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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:馬の安楽死について。)

馬の安楽死について

このQ&Aのポイント
  • 競馬に興味を持ってまだ浅い、32歳の女性が馬の安楽死について疑問を持っています。
  • 骨折した馬が安楽死となる理由や、治療することができないのかについて知りたいとしています。
  • 馬にとって、骨折や治療による闘病はどのような意味を持つのかを理解したいと述べています。

質問者が選んだベストアンサー

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  • mine0042
  • ベストアンサー率26% (17/64)
回答No.11

数々の名馬がレース中の故障により命を落としていますが、すぐに安楽死とはならずに、(多くは馬主の意向により)治療されることになった馬たちもいます。しかし、そういったケースでも、一命を取り留めたという例は殆どありません。レース中の故障は、それほど重篤な結果になりやすいといえます。 テンポイント、サクラスターオー、サンエイサンキュー・・・治療後の経過は様々ですが、結果だけでいえば、単に苦痛を長引かせただけでした。(テンポイントはバケツを噛みしめて痛みに耐えていたそうです) あの細い脚で約500キロの体重を支えているわけですから、1本の脚の骨折が、他の脚への大きな負担になります。また、馬の脚は動かすことで血流を促す、一種のポンプ構造になっているそうです。歩けないことは馬にとって致命的な損傷なのです。 ところで、徒に苦しみを与えないために安楽死させる・・・といえば聞こえはいいですが、結局人間のエゴで激しいレースを使われての故障です。(サンエイサンキューの事故などある意味人災といえるでしょう)治療にだって費用はかかりますし、やはり経済動物としての扱いという側面も否定できません。(稼げないから殺しちゃえ、も、あながち間違いではないのです) 極論すれば、馬のためには「レースに出さないこと」が一番いい事になってしまいます。 競馬に関係している人々(多くのファンも含めて)は皆、ある意味では割り切っているというのが本当のところだと思います。(私もいちファンとして、割り切らなくてはいけないと思っています。ライスシャワーの時は涙しましたが・・・)

neko-milk
質問者

お礼

とても同意できるご回答です、ありがとうございます! 今回、たくさんいただいたご回答から、即安楽死されずに治療された馬達もたくさんいたんだな、という事が分かりましたが、「復活」を遂げたケースは稀ですね… いかにそれが「奇跡」か。凄い事ですね。 馬の脚が、ポンプの役割も果たしている事は、知りませんでした。 テンポイント、バケツを噛み締めて…痛かったろう、辛かったろうに… 善意って何なんでしょうねぇ… ファンだから延命を望んだ結果が、好きな馬を苦しませて、もうこれは「悪意」と言ってもいいのかも知れないと思いました。 サンエイサンキューの事件は知らなかったので、嫌な予感を感じつつも調べてみましたが…的中しました… むごく、読み進めるのに苦痛を伴いました。 Wikipediaを鵜呑みにするなら、馬主へ強い怒りを感じます。馬を商品扱いする発言がありました。 「競馬」は間違いなくビジネスですので、仕方ないのかも知れないけれど… 「骨の軋む音」という一文には、ゾッとします… >結局人間のエゴで激しいレースを使われての故障です。 >馬のためには「レースに出さないこと」が一番いい事になってしまいます。 私が、馬という生き物の美しさに魅せられ競馬を始めてから、目を逸らしていた事です。 そうなんですよね… 産まれてから死ぬまで、人間の為だけに存在してるようなもので… それでも…人間と馬との仲に絆や愛情があると信じたいです。 ライスシャワーは、私も彼氏も泣きました。 ライスシャワーは、競馬場その場でシートを掛けられての薬殺でしたね、確か… 調教師の己を責める姿が、印象的でした。 ビジネス視点と、ファン視点からのご回答、ありがとうございました。 お礼が遅くなり、申し訳ありませんでした。

その他の回答 (10)

