• ベストアンサー

卒論の構成について アドバイスお願いします(>_<)

こんばんは☆いつもお世話になっております。 今回は卒論の構成について、アドバイスを戴きたいと思い、質問させて頂きました。 私の卒論のテーマは『乳製品(もしくは農産物)の関税率の適正化とその対策』です。 私は関税率を引き下げたほうが良いのではないかと思い、論文を書こうと思っています。 構成としては… 1.日本の農産業の現状と関税率 2.関税に関する基本理論 3.関税を引き下げた時に生じる問題について   1-農家への影響   2-自給率について 4.その対策   1-実際に農家の方が差別化のために行っていることは?   2-自給率への対策 5.まとめ こんな感じにしようかと考えているのですが… 現在は2章の分まで書き上げています。 こうした方が良い、ここが駄目など厳しい意見でも結構ですので、アドバイスよろしくお願いいたします(>_<) せっかく大学に入学したのだから、良い卒論を仕上げたいと思っています。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ajyu7
  • ベストアンサー率55% (142/254)
回答No.1

構成と言うよりは、全体に対するご参考としてお聞きください。 農業における問題についての根本は、国内農業には競争力がなく、国外市場と同じにすると国内の農業が死に絶えてしまう、だから関税で守ろうという考え方そのものにあります。 戦後、自作農家の育成を中心に政策を行ってきたため、零細農家が林立する状況を生み出し、競争力が低下したことにまず問題があるでしょう。 この状態で関税率のみを下げると、たしかに国内農業は死に絶えてしまいます。 コメの生産を優先する余り、昔の中国やソ連といった社会主義国のような生産体制が50年以上続けられたため、国外の市場主義と競争できなくなったため、関税で保護しようという政策に誤りがあると思います。 当面の保護は継続すべきですが、農家の大規模化を行わない限り、競争は全くできないと思われます。 以上の生産政策と並んで農業問題で重要なのは、土地利用の問題でしょう。 国土政策がパッチワーク的に行われたため、優良農地であるはずが大規模スーパーマーケットになったりし、一度農地から転換した土地を元に戻すのは難しいため、農地の大規模化を行おうにも虫食いになっており非常に難しい状況を生んでいます。同時に、転用することによって、農家は生産よりもはるかに莫大な「売却益」を得ることが可能ですから、農業が土地売却までの「お遊び化」する例などもあるようです。 そこを解決しない限り、関税率の軽減は農家から受け入れられないでしょう。まぁ最後は政治的な「決め」の問題ですが、国の政策に従順に従ってきた農家をある日ばっさり切り捨てるのは忍びない気がいたします。 長文失礼しました。

madrid07
質問者

お礼

アドバイスありがとうございます☆ やはり国内産業の保護ですか… 今、ロハスな生活に注目も集まってるし、外国の商品が増えることで競争力が増すんじゃないかと、簡単に考えていました(>_<) 土地問題は着目すべきですよね。 欧州は大きい土地があるけど、日本は小さい土地が散らばってるようなものですから… ajyu7さんがおっしゃっている農家の土地の売却については、それで土地収入が得られ、結果として生産性の悪い農業より良いのでは…なんて、こちらも安易な考えでした。 農家に対して冷たい意見になってしまいますね… でも、私は一国の利害関係だけではなく、他国の上っ要も考慮した上で考えていくべき問題なんじゃないかなと考えています。 …学生がえらっそうに意見を主張してしまってすいませんm(__)m やっぱり経済は難しいですっ!!笑

その他の回答 (2)

