• ベストアンサー

馬の筋を延ばしたり尾先を焼いてはいけない理由

goo-par1732の回答

回答No.2

たまたま読んだ塚本学氏著『生類をめぐる政治』の一部に関連した記述があります。 しかし、著者は、「馬のすじのべ禁・馬の尾筋こしらえ禁といったものが、どういう意味をもつのか、よくはわからない」と記されています。 著者は、生類憐み令の中にある「捨子捨牛馬の禁令」が出た背景、そして、実際にはその禁令の方が、犬に関する諸令よりも、早くきびしく、また全国に徹底されたことを数多の文献を参照して、詳しく解説されています。 その一節です。 馬のすじのべ禁・馬の尾筋こしらえ禁といったものが、どういう意味をもつのか、よくはわからないのだが、貞享2-3年(1685-86)のそうした趣旨の令、とりわけ2年の馬のすじのべ禁令は、『加賀藩資料』『永保記事略』『会津藩家世実紀』、尾張藩の『武家命令究事』(その他略)に認められ、全国的に公布されたことが知られる。(略) 馬の筋をのばすのは、禁令以前それほど古くにはじまるのではなく、当時の新流行であったようだ。 戸田茂睡著『紫の一本』には、水戸光圀領のばくろうが、尻のかたちの悪い馬に手こずっていて、あるとき鎌をぶつけて筋を切ったら、それがよくなったことからはじまると伝えている。(略)いい値がつくように馬に手を加える風潮の産物であろう。 私は、馬体のことはまったく知りません。 でも、尻は馬体を推進する力を出す後肢が胴体に連なる部位だから、力強いかたちがよいということぐらいは分かります。

参考URL:
http://www.amazon.co.jp/gp/product/458276018X/250-7281442-2309014?v=glance&n=465392
totan
質問者

お礼

どうもありがとうございます。 全国的なものであろうと推測してましたが、 具体的な資料名もご教示いただき、大変助かります。 私も引き続き調べてみることにします。

関連するQ&A

  • 江戸時代の、加賀藩の四国への国替えの話について

    『江戸時代に、加賀藩が四国への国替えを、江戸幕府より打診された事がある。』という話を聞いた事があります。 その、『加賀藩が、江戸幕府より四国への国替えを打診された事がある。』という話について、下記(⇩)の3つの質問があります。 (1) その、『加賀藩が、江戸幕府より四国への国替えを打診された。』というのは、いつの話で、その理由は何だったのでしょうか? (2) 加賀藩のどの藩主が、その四国への国替えを拒否したのでしょうか? また、その拒否した理由は何だったのでしょうか? (3) 江戸幕府の思惑では、もし、加賀藩が四国への国替えを希望して受け入れたとしたら、その場合、土佐藩等の四国の藩の処遇は、どうするつもりだったのでしょうか? 以上の、上記(↑)の3つの質問の答えを教えてください。

  • 800年の文化 対 動物愛護

    三重県に馬が土壁を駆け上がる「上げ馬神事」なる祭りがあるようです。それは、馬が土壁を駆け上がり、作物の出来を占うと言った方式の祭りで、800年以上の歴史を持ち、三重県の無形民俗文化財にも指定されているらしいのですが、必要以上に馬をたたいたり、無理やり壁を上らせたりする行為が虐待にあたると動物愛護団体が指摘し、三重県の文化財保護審議会が現地調査を行い、その後の警察の調べで、動物に対する虐待の疑いが高まったとして、警察は関係者5人を動物愛護法違反の疑いで書類送検したらしい。800年の文化と動物愛護、どちらが優先され保護されるべきなのでしょうか。

  • 馬の安楽死について。

    馬の安楽死について。 競馬に興味を持ってまだ浅い、32歳の女です。 武騎手が落馬し、騎乗していた馬も骨折して安楽死が決定しました。 無知なので分からないのですが、何故、骨折=安楽死なのですか? それを批判する訳ではなくて、ただの疑問なのです。 今日までの競馬の歴史で、骨折したら安楽死させざるを得ない事情の真実を知りたいと思い、質問させていただきました。 稼げないから殺しちゃえ、という短絡的なものではなく、治療し闘病させる事の方が馬にとっては残酷な事なのだろうと推測しています。 が、具体的に何が馬にとって残酷なのか。 テンポイントも骨折しましたが、治療され、でもその傷から別の病気を発症し死に至った…と知りました。 でも、治療したら必ず別の病気を発症するとは限らないし… 競馬を知らない、ただのギャンブルだと毛嫌いする人に「走れなくなったからって、すぐ殺す。だからギャンブル好きは…」と言われ、「競馬は奥の深いドラマだ」と思っている私は悔しかったのです。 どなたか、「安楽死せざるを得ない事情」を知っておられる方がいらっしゃいましたから、教えて下さい。 ※私の生活の都合により、お礼が深夜になってしまうかも知れません。 お礼通知メールが深夜に来ても構わない、という方、宜しくお願いいたします。 我が儘を申して、すみません…。

  • 競馬は動物虐待でしょうか?

    娯楽に馬を利用してるのはいかがなものか?と気になって少し調べてみたのですが、虐待であるという意見が色々ありながらも動物愛護の団体が競馬自体を虐待だと糾弾してるような事実関係はないような感じですね。個人的には競馬の事はそんなに詳しくないので何とも判断できませんが。色んな視点からの意見お持ちしてます。

  • 動物と人間について

    最近もの事を深く考え過ぎてしまってショート寸前です。 その悩み事というのは人間と動物の関係です。人間の為に掛け合わされた動物達を可哀想だと思う一方、人間の手によって飼い慣らされて檻に閉じ込められた動物を見て可愛いと感じます。平気で蚊を叩き潰すくせに、犬などには可哀想と感じる自分が大嫌いです。 生まれた時から競走馬になる事を義務付けられた馬を可哀想だと思う一方、愛するペットの犬には平気で、嬉しそうな顔で馬肉の乾かしたのをあげるんです。 皆さんはこういった動物愛護的な考えとどう折り合いを付けていますか?