回答No.10

No.9です。 コメント、ありがとうございました。 私が、先の意見などを思うようになったのは、サクラシンゲキという馬の事件がきっかけです。 サクラシンゲキというのは、1980年代の初めに競走馬として活躍して、後に種牡馬になった馬です。競走馬としては、大レースを勝ったわけではないのですが、種付け料が比較的安く、しかも、安定して活躍する子供を多く出す、ということで種牡馬としての人気は上々でした。 ところが、1994年の夏、急激に食が細り、急激に体調を崩し、非常に苦しみ始めました。獣医たちも、これはもう無理だろう、という風に判断したのですが、人気のある種牡馬である、ということで保険会社などの判断が無ければ安楽死させることが出来ず、しかも、その肝心の保険会社が夏休み中で連絡が取れない、という最悪の状態でした。結局、最後まで苦しみながら息絶えたのです。 治療費をけちるために安楽死させてしまう、というのとは逆で、このケースは人間の金銭的な問題によって、最後まで苦しめてしまったケースである、と言えます。 治療するにしても、安楽死させるにしても、「馬を苦しめないために」行われるのであれば、一つの選択肢として許容せざるを得ないのではないかと思います。

neko-milk
質問者

お礼

再度のご回答、ありがとうございます! サクラシンゲキ…そのような出来事が過去にあったのですか… もう二度と、そんな事は起こって欲しくありませんね… もしも私が、「いっそ、ひと思いに殺してくれ」というレベルの苦痛を味わいながら、何の処置もされなかったら…ゾッとします。 人気のある種牡馬。そりゃあ、お金の問題は挙がるんでしょうね…そういう保険会社があるんですね。 でも、でも…人間の都合で、苦しみながら死んでいったんだと思うと、どうにも割りきる事は難しいです…。 >治療するにしても、安楽死させるにしても、「馬を苦しめないために」行われるのであれば、一つの選択肢として許容せざるを得ないのではないかと思います。 「安楽死」=「残酷」ではありませんよね。また、「治療」=「必ずしも善」でもないと思いました。 懸念すべきは、苦しみの中にいる馬に対して、苦しみから解放する為にどうすべか、だと思いました。 馬、人間、全ての生あるものに。 馬に対する真摯な想い溢れるご回答、ありがとうございました!

回答No.9

まず、ちょっと違うのですが…… 骨折=安楽死 ではありません。 骨折をしたけれども、程度が軽く治療に専念し、快復後に再び競走馬として活躍した、なんていう馬は沢山います。 ちょっと古いですが、1996年の年度代表馬であるサクラローレルなどは、前年1995年の春に、競走能力を失ってしまうのではないか、というような重篤な骨折から見事に復活して、大レースを制して、その年の年度代表馬(MVPのようなもの)に選ばれるまでの大活躍をしました。 怪我によって安楽死、というのは、そのような治療が不可能なケース、です。 人間のケースで考えるとわかりやすいと思うのですが、人間の医学も発達して、かつては「助からない」というような怪我でも、助かるようになった、というようなものは沢山あります。 しかし、では、どんな怪我をしても必ず助かるようになったのか? と言えば、答えはNOですね。 競走馬の怪我から安楽死へ、というのも同じようなことだと言えるでしょう。かつては、獣医学がいくら発達しても、重篤な怪我で助けようがない、というものはどうしても残ります。助けようがないとき、それで苦しんでいる馬をどうするのか? という問題です。 この話は、実は人間の医療などについても共通する部分があるのではないかと思います。 重篤な怪我などをした結果、意識を失ってただ、機械などの力でかろうじて生命活動を保っている、なんていう人がいます。回復の見込みがある、のなら、それでも良いのでしょうが、回復の見込みがない、なんていう場合は……? 馬の場合、さらに、本人(本馬?)に意識が有る状態で、苦痛に戦くのがわかりきっている、という要素が加わります。それをそのまま苦しめるのは、本当に、馬のためなのか……? 勿論、治療のための費用であるとか、金銭的な問題も絡んでくることは間違いないでしょうが、根幹にあるのは、人間の医学などにも共通する部分があるのではないかという風に思います。 勿論、獣医学が発達して、そのように安楽死させずに、回復させることが出来る範囲が、もっともっと広がって欲しい、という風に思いますが。

