFレンズマウントです。 ・16mm F2.8〈フィッシュアイ〉・15mm F3.5・21mm F2.8・25mm F2.8・28mm F2.8 ・35mm F1.4・35mm F2.8・50mm F1.4・50mm F1.7・85mm F1.4・135mm F2.8 ・28~85mm F3.3~F4・35~70mm F3.4・35~135mm F3.3~F4.5・80~200mm F4 ・500mm F4.5 次のレンズはデジタル専用レンズ向けのEF-Sレンズマウントで使用可能です。 ・100mm F2・180mm F2.8・200mm F2・300mm F4・100~300mm F?5~F5.6 ・60mm F2.8C<マクロ>・60mm F2.8<マクロ>・100mm F2.8<マクロ> ・Mutar T*I(2x)・Mutar T*II(2x)・Mutar T*III(1.4x) 次のレンズは、レンズの製造時期によってはデジタル専用レンズ向けのEF-Sレンズマウントでも干渉する場合があります。 ・18mm F4・45mm F2.8 キヤノンのデジタル一眼レフは撮像素子の大きさが3種類あります。 プロ用のEOS-1D系とEOS-1Ds系とEOS-5Dは大きな撮像素子を持つEFレンズマウントです。 特にEOS-1Ds系とEOS-5Dは35ミリフルサイズの撮像素子を搭載しているので、コンタックスレンズの良い点・悪い点をすべて明らさまに晒してくれます。 (周辺光量落ちや周辺像の流れなど・・・フィルムとデジタルの特性の違いによるもので、コンタックスレンズはデジタル用の設計はされていません。愛嬌だと思って楽しみましょう。) 反対に、撮像素子の小さなEF-Sレンズマウントのキヤノンデジタルカメラは、コンタックスレンズの一番美味しい中心部分のみを切り取り撮影するわけです。 EOS-1Ds系とEOS-5Dでも中心部分のみをトリミングすれば、撮像素子の小さなEF-Sレンズマウントと同じ、写りを楽しめます。 それと、測光方式は、実絞り測光によるAEが使用できます。
- x530
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古いツァイスレンズとは、ヤシコンマウントのレンズでしょうか。 それとも、ローライQBMマウントのツァイスレンズでしょうか。 ヤシコンマウントやQBMならば、マウントアダプタを使用することでキヤノンEOSデジタルなど、各社のデジタルカメラで使用できます。 マウントアダプタはキンダイやハンザから発売されています。 もちろん、フランジバックの関係から、制限のあるカメラマウントもあります。 コンタックスI~III型の旧コンタックスマウントレンズをライカMマウントで使用するのならば、ヘリコイド付き距離計連動マウントアダプタがあります。 私も使っています。 しかし、現在は中古でしか手に入らないようです。 距離計非連動の製品は、入手可能です。 http://www.kindai-inc.co.jp/mount.htm http://www.hansa.jp/html/shousai-madoptor.html
お礼
貴重なアドバイスありがとうございます。実は自分マウントにあまり詳しくなくて情けないのですが、補足です。レンズはプラナーやテッサーなどでコンタックスのカメラ(RTS,ST,AXなどに使用)時代にそのまま使用していたものです。もしこれで使用する方法があれば教えて頂けますか?素人で申し訳ありません。
お礼
本当にご丁寧にお答えして頂き感謝致します。すごく参考になります。 EOS-1Ds系とEOS-5Dを調べてみたのですが、やはりなかなかの お値段ですね。すぐには手が出ないですね。さすがに。 やはりデジタルの世界は銀塩時代より未だ進化の過程でもあり、自分の知識力があまりにも貧しいことに気がつきました。今まで友人が京セラのカメラ修理に居たせいもあり、CONTAXのボディ以外には触ったことも見たこともなかったし、京セラが撤退することも予期していなかったので非常にデジタルに億劫になっておりました。しかし最近やはり大切に扱ってきたレンズ達を見てなんとかまた復帰させてあげたい気持ちになりご相談させていただきました。やはり経験のある方のご意見は非常に参考になります。ありがとうございました。他にもなにかご教授願えればうれしく思います。