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デジタルカメラ用レンズの明るさ

35mm銀塩カメラに比べて、デジタルカメラのレンズは焦点距離が短く、F値も明るいものがほとんどですが、これは露光面積が小さいからと考えてよいのでしょうか? そこで、一眼レフデジカメなんですが、35mm用のレンズを取り付けた場合、焦点距離は変わるようですが、開放F値も変わるんでしょうか? ちょっと勘違いが入っているかもしれませんが、どなたかお教え願います。

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  • nuts
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回答No.2

同じレンズを銀塩カメラにつけてもデジカメにつけても、「焦点距離」は変わりません。変わるのは(フィルムまたは受光体のサイズによる)「画角」です。大雑把に言うと、銀塩写真で中心部の範囲だけトリミングして引き延ばせば、印画紙は同じサイズでも望遠レンズで撮影したような印象になりますよね。それと同じです。焦点距離が変わらず、もちろん口径も変わらないので、開放F値も変わりません。 逆に、違うサイズで同じ画角をとらえるためなら、小さいサイズなら焦点距離の短いレンズを使えばいいわけです。ちなみに、受光部分の対角線と同じ焦点距離が、ほぼ標準レンズの画角になります。 単焦点レンズはともかく高倍率ズームレンズどうしで比較すると、デジカメのほうに明るいレンズが多いような気がしますね。35mmフィルムのサイズをカバーするのを前提に大口径のレンズを作ると、とてつもなく巨大になり、コストも上がります。一眼レフカメラの総合カタログがあったら、同じ焦点距離(たとえば35mmや100mm)で口径の違うレンズのサイズや価格を比較してみてください。 デジカメ用でも事情は同じなのですが、受光体そのものが小さいので、そこからみると巨大でも人間の感覚としてはたいしたサイズではなく、実用的な範囲に納まるというだけでしょう。35mmフルサイズフィルムの対角線は約2インチで、デジカメのCCD素子が仮に1/2インチとすると、レンズの大きさは1/4で済むわけです。

gooriken
質問者

お礼

丁寧なお答えありがとうございます。 なるほど、レンズの構造が変わらないのに焦点距離や開放F値が変わるわけはないのですね。 受光素子の面積が小さいがために、写る範囲が小さくなり画角が小さくなって望遠ぎみになるわけですね。 で、35mm用レンズを付けた場合は無駄があって、デジカメの受光素子専用にレンズを設計した場合は余裕ができるので相対的に大口径、となるわけですか。 どこか間違えてたらご指摘いただけますか? 以上、ありがとうございました。

その他の回答 (1)

回答No.1

F値というのはあくまでも 「レンズの口径」と「焦点距離」の比です。 (ここで「レンズの口径」という表現は正確ではないですが) 「F1.4」の明るさを「1:1.4」などと表記したりします。 デジタルカメラって明るいレンズが多いですか? 私の印象とは違いますが・・・。

gooriken
質問者

補足

ズームレンズでもF2~3の開放F値になっているのは明るいと思うんですが、いかがなもんでしょう? 明るい、という言い方がおかしいですか?

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