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アナウンサーの日本語(例:ふいんき)

アナウンサー(年齢関係無く)を代表に書きましたが、テレビを見ていると よく気になる言い回しがあります。 「そういう”ふいんき”を持っている」 この「ふいんき」って当然ですが間違いです。 変換をかけても「不陰気」とか正確に変換されません。 当たり前ですが「ふんいき」が正解です。 恥ずかしながら私も5・6年前までは「ふいんき」と言っていました。 このように気になる言い回しとか皆さんありませんか? もしよければ御意見を御願い致します。 (これを耳にすると「プロなのにレベル低いな~」って思っちゃう私は古くさいのかな・・・) ちなみにATOKでは間違い訂正で正しく変換されます。

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  • ベストアンサー
  • sasai
  • ベストアンサー率38% (306/795)
回答No.11

「檄(げき)を飛ばす」は、ありとあらゆる人が「活を入れる」の意味に誤用していますね。 「檄(げき)」の文字が「木へん」であるということからも分るように、本来は激励や援軍要請のための手紙「檄(げき)」を早馬を飛ばして相手に届けることだったのですが、今はもう間違いの方が幅を利かせてすっかり「活を入れる」の意味になってしまいました。 辞書にも今はそのような意味でも載っています。 NHKのアナウンサーは一時「檄(げき)を入れる」と、言ったことがあります。 まさしく移行期だったのでしょうか。 「全身全霊」を「全知全能」と言い間違える人も後をたちませんね。 自分のことを言うのに「全知全能をかけて、がんばります」みたいな言い方です。 スポーツ選手や監督・政治家にもいました。 「全知全能の神」というように、オールマイティという意味だということがわかっていないのですね。 また大忙しの作業のことを「大車輪」というつもりで「自転車操業」と言ったアナウンサーもいます。 単純なところでは「車座(くるまざ)」を「しゃざ」と言ったアナウンサーも。 その人は転勤先の地方局でも顔を見るたびに、わが家では「しゃざのひと」ということで、認知されています。 まあ、人間ですから、間違いの無いはずはないと、私も自分を含めてそう思ってはいますが。 あと、テレビのスーパーも、最近特に同音異義のひどい漢字を使ったり、言葉通りでなく、よく意味を考えながら聞けば間違えるはずに無い間違いを、平気でテロップにしていて、気の毒に思うこともよくあります。 ちょっとしたミスで意味がとんでもなくなって、誤解を招きかねないと思うことも。 勿論、ギャグとしてではなく、です。 国語能力の低下を日本人全体のこととして、痛感しています。

conpo
質問者

お礼

私の知人にこの事を話したら、アナウンサーも悪いが、ニュースの記事を書いたり、文章校正担当の人間の知識低下が根源にあるのではないかという指摘を受けました。 ユースのスーパーなども校正にかけられるとは思いますが、差別用語や放送コードばかり気にしてるのか、間違った日本語が氾濫しています。 基本的に校正担当のレベルを上げないといけないのかもしれません、しかしアナウンサーも記事を受け取って、丸呑みしている感があるので、それもどうかと思います。 しかし「全知全能をかけて、がんばります」は恥ずかしすぎますよね。「くるまざ」を「しゃざ」も最悪のレベルのように思います。

その他の回答 (18)