neko-milk
質問者

お礼

哲学の視点からのご回答、ありがとうございます! そうなんです! 皆様からのご回答や、色んなWikipediaを読んでいくうちに、怪我をしたからといって即、安楽死させずに、治療された馬や、復活した馬もたくさんいた事が分かりました。 例に挙げていただきましたサクラローレルは、名前だけしか知りませんでしたが、そんな凄い馬だったのですね! 確かトウカイテイオーも復帰第一戦で一着だったと人から聞きました。 安楽死させるか、治療するか。これは、人間にも通じる問題だと私も思います。 私の母は、もし植物状態になったら、色んなチューブなんかに繋がずに、自然に死んでいきたい、と申しておりました。 ふと、手塚治虫の「ブラックジャック」に出てくるドクター・キリコを思い出しました。 (ご存知でなければすみません。安楽死専門の医者という設定の登場人物です) 意識があり苦痛も感じている馬を見た時、私ならきっと安楽死させると思います。 医学が発達しても、それを上回る病気はどんどん出てきますが、それでも人間でも馬でも、「助けたい」という願いは捨てられません。 >獣医学が発達して、そのように安楽死させずに、回復させることが出来る範囲が、もっともっと広がって欲しい 今回この質問を投稿して、本当にそう思います。 とても深いご回答を、感謝致します。

noname#187948
noname#187948
回答No.8

皆さんがおっしゃられていますが、これはどうしてもサラブレッドの体の構造上仕方のないことだと思います。 やはり、4本の脚で500キロ近い体重を支えないといけないという構造から、1本でも脚が骨折・脱臼したとなると3本脚で支えてしまうことになってしまうので、蹄葉炎などの病気を発症してしまい結局安楽死となってしまうのです。 また、重度の骨折でない場合でも安楽死となるケースもあります。 これは、アドマイヤキッスが典型ですが、骨折後の手術は成功したとしてもそのあとに馬が疝痛(人間で言う腹痛)を起こしてしまい、暴れてさらに骨折を発症し、手の施しようがない時です。 また、マティリアルなど骨折の手術に成功後に別の病気を発症したり、コスモサンビームのように急性心不全で斃死となることもあるので予後不良といってもまちまちです。 また、予後不良となるようになった経緯にはハマノパレード事件という事件があります。 これは、ウィキペディアのハマノパレード号のページに載っていますがこれも悲惨な話です……。 少し話しますと、ハマノパレードが故障を発症し、現在ならおそらく予後不良となるところを苦痛を軽減されることなく屠殺されて馬肉として即日市場に送りられたという事件です……。 で、この事件が表になったのは船曳文士騎手のお父さんが記事として書いたからです。 長くなりましたが、これからもよろしくお願いします。

neko-milk
質問者

お礼

現実的なご回答、ありがとうございます! 脚を腐らせて生き長らえさせるより、「楽にしてあげる事」の方が人道的だな、と、今回質問をして思いました。 ご回答いただきました文章から、即、安楽死させず手術を施された馬もたくさん居るのですね。 ハマノパレードのお話は、書いていただいた文章だけで悲惨過ぎて、Wikipediaで詳細を読む事は出来なさそうです… せめて、安楽死させて欲しかった、と思えてなりません。 船曳騎手も、この悲劇を繰り返してはならないと思ったのかな… 貴重な時間を割いて、長文でご回答下さってありがとうございました。 こちらこそ、よろしくお願いします!

