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不定詞の用法
The last tiger to be killed in Singapore was shot in the bar of Raffles Hotel. こういう場合の不定詞の用法がわかりません。 わかりやすく教えてください。
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後ろから名詞を修飾する用法で、広い意味でsomething to eat(食べるもの)と同じ用法です。ただし、something to eatには「何か「を」食べる」という関係(名詞が不定詞の目的語)が成り立ちますが「何か「が」食べる」という関係(名詞が不定詞の主語)は成り立ちません。一方、The last tiger to be killed は「the last tiger 「が」殺される」という関係(名詞が不定詞の主語)しか成り立ちません。 この「名詞が不定詞の主語」が成り立つことは比較的少なく、何でもかんでも使えるわけではありません。たとえば、野球をする少年、を a boy to play baseball とすることはできません。 「名詞が不定詞の主語」になる場合、どこか「予定、運命」のようなものが感じられます。 The man to come 来たるべき人 A nurse to take care of the patient 患者の世話をすることとなる看護士 これらは The man who is to come The nurse who is to take care of the patient のように「関係代名詞+be動詞」を入れることもでき、be動詞+to が「予定、運命」を表します。 質問の文も The last tiger that was to be killed in Singapore was shot in the bar of Raffles Hotel. シンガポールで最後に殺されることになった虎はラッフルズホテルのバーで殺された。 と訳せます。
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- s_t_a_
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to不定詞の用法は3つあって、名詞的用法・形容詞的用法・副詞的用法ですよね。 ここでは、まず文章の構造を考えてみましょう。そうすると、述語動詞(SVOCのV)はwas shotしかないですよね。動詞としてはbe killedもありますが、その前にtoがあるので。 ということはwas shotの前で区切ると、 The last tiger to be killed in Singapore が全部で名詞句(名詞の働きをする単語のまとまりのこと)になりますね。質問の文で行を変えてるのはそのせいでしょうか? では名詞句の中を見ていきましょう。 The last tiger to be killed in Singapore で、メインとなるのは名詞であるtigerで、それ以外の単語は修飾語句ですね。 と、いうことは、名詞を修飾できるのは形容詞なので、 to be killed in Shingapore は「to不定詞の形容詞的用法」ということになります。 「to不定詞の形容詞的用法」は「~するような…」「~すべき…」というような意味になります。よく出てくる例は、 something cold to drink(何か冷たい飲み物(飲むための冷たい何か)) ですね。 ここではto以下がbe動詞+過去分詞になっているので、受動態です。 そうなると、 「シンガポールで殺される最後の虎」 という意味になりますね。ここでは「殺されるべき」というような意味はありません。 したがって全体の直訳(意訳すればもうちょっとこなれた訳にもできますが)は、 「シンガポールで殺された最後の虎は、ラッフルズホテルのバーで撃たれた」となります。 文章自体の時制が過去なので、to不定詞の部分も過去で訳します。 こんな感じでよかったでしょうか?
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丁寧な解説ありがとうございました。
お礼
疑問が解決しました。 (1)The last tiger that was killed ... (2)The last tiger that was to be killed... の違いがわかりました。 「名詞が不定詞の主語」になる場合、どこか「予定、運命」のようなものが感じらる、わけですね。 ご回答ありがとうございました。