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音楽雑誌のライターか編集の仕事をやりたい
(他のカテゴリでも同じ質問したのですが、カテゴリを間違えたかなと思ってこちらに質問しなおさせていただきます。) 雑誌のライター、特に音楽関係の雑誌のライターまたは編集者になりたいと思っている高校3年生です。 現在、大学進学にしようか、専門学校にいくか迷っています。 専門学校のほうが直接的で、即戦力になるように育ててもらえると思いますが、親にはつぶしが利かないといわれてしまいます。また、雑誌ライターになりたくても、音楽全般や音楽ビジネス全体について学ぶほうがよいのではないかともいわれています。収入面でも、専門学校卒と大卒では差がつくともいわれています。 東京に住んでいるので、大学も専門学校もあり、いずれにも音楽ビジネスコースがあります。但し、専門学校のほうには音楽ライターコースというの具体的なコースもあります。今のままの成績ならば大学も指定校推薦で行けると思います。 専門学校のオープンスクールに行き、私の気持ちは専門学校に傾いているのですが、親からは大学のほうもオープンキャンパスとかに行って比べてから決定しなさいといわれています。 大学と専門学校のどちらを選んだほうがよいのでしょうか? ご意見をお聞かせ下さい。
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質問者が選んだベストアンサー
出版関係者です。大学と専門で迷うのなら、絶対に大学に 行きましょう。専門学校を出れば即戦力になれるというのは 幻想に過ぎません。せいぜい専門用語を人より早く覚えるか どうかくらいの差です。 編集系の専門学校を出た人の就職先としては、小~中規模の 印刷会社が多く、出版社に入れる人はごくごく一握りです。 これまで出合った人の中で専門学校出身者は2人しかいません。 いっぽうで大卒は、もちろん東大や一橋、早慶はたくさんいますが、 日東駒専やそれ以下のレベルの人も少なからずいます。 はっきり言いますが、専門学校に行くメリットはほぼゼロです。 音楽の専門学校に行ってもプロミュージシャンになれる可能性が 高くなるわけではないのと一緒です。 次に、これは基本として押さえてもらいたいのですが、ライターと 編集者はまったく違う職能です。編集者が出版社を辞めてライターに なることはありますが、ライターが編集者になることはメッタに ありません。なので、どちらになりたいのかをあらかじめ自分で 決めておく必要があります。 編集者になった場合、自分が思うような記事を担当できるとは 限りません。Jポップが好きなのに洋楽CDの紹介ページを担当 するかもしれませんよ。これは会社という組織に所属する以上は 当たり前のことで「 ○○担当の編集者になりたい 」というのは 単なる身勝手に過ぎません。 しかし、編集者は自分で企画を考えて実行することができます。 誰それの連載をはじめたいとか、こんなバンドが流行っているので 特集したいといった企画を立ち上げることが可能です。 いっぽうで、ライターはフットワークが軽ければ自分の好きな ジャンルを取材できます。ですが基本的にフリーの商売なので、 音楽誌にがっちり食い込まないとなりません。どうやれば食い 込めるかは、それこそ音楽ライター全員が知りたいことであり、 王道など一切ありません。 また、ライターの能力について言うと、音楽ライターのように 特定の取材対象に密着するジャンルでは、文才よりも人付き合いの 上手い下手が大きなファクターとなります。正直なところ、人と 違った評論を書けるかどうかなんて、編集者から見ればどうでも いいんです。それよりもミュージシャンや関係者にガッチリ食い 込んで、いつでも取材できる状況を作れるかどうかが重要です。 あと、締め切りを守ること、徹夜で原稿を書けること、ちゃんと 挨拶ができることや遅刻しないことも大事です。たまに「 私は原稿 が遅いから 」と言い訳するライターがいますが、「 そういう寝言は 芥川賞でも獲ってから言え 」と怒鳴っています。
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- 10ken16
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大学へ行くことを勧めます。 大卒じゃないと、選べる企業の範囲が狭まります。 専門学校へ行っても、 せいぜいが線も女御を知ったり、仕事の手順を憶えたりと、 通り一遍の知識(業界に入れば数ヶ月で分かる程度の)しか 身に付かないでしょう。 「自分だったら、こう書く」「自分だったらここを深める」 これは、その分野が好きなら誰もが思うことです。 ファミコンが好きな人なら、ファミコンの記事だって、 「自分なら…」と思うでしょう。 でも、それを仕事にするときには、 客観性と独自性という相反するものが必要です。 こういうことは、専門学校ではあまり学べません。 例えば、あなたが好きなジャンルの音楽について、 経済的側面・社会的側面・歴史的側面、 あるいは演奏技術や音楽的意義、ゴシップ記事 それぞれの切り口で書けるでしょうか? 編集というのは、書くことだけでなく どのような切り口で書くかも、自分では選べません。 それに対応するには、少なくとも 専門外まで渡る広汎な知識が必要です。 それを身につけるためにも、大学へ行くことを勧めます。
お礼
回答をありがとうございます。 自分の書きたいことだけを考えていたら、いつまでも書けないということですね。 知識を広げるためには大学に行くことが必要だということもわかりました。
前回の質問へのアドバイスと同じで、 「行けるのであれば、大学に行ってください」というスタンスは変わりませんが。 逆に聞きたいと思います。 ・質問者さんはなぜ「ライター」になりたいと思ったのですか。 ・ライターと呼ばれる職業の実態について、どの程度知っているのでしょうか。 教えていただければ、もっと良いアドバイスをできるかもしれません。
補足
回答をありがとうございます。 ・ライターになりたい理由は、音楽雑誌を読んでいて、「自分だったらこう書く」とか「自分はもっとこういうこと知りたい」と思うことが多いので、実際に自分で書いて多くの人に見てもらって満足してもらえ、それが仕事となったらいいなと思ったからです。 ・ライターと呼ばれる職業の実態については、それを仕事としている人は身近にいないのですが、広告代理店と雑誌編集していた人がいて、編集者とライターではたどる道は違うとだけアドバイスを受けました。 また、専門学校の説明会にいくと、なれるように思えてくるのですが、専門学校の勧誘はプロだからとも言われています。
- yappazura
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四大に行ったほうがいいと思います。 大手の出版社は4大卒しかとりません。 というか、応募資格がないです。 編プロで経験を積んで、中途採用という方法もありますが、断然楽なのは4大ですね。 選択の幅を広げるためにも、大学に行くべきだと思いますよ。
お礼
回答をありがとうございます。 大手には早々入れないだろうと思っていますが、何れにしろ厳しく競争の激しい世界なのですね。
お礼
ご回答をありがとうございます。 さすが現場の人の言葉ですね。迫力と説得力を感じました。 現状ですと、東大-早慶は無理だろうし、日東駒専も危ないかもしれません。 でも、やりたい仕事のために引き下がらないことも必要だとも思っています。 夏休みにじっくり考えます。