  • bixbite19
  • ベストアンサー率40% (4/10)
回答No.7

馬は身体(特に脚部)の構造が人間と全く異なっていますので、 骨折した場合の激烈な負担や苦痛が人間の比でないこと、 他の皆さんのご回答で理解いただけたかと思います。 Wikipediaをごらんになったならば、どうか「バーバロ」の項目も つらいと思いますが、あわせてお読みいただければと思います。 知人に個人馬主さんがいるのですが、馬が引退する場合は 繁殖としても乗馬としても(あるいは食肉としても…)  生きてくれてさえいれば、お金にはなるんだそうです。 生臭い話ですが、安楽死した場合は厩舎への預託金などを精算すると JRAからの見舞金を合わせてもいくらも残らないんだとか。 死なれるのが一番つらくて悲しい、せっかくがんばってくれたのだから 生きてさえいれば乗馬の道でもなんでも探してあげられるのに、と。 経済的な問題だけではなく、楽にしてあげるのが 馬に対する最後の愛情と敬意であることを、 理解してあげて下されば幸いです。

neko-milk
質問者

お礼

真摯なご回答、ありがとうございます! はい、馬の骨折は人間とは訳が違う事情、とても勉強になりました。 バーバロのWikipediaも読ませていただきました。 アメリカのお馬さんなのですね!最期は安楽死だったようですが、とても愛されていた事が分かりました。 知人様も、とても馬を好きなのですね。 生きてさえいてくれたら…そうですね、死んでしまったら、全ては終わりますものね。 お金の事情は、「競馬」というビジネスが絡むのだし、切り離せないですよね。 >楽にしてあげるのが馬に対する最後の愛情と敬意である 本当にそうだと思います。 願わくは、全ての予後不良馬が苦しむ事なく、一生を終える事が出来ますように…

  • opechorse
  • ベストアンサー率23% (435/1855)
回答No.6

ただ、それでも昔に比べて治療技術の発達で 予後不良とならなくてすむ馬の数は増えてはきています これは テンポイント サクラスターオー マテリアル サンエイサンキュー などが、予後不良判断でも治療を行った結果 どうすればほかの疾病を発症しないか 知見が集まったともいえます

neko-milk
質問者

お礼

救われるご回答、ありがとうございます! あぁ、やはり「予後不良でも、何とか助ける方法は無いか」と皆が考えたのかと思うと、嬉しくなりました。 時代が悪く、犠牲になってくれたテンポイントはじめ、先人(先馬?)の死は無駄ではなかったのだな、と思いました。 馬を愛する気持ちは、きっと馬にも伝わっていると信じたいです! 早く、予後不良でも安楽死させず馬も苦痛を感じず、幸せに天寿を全うできる日が来ますように…。

  • potachie
  • ベストアンサー率31% (1065/3387)
回答No.5

回答とちょっと違いますが。 競馬をこれから好きになるのなら、トウメイという馬とその馬主さんとの物語を調べてみるといいですよ。 トウメイという馬に出会った馬主さんは、その馬の恩に報いるため、引退後を過ごすための牧場を始めます。1頭では寂しいだろうと、仲間も増やします。名馬を種付けし、テンメイなどの子どもにも恵まれます。繁殖ができなくなってもその牧場で大切に過ごさせ、自身もやがて天寿を全うしますが、遺言でその牧場は続きます。そして、そのトウメイが亡くなったとき、その牧場は解散します。 そんな物語です。 他にも引退した競走馬が行き先を失ったとき、一介の主婦がその馬の面倒をみる、という話もあります。その方は競馬好きというわけではないらしく、その馬の美しさに魅入られてということでした。 そんな話がいくつもあるのが、面白いですよね。厳しい世界だけでもないんです。 最後に。個人的に3大お笑いレースがあります。見てて思わず笑っちゃうレースです。 ひとつが、プリティキャストの天皇賞。牝馬プリティキャストがとくかく大逃げをして大楽勝するレースです。 ひとつが、マルゼンスキーの日本短波賞。日本の競馬史に残る最速馬マルゼンスキーが楽勝するレースですが、3コーナーでちょっと面白いことが起きます。馬が驚くシーンをみることができますよ。 で、最後が、ツインターボの七夕賞。一見、ツインターボ圧勝に見えますが、タイムを見ると、勝ったツインターボを含めて、みんながオーバーペースになってしまって、バテバテになった結果だということが分かる面白いレースです。

