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後を継ぐか悩んでいます。(家族経営)

親の後を継ぐかどうか悩んでいます。 母は倒れてしまい、現在は父と姉夫婦と私でやっています。 もともとは姉夫婦が継ぐ予定だったのですが、度々の衝突や意見の違いもあり、継がないという結論を出しています。 父はワンマンで、(起業する方はそうでないとやってこれなかったのかもしれないとも思いますが)私や周りの人の意見は「経験がないんだから」等のキツイ言葉で、一蹴してしまいます。また自分のミスには甘く、周りのミスを責めるように言います。(本人には自覚がないようです) 夢のある熱い人で悪い人ではありませんが、他人を信用できず、認めない部分もあります。周りの人と穏やかに話し合おうとしないので、些細なことでもすれ違い、険悪になってしまいます。 私はこの仕事が、好きですし、こうしてみたいという夢もあります。 ですが、一般企業に就職した経験もなく、ずっと家族経営をしてきたので甘い部分が沢山あります。 継ぐのであれば、何を言われても覚悟の上で経営しなくてはならないと思いますが、家族であるがゆえに感情が先に立ってしまい、冷静な判断が出来ないときがあります。父を凄くストレスに思うこともあります。。 現在、店は表面上、問題なく営業できていますが、みんなの気持ちがバラバラで、モチベーションの低いまま、このままずるずると営業していたら、いずれ酷い赤字になっていきます。 両親を喜ばせたいとも思いますし、親孝行もしたいです。 私も昨年結婚したので、旦那さんとも話していますが、簡単に決められず一年以上も答えが出ないままです。 継ぎたい、継がない方がいい、と両方の考えが交互に浮んでしまいます。 いよいよ結論を出すときなので、経験者の方や、色々なご意見が聴きたいと思い投稿させて頂きました。どうぞよろしくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • phj
  • ベストアンサー率52% (2344/4489)
回答No.4

#3です。 家族と言っても、世代も考えかたも違いますので、なかなか「うまくいく」方法ってみつからないですよね。 ただ、継ぎたい意思があって、こうしたいという夢があるなら、お父様とお話合いをしてみたらいかがですか。 最初は仕事の時間を避け、食後の団欒などのときに、相談という形で、「後を継ぐこと」と「やってみたい夢」を話されてはどうでしょうか。 最初は間違いなく、反対とかそれではうまくいかないとか否定的なことをお父様はおっしゃるでしょう。 でもそれは当然のことです。私も自分で実権を握ってもう10年近くなりますが、経営するということは、誰かに(たとえお父様でも)指示されて仕事をおこなっているのとは、全然別の次元なのです。 ですので、お父様が言われる反対理由を、質問者様は理解できないでしょう。でも、きっとお父様は正しいのです。 質問者さまは「やってみなければ分からない」ということをおっしゃると思います。これも正しいのです。 しかし、お父様が見ているのは「その覚悟」です。自分で経営の矢面に立ち、こうやりたいと決めたら、成功するも失敗するも自分の覚悟しだいです。 長年、経営者であるお父様は、多分そのことをよく分かっているでしょう。だから否定的なことを言うのです。それを吹き飛ばして何度でも、同じことを繰り返し繰り返し、お話することで、「その覚悟」がお父様に伝わるのではないかと思います。 だって、お父様にお話しするのは、ちょっと嫌な気分になること意外は、リスクはゼロですよね。 しかし、経営者になれば、嫌なこともリスクもとっても多いのです。 ですから、お父様を繰り返し説得する程度のことが出来なければ、経営なんかできないんです。 「その覚悟」が出来れば、厳しさは後から付いてきます。決断をしなければならないときが必ず来るからです。

nonobara
質問者

お礼

>しかし、お父様が見ているのは「その覚悟」です。 まさにその通りです。仰るとおりの過程を通ってきました。 最後に、父は「やらせてください、と言わなければやらせない」と言いました。 そう言われたときは、返事ができませんでした。「継いであげよう」くらいに思っていました。 いつも「対 父」で、「対 経営」の考え方ではなかったのです。父に認めてもらえなければすぐ諦めていたんですね。 真剣に考えたとき、それでは駄目だと思いました。だから不安になりました。でも、もう覚悟を決めたいと思います。 適切なアドバイスをありがとうございました! もし、差し支えなかったらphjさん(前回の回答でphiさんと書いてしまいました。失礼しました。)の経験をもう少し聞かせてください。 phjさんは先代を追い出す形で経営を始めた、とおっしゃっていましたが、 どうしてその道を選んだのですか?

