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肉体労働の賃金が低い事について

hirobomの回答

  • hirobom
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回答No.11

頭脳労働が高所得で肉体労働は低所得と必ずしも決まっているわけではないと思います。例えば、公営(都営、市営)バスの運転手さんは年収1000万を超える人が3割いるそうです。バスの運転手さんはどちらかといえば肉体労働でしょう。それに、大型二種免許はとても合格率が低くて難しいものなのか、というとそうではないですね。バスの運転手さんは運転時間8時間、拘束時間(終点での折り返し待ちやお昼ごはん、点呼など)は16時間までとなっているようです。 一方で公立学校の先生で1000万もらえる人は校長クラスの人だけです。年功序列の公務員の世界にも関わらず、私の教えていた愛知県立の50代の高校の数学の先生(学年主任もやっている)は700万円台だそうですよ。朝8時から部活の指導などで帰るのは夕方6時、家に帰ればプリント(教材)作りで終われます。土日だって部活の練習や大会で丸一日つぶすことも当たり前です。部活を受け持たないというなら、クビ同然で山間部の不便な学校に飛ばされること間違いなしです。進学校に行けば自分より頭のいい生徒に教えることもあってヒヤヒヤものですし、まともに教えられなければ批判されて学校を異動させられるでしょう。どう考えてもバスの運転手と比べると安すぎます。有名国立大学を出て、難関の教員採用試験を受けて、とても難しい数学の微分積分を教えてもこの程度です。ましてや小学校の先生なんて500万円台です。学級崩壊でノイロウゼになりそうになって頑張っても声を張り上げてもこんなモノです。  要は公務員と民間とで、給与体系に問題があるのではないでしょうか。地方公務員では頭脳労働と肉体労働の差はありますが、民間ほどはありません。上に述べたように肉体労働のバスの運転手さんの方が頭脳労働の学校の先生より高い場合もあります。それはクビにできないし、年功序列と決まっているので歳を取れば上げざるを得ないからです。それは不景気の厳しい時代でも、オートメーション化の進んだ現代でも関係なしです。昔は肉体労働の人も大勢必要だったので、需給の関係から肉体労働でも給料が高かったのでしょうね。それが今でも続いているのでしょう。  一方で民間はどうでしょうか。厳しければ会社全体の給与を下げざるをえません。まず、どこからクビを切るか、給与を下げるかという話になります。例えば製造メーカーだったらどうか。肉体労働は機械にやらせればよいので、クビを切ります。そして給料も下げます。嫌ならやめればいいのです。外国人労働者が自給800円で喜んでモノを作ってくれるのですから仕方ないですね。  仕方ないと言っても、勿論私が今のように肉体労働の人が年収200万とか180万とかでは話にならないと考えています。最低、全員が300万を確保できる世の中であってほしいと考えます。  長々と話しましたが、質問者さんの意図は主に「民間の場合の頭脳労働と肉体労働の格差」をおっしゃっていると思います。それはやはり、需給関係にあると思います。人材としての価値はそんなに変わらないと思いますよ。だって、モノを作る人がいなくなったらそれこそ製造業はおしまいですしね。でもその仕事をできる人が多いのなら労働供給過剰で低所得になってしまいますね。  もっとも、現在の肉体労働の低所得化の進行は企業が労働基準法を守っていないし、何より働いている人自身が労働基準法をよくわかっていないこともあって、ちゃんと労働基準監督所等に申し出ることができないことも問題です。一人で申し出ると会社内でイジメにあったりするので、一致団結することが大事です。難しい話ですけどね。

garcon2000
質問者

お礼

バスの運転手は高所得なのですか。熟練労働者という面があるのでしょうかね。学校の先生がそんなに過酷なことをやっているとは思いませんでした。そういう特例もあるのですね。あとは、やはり安易な労働?は買い叩かれているということですね。

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