  • 離職理由について

    はじめて利用さてせいてだきます。 教えてください。 派遣で産休代理として一年間という事で働いていましたが、 期間途中で派遣先で欠員が出て派遣先の上司から延長依頼をされました。私としては人間関係があまり良くなかったので、仕事が合わない事を理由に延長依頼を断りました。 当初通りの一年で期間終了し、次の紹介先が無く派遣会社を離職しました。 離職理由は会社都合になりますか?それとも期間が決まっていたけど延長依頼を断ったので自己都合ですか? よろしくお願いします。

  • 書道用の筆に使われる毛について

    最近、毛皮は動物を生きたまま皮を剥がし、生産している事を知りました。 そこで気になったのが書道用の筆の毛です。 イタチ、狸、馬、羊毛、など色々な毛が使われているようですが この毛は、どのようにして調達しているのでしょうか。 馬は、尻尾の先の毛を使っているのでしょうか? シッポの先だけ切って、馬自身は、痛くもかゆくもないのでしょうか? 羊はよくテレビで見る、バリカンのようなもので毛だけを刈り、 また毛はそのうちに生えてきて、羊自身は無事なのでしょうか? イタチや狸などは、毛皮のコートに使われる動物達のように 生きたまま皮ごと剥がされ、死んでゆくのでしょうか? 筆に使われる毛の種類によって違うのなら、 どの動物の毛がどのようにして調達され、その後の動物の運命 (死ぬのか、元気に暮らせるのか)を教えていただきたいのです。 また、参考のHPなどありましたら、それも教えていただきたいです。 検索しても、上手く探せませんでした。 よろしくお願いします。

  • ペットを飼うと云う事は人間のエゴでしょうか。

    先ず、私は動物愛護だとかの考えに基づき書き込むのではないと言っておきます。 最近テレビで、東日本大震災で行き別れた犬に再開すると云う、 心温まるお話を見ました。 一見、心温まるお話ですが、その飼い主は家族同然に買っていた犬の事を 「飼っている」だとか「飼っていて」良かったと言いました。 ここで、「家族」に「飼う」はないだろうと。 人類の歴史を遡れば、愛玩としての動物は古くから飼われていたようですが、 それらは所詮、(極端に云えば)玩具であり、余暇やストレスからの開放の為の道具に過ぎないと考えます。 交配など云い出せば切りがありませんので取り上げませんが、 単なるヒトのエゴではないでしょうか? 有名な哲学用語に「ルサンチマン」と云う考え方があります。 弱者が強者に対しての恨み・妬み等を指す言葉として翻訳されていますが、 人間はそのルサンチマンのはけ口(まだ自分より下がいるんだと云う優越感)に動物を選び昇華させているのではないでしょうか? 奴隷貿易と似たような感覚で、 ヒエラルキーの最下層に動物を置くことで、アイデンティティを保っているのでしょうか? 私はこう云う考えをもってから、動物を飼うことにすごく抵抗が出来ました。 しかし牛肉もクジラも食べますし、陳腐な動物愛護ではありません。 長文になりましたが、皆さまの考えをお聞かせ下さい。 また、私の上記捉え方が違うのであればお聞かせ下さい。 よろしくお願いします。

  • 動物の親子に同時に餌をやったらどうなる?

    動物の親子に同時に餌をやったらどうなる? お世話になります。 とんち話(彦一とか一休さんとか大岡政談とか姥捨て山伝説とか)にこういうのがあります。 問題 「ここに二頭の馬がいる。  二頭は親子であるがどちらも性別が同じである。  仔馬はすでに成長していて二頭は外見で判断することはできない。  この二頭の馬のどちらが親でどちらが仔であるかを見分ける方法は?」 解答 「二頭にしばらく餌を与えるのをやめる。  腹がすいたころを見計らってひとつの飼い葉桶に餌を入れて二頭の前におく。  餌を食べたほうが仔馬だ。  理由  動物であろうと親にとっては成長しても子は子である。  わが子が腹をすかせていれば、自分はひもじくともまず子に食べさせるのが親子の情愛である。  これによって先に餌を食べたのが仔馬。仔馬に譲ったのが親馬である」 さて、これを実際にやるとどうなるでしょうか? 本当に親は子に先に食べさせるでしょうか? ペット>犬 のカテゴリに投稿しましたが、別のペットでの例もお願いします。

    • ベストアンサー
  • 動物の愛護及び管理に関する法律18条の意義

    動物の愛護及び管理に関する法律の第18条には、明確に、自治体や公的な機関は、「(飼い主の要請があれば)犬、猫を引き取らねばならない」と書かれています。 諸外国の法律には、このような条項はないようです。思うに、第18条は、特殊日本的な条項のように思われます。 特殊日本的というからには、その歴史的な背景がある筈です。 1、明治維新の位置づけ。 2、戦後民主主義の評価。 3、動物保護法の成立過程の日本的特殊性。 などが想起される点です。 この辺りの諸事情について、アウトラインでもご説明いただけたらと思います。 私は、かって、動物管理センターを訪れたことがあります。その時の光景を思い浮かべると、どうしても第18条の存在理由を知りたいのです。