  • sasai
  • ベストアンサー率38% (306/795)
回答No.19

まだ締め切られていないので、再び。 前回「檄(げき)を飛ばす」を書いた「ささい」です。 2~3点、思い出しましたので。 アナウンサーのみならず、よく耳にするのが「押しも押されぬ」です。 言うまでもなく「押しも押されもせぬ」が正しいのですが、世の中何でも言葉を短縮する風潮があるのか、「押しも押されぬ」はけっこう幅をきかせています。 それと「綺羅、星のごとく」は、数十年前から「キラボシノゴトク」と読み、また、発音される方が圧倒的に多いように思います。 これは、中国の古典から来ていると思うのですが、もともとは漢文で、読み下し分としては「綺羅であること星のごとく」が、いつのまにか、日常文や会話の中にも登場するようになって、縮められ、活字で読むとき、書いた人は「キラ、ホシノゴトク」だったものが、間違って読まれて 流通したのではないかと推測しています。 もうひとつは、某局の看板アナウンサーが、多用してハラハラしたのですが、「せざるを得ない」を「せざる、おえない」と、明らかに妙な一呼吸を置いていた時期がありました。 今は、直っていますが。 これは、このサイトの書き込みにも、けっこう目に付いて気になった時期もありました。 「せざる終えない」という表記もけっこうあったり。 言葉は生き物ということは承知していますが、気にせず流すことの限界もあり、なかなか大変ですね。 いい質問を有難うございました。

conpo
質問者

お礼

「押しも押されもせぬ」は恥ずかしながら知りませんでした。勉強させていただきました。 ささいさんも指摘していますが「気にせず流すことの限界もあり」という言葉には同感します。 どうあがいても日本人は日本人なので、日本人らしく言葉の文化を尊重して、これからの人生を歩んで行きたいと思います。

  • usapy07
  • ベストアンサー率46% (931/1985)
回答No.18

うちの高校の物理の先生が、面白い先生で、 授業中に「キ○ガイの法則」(一部伏字)というのを 教えてくれました。 100人のまともな人間の中に1人のおかしな人がいると、 「あいつは非常識なやつだ!」とみんなから指をさされるが、 100人のおかしな人間の中に1人のまともな人がいると、 やっぱり「あいつは非常識なやつだ!」とみんなから指をさされるそうです。 何が言いたいかと言うと、 日本の社会の「常識」という概念は多数決によって作られるという事です。 たとえば、広辞苑にも載っている「におい」という漢字ですが、 「臭い」と書いて「におい」と読ませるのも正しい使い方だと記されています。 ではここで問題です。 「くさいにおい」は漢字でどう書くのでしょう? 上の例で言うと、「臭い臭い」と書くのが正しいという事になってしまいます。 これでは、「くさいにおい」なのか「くさいくさい」なのか 「においにおい」なのか「においくさい」なのか、 サッパリわかりません。 このように、突き詰めて考えると非常識なことでも、 多数決で常識と化しているのが日本社会の現状なのです。

conpo
質問者

お礼

このことは話し言葉に限らず、日本人の悪い癖のように思います(私も少なからずそういう傾向にあります)。 心理学的な事かもしれませんが、10人中8人が右の道が正しい(間違いでも)と言われれば、自分が左(正解でも)が正しいと思っていても変な目で見られるのが嫌な場合は、間違いと思っていても使わざるを得ない状況もあるのかと思いました。

  • usapy07
  • ベストアンサー率46% (931/1985)
回答No.17

質問者様に誤解をあたえるといけないので一応・・・ 意外かもしれませんが、 「世論」は「せろん」のほうが正しい読み方です。 世界一受けたい授業?だったかどうか忘れましたが、 何かの情報番組で言ってました。 せろん 1 0 【世論】 国語 英和 和英 カタカナ 漢字 - infoseek マルチ辞書 http://dictionary.www.infoseek.co.jp/?ii=1&sm=1&sc=1&gr=ml&qt=%C0%A4%CF%C0&sv=KO&lp=0

conpo
質問者

お礼

「せろん」「よろん」はもうどちらが正しい言い回しなのか分からないレベルのような気がします。 「世論(よろん)」が正しい日本語化とされた根源は「よろん調査」ではないでしょうか? 私個人的なことしか言えませんが「せろん調査」と言う言葉をテレビで聞いたことがありません。 (聞いたことがないだけで使用されているのかもしれませんが・・・)

  • HPLC
  • ベストアンサー率22% (280/1224)
回答No.16

すいません#15ですが、メッタって滅多ですよね? 滅多の意味の一つに「度を越している様」がありました。 という事は使い方は間違っていないみたいですね。 勉強不足で失礼しました。