その他の回答 (4)

  • phj
  • ベストアンサー率52% (2344/4489)
回答No.5

#4です。参考になれば・・ あまり詳しくはかけないのですが、基本的な方針が違っていたからです。先代は会社を興してから20年ほど、自分で経営してきており、その経験から、「家族経営なのだから無理に大きくするのではなく、適度でよい。」という考え方でした。 しかし、家族経営といっても通常の従業員もいましたし、当時はバブルの後遺症がだんだん経営を圧迫している時期だったため、私は拡張路線を取りたいといったのです。 このとき、私が一番に感じていた問題点は、「誰が責任を負うか」という点でした。 もともと先代は、長男に会社を任せかけていたため、自分は少し引退した状態でした。そこに長男が辞めると言い出し、私が後を継ぐことになったのです。 長男との1年間のみの引継ぎ期間を経て、私が後を継ぐ形になったため、その後のフォロー(取引先への挨拶や商習慣など)は先代が私に教える形になりました。私自身は別の職種で営業経験を持っていたため、だんだん問題点が見えてきました。また長男が先代から変えた方針もあり、先代はそこに問題が生じるということも理解していませんでした。 また、先代は基本的には私に任せるつもりだったため、指示だけだして会社に来ないということも起こりました。 それでも「責任を負ってくれるなら」私もそれでよかったのですが、家族経営だから無理をしたくない・自分は会社に来ない(報告を受けない)・指示だけ残す・長男が変更したため指示と実情が合わない・あとの解決は私の能力、という体制ではとてもじゃないですが仕事ができません。 特に足かせになるのが、ほかの家族です。 つまり、誰かがトップとして取捨選択をきちんとしなければならない状態だったのです。 ですで、私は決断し、先代(長男も)の影響力を排除し「私の指示に従わないならやめてもらってよい。できないなら私がやめる」と宣言したのです。 すでに長男が去って、後継者問題が重要であるとほかのものも理解していましたので、私の指示を優先し、先代を引退状態とすることになりました。 また、この後まだ色々と問題はでるのですが、一応10年ほど会社をつぶさずに、規模もちょっと拡大して営業しています。「その覚悟」が皆に伝わり、継続的にその意思を皆に伝え続けたことが、会社をつぶさずにすんだ一番の理由だと思っています。 質問者さまには姉夫婦がいらっしゃり、一緒に仕事しているのですよね。ちょっと心配です。 経営って理屈じゃないんですよね。ちょっとした感情の行き違いが大問題になることもあります。特に家族の場合は、解雇するわけにもいきませんので、こじれると大変です。 質問者さまが「覚悟」を決めて走り出したら、どのような場合でも「覚悟」を鈍らせるような事態には、毅然と対応しなければなりません。特に家族が相手の場合はなおさらです。 私は従業員を解雇したこともありますが、それのほうがよっぽど楽です(心は痛みますが・・・) もしそれができないときは、その時点で会社の経営を降りるほうがよいでしょう。そのほうが被害(質問者様だけでなく全員の)が少なくなります。 私のいる業界は家族経営が多く、やはり先代と現社長の確執が表面化するところも多いです。しかし長年付き合っていると、後を継ぎごたごたが収まった会社の新社長は、晴れ晴れとした顔と毅然とした決意をもっているように感じられます。 質問者様の大変だと思いますが、ガンバってください。

nonobara
質問者

お礼

お話し頂いてありがとうございます!じっくり読ませて頂きました。 >つまり、誰かがトップとして取捨選択をきちんとしなければならない状態だったのです。 取捨選択、というのはやはり一番大事な問題ですよね。。店の方針が 一つに定まっていないと、グラグラします。。 実際に父も経営と家族を割り切れないところがあり、従業員にするように 直接、指示するようにはせず、1人でどんどんやっていたので、その不満と私達の気持ちがすれ違っていた感じです。 私もトップは必要だと思いました。でも継ぐにしてもしばらくは父をトップにするのが、暗黙の了解だったので自分の気持ちがそこにひかかっていたのも事実です。 でも、色々考えていて、自分達がトップになって経営をできるのか、と 思ったら、できなくはないでしょうが、なんの知識をもっていないことに 気づきました。今、継ごうという意志を固めていますので、父がトップの 間、学ばせてもらうという気持ちでやっていこうと思いました。 そして、現場で話し合う、ということが全く無くなっていましたので コミュニケーションをとっていこうと思います。 やっぱり、時々は嫌な思いをするとは思いますが、、それだけのことと 割り切っていくように頑張ってみます。 >経営って理屈じゃないんですよね。ちょっとした感情の行き違いが大問題になることもあります。特に家族の場合は、解雇するわけにもいきませんので、こじれると大変です。 姉達は、今のところ、出て行く予定なのですが (旦那さんがやはり家族経営は(3つの世帯ではさらに)うまくいかない、という考えの持ち主なので)、仕事は腕のいい人たちですし、 私はできれば残ってもらいたいとも思っています。 いずれ、経営をとるか、家族をとるかの選択があるかもしれないですね。。 それも覚悟しておきたいと思います。 本当に色々ありがとうございました!! おかげで自分の気持ちが固まりました。 これから、自分の旦那さんとも話し合って、頑張っていこうと思います。

