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連帯保証と連帯債務
先日、住宅ローンの申し込みをしたのですが、契約書の控えを確認してみたみたところ、「連帯債務」で申し込んだはずが「連帯保証」と表示がされていました。 こちらは「連帯債務」で契約したものと思っていたので、とてもショックです。。。 今から変更は可能でしょうか? 借り入れ金額と年数は変更ありません。 よろしくお願いします。
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メリットとしては、住宅ローン減税による還付を受けるときを考え、連帯債務にしたかった、ということでしょうか?この還付は納税者の税額から持分に応じて控除を認める制度ですから、還付の二重取りはできませんし、債務者それぞれの実際の納税状況によって還付額が変わってくることがありますので、納税見込額とメリットの確認をまず済まされることをお勧めします。 その上で、ですが; 1.本申込みのときに、事前相談等の段階で連帯債務と話していたのに違った…ということであれば、直ちに業者・申込み金融機関に連絡を取って申込み修正の手続きをとれば何とかなるでしょう。 2.もう契約書に署名、決済、登記も済んでるところで気が付いたんだけど、ということであれば、これは少し面倒です。何しろ、金融機関(+あれば、保証会社)の了承のもと原契約の変更を目的とした条件変更契約を締結することがまず必要ですが、既に設定済みの住宅ローンの抵当権を連帯債務の住宅ローン債務を担保するものにしてしまうための変更登記も必要になりますので(印紙代や登記費用等がかかります)。 契約書に連帯債務となっていたのを早く気づかれていればよかったのですが…もう後知恵でしょうか。 もし気づかれていなかったので今から条件変更を希望、ということであれば、金融機関との交渉により修正することになります。この場合、金融機関サイドも自らに非が認められないようなケースでも、債務者が費用を負担されるのであれば、取引関係等諸事情勘案のうえ条件変更に応じることはあります。 具体的手続きですが、まず金融機関と相談しましょう。それで金融機関が応諾するには、いろいろ条件をつけてくると思われますが、最低限、旧連帯保証人(新連帯債務者)が団信に加入できることが前提のことがほとんどでしょう。よって、健康状態に問題があればややこしいことになります。 また、条件変更契約・変更登記をする直前の段階で、連帯債務者全員の実印、住民票または外国人登録証(お名前からすると、中国籍の方かもとお見受けしましたが…)、それから免許証等が必要になります。住民票の移転等で再登録が必要になっている場合は、事前準備をお忘れなく。
お礼
丁寧でわかりやすい説明で、大変うれしかったです。 ありがとうございました。