neko-milk
質問者

お礼

嬉しくなるご回答、ありがとうございます! トウメイの物語、調べてみました! 庭先取引でも貰い手がつかず、安価で売られてたんですねぇ それが結構活躍し、引退後も大切にされていたと知り、「あぁ、馬はただ商品として扱われてる訳ではないんだ」と嬉しくなりました。 また、一介の主婦さんのような人もいる事が嬉しいですね。 確か三島由紀夫だったと思いますが、この世で一番美しい生き物は馬だ、と著していました。 私も本当に馬って綺麗だなと思います。 3大レースはYouTubeで見ました! プリティキャスト、ぶっちぎりですねー!見てて気持ちが良かったです。 マルゼンスキーの馬が驚くシーンが分かりませんでした(>_<。) 携帯の小さな画面じゃ限界だったので、ネカフェに行って見てみますね! ツインターボは、競馬ゲームにも出てくるくらいの馬なので、名前だけは知っていました! これまたぶっちぎり!に見えましたが、張り切り過ぎたんでしょうかね(笑) 面白いレースを教えて下さって、ありがとうございましたー!

  • PeachMan
  • ベストアンサー率31% (775/2476)
回答No.4

競争馬はもともと体重にくらべて脚が細いことから折れやすい性質を抱えていますが、なぜ骨折ぐらいで殺処分になってしまうのかについてはWikipediaの「予後不良(競馬)」の項目で詳しく書かれています。 で調べてみると、治療費や人的負担がけっこうかかるとのことです。 治療中も、馬が骨折した脚をかばおうとして残る3本の脚に重量的負担が大きくかかることになるので、どのみち炎症を起こして自力で立てなくなるとか。 競争馬は走ってなんぼですが、経営する側としては走れなくなった馬はさっさと「斬り捨て」て次代のスターを育成するほうに資金を投入したほうが合理的であります。 かわいそうですが、私が故障した馬の立場なら苦痛を伴う銃殺よりも眠りながらの安楽死を選びたいです。

neko-milk
質問者

お礼

納得のご回答、ありがとうございます! 「競馬」というビジネスを勉強できて、質問して良かったなぁと思っているところです。 確かに、元を取れないどころか金銭・管理面から考えると損にしかなりませんね… せめて痛み無く…最期の時には馬主や調教師、騎手から「ありがとう、ごめんな」と、意識遠のく馬に語りかけていて欲しいな、と願います。 「かわいそうですが」という言葉に、何となく救われました。 銃殺は…あまりにも胸が痛みます。

  • potachie
  • ベストアンサー率31% (1065/3387)
回答No.3

この辺の事情は、  テンポイント の物語をネットで探されると、ほぼ答えが分かります。 サラブレッドは人が改良をし続けてきた人為的な動物です。そのため、体は早く走るためだけに特化していて、自身の体重を3本脚で支えることができないほどになっています。脚の蹄が腐ってくるんですね。そうなると馬は苦しんだあげくに死ぬことになります。 また、横たえても、内臓、特に肺が圧迫されて、同様に苦しみます。 人でいうと、床ずれみたいなモノが起きて、耐えられなくなります。 テンポイントの闘病では、これらを回避するために、体重を減らしたり、天井から釣って体を支えたりしました。 飼い主の意向で何としても助けよう、としても難しい面があります。 また、馬は経済動物ですから、けがで走る見込みが無くなったら、畜肉として売却して損を回収する、という持ち主の考え方もあります。

neko-milk
質問者

お礼

分かりやすいご回答、ありがとうございます! 「立てないなら寝かせばいい」などと安易に思ってしまいましたが、それで解決するならやってますよね…。 畜肉には衝撃を受けましたが、どの動物だろうが肉を食べる私が衝撃を受ける資格はありませんね…。 馬主や調教師、騎手だって馬を殺す事に対して、悲しみは抱いていますよね…? 「競馬」というビジネス市場の視点から考えると、確かに生かし続ける事は、簡単ではありませんね。 競馬を楽しんでいる私も、割りきろうと思います。

