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ニートが増えたのはなぜ?

milkymickの回答

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  • milkymick
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回答No.4

もともとニート(NEET-Not in Employment, Education or Training、就業・就学・職業訓練のいずれもしていない人)という言葉は、イギリスの若年者雇用政策の問題分析の研究リサーチのなかで作られた造語です。これは、本人のやる気や意欲にかかわらず、“社会構造”としての就職難問題を指摘したものです。 それが、日本でこのニートという言葉が一気に広まったのが、玄田有史・東京大学助教授の『ニート――フリーターでもなく失業者でもなく』という著書で、彼が意欲と就業関係を結びつけて論じたことから、ニート問題は本人のやる気のなさや目標の不明確さに結びつけられて論じられるようになりました。 したがって、ニート問題で、本人のやる気との関連で論じるのは日本的な状況です。もともとのイギリスのNEETという言葉には、「働く気のない若者」というイメージはありません。(このあたりの、日本特有のニート観については、いくつかの反論がではじめています。例えば、本田由紀『「ニート」って言うな』(光文社)など) >皆さんはどちらの考えが正しいと思われますか? わたしの個人的な意見を述べさせていただくと、どちらの見方も必要。 ただし、今の日本社会では、個人のやる気のなさを正規雇用になれないことの原因にして、就職難や雇用構造の変化などの、社会的要因をほとんど考慮していないことは、はなはだ問題だと思います。 >ニートの増加に歯止めをかけるような解決策 まず、ひとつめには、問題をきちんと分けること。 「意欲のない若者」「目標が決められない若者」ということと、「就職難」「正社員労働から派遣労働への切り替え」などの社会構造的な問題によって就職できない人とを区別すること。 ふたつめには、教育的支援の必要性 意欲がない若者に対しては、何がしたいのかを見つめるようなキャリアプランニング的な教育支援が必要。また、働く意欲がある人についても、このニートが増えた時期の25-35歳の人たち(「失われた世代」と言われている)に対しては、家にひきこもっていたり、短期やパートの仕事で仕事のキャリアが詰めていないので、それを埋め合わせるような職業訓練が必要。 三つめには、再チャレンジできる就業への道の確保 小杉礼子さんが「日本では高校卒業・大学卒業時にすぐに会社に就職しないと、ニートに陥りやすい」と指摘しています。つまり、日本では、就業に有利な機会が、学校卒業時の期間に限られていて、これを逃すとなかなか就職的ないシステムになっています。とくに、いちど正社員についての離職なら転職が可能ですが、卒業時になにも職についていないと、ほとんど正規職員で働くことが困難です。このような社会的なシステムを改め、卒業してから年数がたっても、就業できる仕組みなり支援なりが必要。

renon2
質問者

お礼

私もmilkymick様と同意見なんですが、学校ではこうした話は一切されません、何か不都合な事でもあるのでしょうか?

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