  • HPLC
  • ベストアンサー率22% (280/1224)
回答No.15

有名どころですが、スポーツ界のアナウンサーでは既に常識のように使われている「あわや○○~」は酷いですよね。 あわやホームランとなる当たり、あわやバーディとなるパッティング・・つまり「あわや」を「もう一息で」という意味に使っているのですよね。 あと殺人事件等で「メッタ刺し」を使うアナウンサーが多い気がしますが、「メッタ刺し」って言葉いいのですかね?これは正しい言葉としてあるのでしょうか。

conpo
質問者

お礼

この指摘はちょっと感心しました・・・と言うか私も認識を正されました。 あわやとは本来「危うく、すんでのところで」という意味なんですね・・・と言うことは「あわやホームランでした、残念でした打者の○○選手」と言うと間違いですが「あわやホームランでしたが、ピッチャーの○○選手、何とかこの回も凌ぎました」と言うと正解という事になりますね・・・ 難しいです・・・・・

  • koune
  • ベストアンサー率30% (46/149)
回答No.14

#13です。 「最後の牙城」も二重的でなんだかおかしい表現という気がしてきました……。 つくづく言葉って難しいです。 もっと本を読もうと思います……。

conpo
質問者

お礼

話し言葉とは感覚で行う事が多いので、「最後の牙城」等、ついつい言ってしまう事はあるかと思います。 普通は話している時に、一問一句「正しく、尊敬語も二重に言わないように・・・」等と思いながら話す事はまずないと思います、そんな事をいちいちやっていたら、テンポよく会話が進まなくなってしまいます。 しかしやはりあまりにひどい物は多々あるように思います。世論・重複などはまだかわいい部類だと思います。 北海道に出張で行った時に耳に触った言葉で、コンビニで弁当を買った時に「温めてよろしかったでしょうか?」って言い回しをよく聞きました。 初対面の人に「過去にどうだったか忘れたのでもう一度聞いてみます」的な言い方をするのはおかしいと思いました。 「温めますか?」や「温めてよろしいですか?」の方が妥当ですし、言葉数も少ないので楽なはずなのに、北海道ではよく耳にしました。(たまたまかもしれませんが、少なくとも私の住んでいる周りでは聞いた事はありません)

  • koune
  • ベストアンサー率30% (46/149)
回答No.13

こんにちは。 まずは音引きの件(こちらはちょっと専門です)。 「コンピュータ」「コンピューター」この「音引き」表記の件ですが、内閣告示では音引き有り(つまり「コンピューター」)を推奨しています。それに伴い、実はマスコミ各社でも(IT用語に限らず)音引きについての対応は分かれているのが現状です。 各社または業界で独自のルールを持っていることが多く、大概の場合その「ローカルルール」に基づき表記が行われています。なので、正しい・正しくないは現状まったく言えない状況です。ただし、技術者さんほど音引きなしを好む方が多いようです(感覚的に)。 さて、私が気になるアナウンサーの日本語ですが……。 これも日本語の変化に伴い辞書に載ってしまった例ですが、「重複(ちょうふく)」と「世論(よろん)」。じゅうふく、せろん、と聞こえると、ちょっとがっかりします。 他に「とか」。 「東京とか横浜とかで」と、並列してこその言葉ですが「東京とかで」だけだと本来は×。 実は、自分でも使いたくなってしまうのですが(苦笑)。 認められつつある言葉でも、アナウンサーは最後の牙城であって欲しいなと思うのです(無理か……?)