  • phj
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回答No.3

私も同じような状況がありました。 私の場合は結果として、先代を追い出し私が実権を握るという形になりました。 #2の場合でも、私のような場合でもどちらもかなりつらい思いをすることになると思います。 その覚悟が出来ないなら、継がないほうが良いでしょう。 いづれにしても、個人企業の場合は、先代が引退した後、必ず売り上げが落ち込みます。 それを盛り上げ回復するには、それなりの時間や社内の改革が必要です。いづれにしても、衝突をさけたいなら、継がないほうが賢明です。 ただ、軌道にのり5年から10年ほど立てば、先代も後を継いでもらって良かったと思うようになるでしょう。 どちらが親孝行だと思うか、ということに尽きます。

nonobara
質問者

お礼

phiさん 実権を握ってもやはりつらかったですか。。。 経営する、上に立つということは、誰と対しても衝突抜きではできない、と いうことですよね。そうですよね。父だけじゃないですよね。 最高の親孝行は、やはり継いで成功させることだと思います。 返信していて気づいたのですが、やはり私は「継ぎたい」という意志は あって、うまくいく方法を考えているんだな、と思いました。。 家族経営しても、家族がいがみ合わない方法。店も家族も 上手く行く方法・・・・でも、そんな明快な答えはないですよね。。。 こんなことで悩んでいて、経営者としてやっていけるのでしょうか。 私の弱点は厳しさがないところです。

回答No.2

私も同じような状況です。 No.1の方が >城の崩壊(倒産)」につながりかねません。 それを「未然に防ぐ」ためには「問題点」となる部分を、あらかじめ補強しておくなり、少しづつ「見なおし」を図って、壁を作りかえる準備を計るなりしておく必要があります。 と、言われていますが、私もそういった危機感を感じてはいるのですが、言っても「経験がない」で人の意見を聴きません。 何を言っても喧嘩になるなら、何も言わない気持ちになり、最近はどうでもいいや~って感じで仕事してしまってる自分がいます。

nonobara
質問者

お礼

hanabi_senkouさん 周りには同じ環境の人がいないので、とても参考になります。 ありがとうございます。 家族経営ってどこも同じような状況なのですね・・・ 私も喧嘩になって険悪になるのが嫌で、その場をなるべく穏やかに、と やり過ごしてきました。でも、そうしていたら 店自体にも影響が出てきてしまいました。みんなのやる気が 全くあがらなくなってしまって。私も含め、陰でお互いの愚痴を言って 慰めあってるだけです。なかなか上手くいきませんね。 私はサービス業なのですが、どこから勉強すればいいのか。 とりあえず、尊敬する社長さんや女性経営者の本を買ったりしてみました。

  • tomban
  • ベストアンサー率26% (2616/9771)
回答No.1

言ってみれば「お父さんが積み上げた城壁」なわけですね?。 お父さんがお父さん流に選別し、積み上げた石で出来た「城壁」が会社である、と仮定してみました。 そうすると「どこにどのように」石が詰まれて使われているかが不明瞭な部分が散見できるはずです。 「城壁」は現時点では「耐えて」機能してくれるでしょうが、もし「修理(問題)」の必要が生じた場合「どこをどうすればいいのか?」がわからないと大変なことになるでしょう。 下手をすると「城の崩壊(倒産)」につながりかねません。 それを「未然に防ぐ」ためには「問題点」となる部分を、あらかじめ補強しておくなり、少しづつ「見なおし」を図って、壁を作りかえる準備を計るなりしておく必要があります。 そのために「経験の未熟」はとても痛いファクターと言えますね。 それをカバーできないと辛いものがあるでしょう。 最終的には質問者様の「愛情」にかかっているのではないか、と思います。 会社への愛情、お父さんへの愛情、ということです。 昔のことを振り返ってみてください。 あなた自身が「お父さんが会社経営をしたことによって」どんな出来事がありましたか?。 嫌なことも、良いことも有ったと思います。 それらの「思い出」を振り返りながら「自分にとって会社の存在とは何だったのか?」を問い直して欲しいと思います。 そして結果、あなた自身が会社に「関わる理由」の一端を見つけて行ければ良いのではないでしょうか?。 歴史は繰り返します。 旦那さんとの間に「子供」をもうけられたとき、その「お子さん」に対して胸を張って自分がやっていることを言えるようであれば素敵なことですね。 「過去」を思い出しながら「未来」に夢を見て欲しいです。 もし、もっと「違う生き方」を自分がしたいと望むのならば、その時は「思い出」として、会社のことは胸にしまっておけば良いことです。

nonobara
質問者

お礼

tombanさん わかりやすい例をありがとうございます! そうなんです。まさに父が創り上げた城。私達は石をせっせせっせと 運んできました。でも、城がどうやって立っているのか、中は どうなっているのか全くわからないのです。だから、私達だけでは修理もできない。 父もそれをわかっているのですが、自分から聞きに来るもんだと 思っていて、また、気分によって一方的に怒られたりするもので 聞くのやめよ・・・となってしまいます。 自分にとってここは何か。 親への愛情、ここへの愛情。。。そうですね。その気持ちで 乗り越えられるのか。。もう一度考えてみたいと思います。 素敵な回答をありがとうございます。 子供に胸を張れる生き方をしたいです。

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