  • isoiso0423
  • ベストアンサー率64% (1125/1741)
回答No.2

サラブレッドは500キロ近い体重がありますが、足首は驚くほど細いです。 間近で比べたことはありませんが、人間の手首なみです。 そこに100キロ以上の負荷がかかります。 つまり足を故障すると他の足への負荷が掛かりすぎ、負重性蹄葉炎や蹄叉腐爛などを発症します。簡単に言うと腐っちゃうんです。 そうなると立つことは出来なくなり、衰弱死に至るという運命にあります。 馬は立ったまま寝ますし、長時間横になっていることができません。 こんな理由で回復の見込みがなければ、安楽死という処置になります。 下記に詳しいです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%88%E5%BE%8C%E4%B8%8D%E8%89%AF_(%E7%AB%B6%E9%A6%AC) テンポイントの事故があったときは「もしも朝が来たら」というテレビ番組にもなり、スポーツ新聞はその状況を毎日報道してました。 本来ならすぐに処置だったんでしょうけど、ファンの声が強く、それを許しませんでした。 http://www.asahi-net.or.jp/~CW5T-STU/TERAYAMA/poems/tenpoint.html

neko-milk
質問者

お礼

お詳しいご回答、ありがとうございます! 競争馬の脚は、早く走れるように鍛えても、「丈夫にする」事は、しませんものね…。 URLの予後不良は、胸が痛くなり最後まで読む事が出来ませんでした…。 馬を愛するが故に「殺さないでくれ」と言う事は簡単ですが、生かされた為に味わう苦痛も考えないといけないのだな…と思いました。 生かすも殺すも、どちらにせよ人間が馬の運命を握っているのならば、せめて苦しむ期間が短い方がいい、と考えるようにします。 なんだか、質問から外れて「人間を楽しませてくれたのに、馬には幸せとか楽しみを与えてあげられてないなぁ」とか考え始めてしまいました。 テンポイント、脚が腐って辛かっただろうなぁ… ファンの愛が、帰って馬を苦しめる事になるのではないか… 考えさせられます。

  • nagono
  • ベストアンサー率38% (47/122)
回答No.1

通常、競走馬は生まれた瞬間から死と隣り合わせです。 たとえば双子の場合一頭だけ残して片方つぶしたり、二頭ともつぶしたり。 また足などに不具合があればやはりつぶします。 競馬場での事故の場合、軽度の故障であれば放牧等で再戦を望みます。しかし、骨折等は再起ができなく薬殺処分が基本になっています。 有名なところではサイレンススズカの薬殺処分など有名でしょう。 理由としては、繁殖等に耐えられないことがおおく、レーシングホースとして価値がなくなるからだと思います。 馬というのは、基本的に立って生活をしています。足が故障した馬は立っていられない状態になりやがて衰弱して死に至ります。 とことん有名馬になっても薬殺という現状があるのです。 薬殺等はあまり関係ないですが、ゆうきまさみの漫画でじゃじゃ馬グルーミングupという漫画があります。 これは競走馬の生産側を題材にした漫画で、馬に対して詳しく書いてあります。一読の価値がありますよ。

neko-milk
質問者

お礼

お早い回答、ありがとうございます。 つぶす…とは、産まれてすぐ殺してしまう、という事ですよね… そんな事情があるとは、知りませんでした。 やはり競争馬は、ペットではなく、「ビジネスとしての商品」だと思わせられます。 サイレンススズカ、有名ですね。 ライスシャワーの物語をテレビで観ましたが、調教師の馬への想いの深さ、今もなお馬を想うが故に己を責める姿に、私は「競馬はただのギャンブルではない」と思うようになったきっかけです。 >足が故障した馬は立っていられない状態になりやがて衰弱して死に至ります。 何にせよ死ぬならば、衰弱し苦しんで死ぬよりは、苦痛無く逝かせる…その方がいいですね。 ゆうきまさみの、その漫画は知りませんでした。 情報ありがとうございます!探してみますね!

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