  • usapy07
  • ベストアンサー率46% (931/1985)
回答No.12

>「コンピューター」と「コンピュータ」の違いはなるほどと納得しました。 発音記号を見る限り、「コンピューター」でも間違いではないような気がします。 英語風に発音すれば、「コンピュータ」と切ってしまうほうが、 かえっておかしいのではないでしょうか? com・put・er 国語 英和 和英 カタカナ 漢字 - infoseek マルチ辞書 http://dictionary.www.infoseek.co.jp/?spa=1&sc=1&se=on&lp=0&gr=ml&qt=computer&sm=1&sv=2T

  • Ganymede
  • ベストアンサー率44% (377/839)
回答No.10

〔補足〕 拙文の「『ふいんき』について言うと、音位転換が起こりかけているのかも知れません」に関して補足します。まだ「起こりかけているのかも知れません」という段階だから、私の判断は次のようなものです。 (a) 「『ふいんき』だとばかり思ってた」という人の話は、以前にも聞いたことがある。そのとき私は「バカじゃないの?」と思った。しかし「音位転換」を知って、単純に人のことをバカと思った自分を恥じた。 (b) 「雰囲気」に「ふいんき」と振り仮名を振る人がいれば、誤りである。 (c) 「一音一音区切って発音してみて」と言われて、「ふ・い・ん・き」と発音するのは誤りである。 (d) しかし、種々さまざまな実際の発話行為を聞き咎めて、「今この人は『ふいんき』と言った。私にはそう聞こえた」と、いちいち気にするのは、「ふいんきphobia」ではあるまいか? (e) 連続して発音する時、前後の音の影響などで口腔内では複雑なことが起こっている。それでもアナウンサーともなれば、常に寸分違(たが)わず「ふんいき」と言うことが求められるのでもあろう。しかし、「ふんいき」は「ふにんき」や「ふんむき」と区別して聞こえればよいのである。「ふいんき」という既成の語はおそらくないから、「ふいんき」は「ふんいき」のありがちな音位転換として聞き取れる。ことさらに明瞭に「ふ・ん・い・き」と発音するのは、かえって不自然だろう。 (f) 改めて断っておくと、私は「音位転換だから正しい」と説明しているのではない。話は逆で、音位転換とは実際の発話行為の中で頻出する誤りの一種である。だからこそ、「常に発生し続けるものだ」と理解すれば、むやみに気にもならなくなる。ただし、私は不勉強なので、どういう場合に音位転換が起こりやすいかまでは分からない。

conpo
質問者

お礼

う~む・・・。なるほど~、奥が深いですよね、このようにして、時代と共に[言語]は進化(変化)していくのでしょうね!!

  • Ganymede
  • ベストアンサー率44% (377/839)
回答No.9

(1) 音位転換(metathesis) 語の中の文字・音節・音が入れ替わることを、音位転換(または「音位転倒」など)といいます。 例えば、「山茶花」はどう読んでも「さざんか」とは読めません。本来は、「さんざか」または「さんさか」だったそうです(典拠は17世紀初頭の『日葡辞書』)。しかし、「さんざか」の「ん」と「ざ」を入れ替えて言う人が多く、ついには「さざんか」が定着しました(注1)。 他にも音位転換の事例は少なくなく、「新(あたら)しい」(あらたしの転)、「シュミレーション」(シミュレーションの転)などを挙げる人が多いようです。 さて、「ふいんき」について言うと、音位転換が起こりかけているのかも知れません。要するに、「当然ですが間違いです」というほど単純な話ではないと思われます。 (2) 気になっていた言い回し……「全然良い」 「全然」は、あとに打消しの語や否定的な表現を伴うものだとばかり、私は信じ込んでいました。「全然いい」とか「全然大丈夫」というのは誤用だと、決め付けていたのです。しかし調べてみると、「全然」を肯定的な語と一緒に使うのは昔からあった用法で、漱石の文章などにも出てきます。 それ以来私は、「気になる言い回し」があったら、「気になっている私の方が、教養がないのではないか?」と、勉強してから再判断するようにしています。 (注1) 「さざんか」の音位転換説については、異説もあるらしい。

conpo
質問者

お礼

なるほど~!!! 「全然」の使い方は私も間違いと思っていましたが、そうではなかったのですね!?私も勉強致します。

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