回答No.3

関税については詳しくありませんが、酪農(北海道限定ですが)の現状についてはいくつかお話できることがあるのではないかと思い、回答に参加することにしました(あまり参考にならなければ、すみません)。 酪農は、日本の農業の中では優良産業に位置づけられています。天候にあまり左右されずに、安定的な供給を行うことができるからです。 一方、その安定さ故に、大抵の農家は生乳を農協に安く買いたたかれています。そして、少なくても生乳の市場価格は、下手すると水より安いです(それでも、ペットボトルの緑茶飲料に負けて余ってますが)。 農協に頼り切っている農家では、新たな試みを始めようにも農作業機械の借金ばかりで資産がなく、余裕がありません。 必然的に、差別化が図られている農家は、農協から少し離れた個人農家や、街ぐるみでブランド化を図っている一部地域に限られているのが現状ではないかと思います。 http://www.northplainfarm.co.jp/ http://betsukai-milk.com/ ところで、私は周囲にそこそこ酪農の盛んな街を抱える北海道の某地方都市(人口4万人ほど)に住んでいるのですが、先日地元のスーパーで「世界のチーズフェア」なるものをやっておりました。現在の関税でさえ、ほぼ同じ大きさのカマンベールチーズが、フランス産で300円台、ドイツ産で5、600円ほどの値段なのに対し、ほんの隣町で作ったものが900円もしていました。地元産チーズ応援のためにも買って食べてみたかったのですが、さすがにこの値段では、給料日前ということもあって断念せざるをえませんでした。 ヨーロッパの農産品が安いのは、農家に直接じゃぶじゃぶと補助金が注がれているからです(フランスが一番有名でしょうか)。恐らく、農産物の値段だけでなら、経営的には大赤字の値段設定のはずです。また、中国の農産物は恐ろしく安い人件費の賜物であり、輸送費用をかけても国内産より遙かに安いので、日本の農家が「一般の日本人らしい生活水準が保てるほどの収入を望む」限り、その差は関税で埋まるものではないと考えます。 優良と言われている酪農でさえこの現状ですから、他の農産物なんて推して知るべし、でしょうね。 最後になりましたが、個人的にとても参考になった酪農の現状が書かれた本を紹介します。ご参考にどうぞ。 卒論、がんばってください。

参考URL:
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4797474009/249-2919070-4877161?v=glance&n=465392
madrid07
質問者

お礼

アドバイスありがとうございます!! 北海道といえば…少し前の話になりますが、大量の牛乳が処分されたニュースがありましたよね…あのニュースは衝撃的でした。 差別化を行っているのはごく一部だとは思います。農協に頼っている農家には難しいかもしれませんね。 私は、この農協と農家の繋がりも問題ではないかと思っています。 税金の無駄遣いのような気もしますし… ただ、実際に農業の現場を体験した事がないので、こんな事が言えるのかなとも感じています。 本当に難しい問題です(>_<) でも、せっかく両親がお金を出して通わせてくれた学校です。 内容は学生レベルでも、自分が納得できるような論文に仕上げたいと思います!

  • daisyan
  • ベストアンサー率46% (64/137)
回答No.2

exitingなテーマですね。  日本の乳製品の国際競争力は今世界でどのレベルでしょうか?これによって望ましい関税率が決まると思います。  ところで、あのスイスのアルペン酪農が国際競争力を持っているとすれば、日本の酪農も土地条件の劣悪さを言い訳には出来ないと思います。高い関税を掛けないと日本の酪農を守れないのは、どこに原因があるのでしょうか?  関税問題は世界各国の相対的問題です。考究にあたっては、ぜひEUの農業政策との対比を試みてください。(スイスは非加盟ですが)。

madrid07
質問者

お礼

アドバイスありがとうございます☆ 乳製品で限定するのはやめて、農産物にしようかとも考えています。日本の農産物の一部は海外でも評価されていますし。 EUの政策との対比ですか!!思いつきませんでした(>_<) 私はサイゼリアなど直営農家を保有しているチェーン店、差別化を行っている農家の例を参考にしたり、逆輸入を行うという選択なども考えています。 あとは、農地の代替の検討、例えばビルの屋上での水耕栽培など。 発想の転換を行えば、諸問題の解決につながるのかなぁなんて思ってみたり… ん~やっぱり卒論は難しいです(>_<) でも、絶対満足できる論文を完成させたいですっ!!

関連するQ&A

専門家に質問してみよう