• ベストアンサー

欧米での高齢者の終末期医療について

現在日本では口から食べ物が食べれなくなったら、病院に入院し治療となったとき、他に特に問題がなければ、胃瘻や経管栄養、または高カロリーの点滴静脈注射(IVH)をすることで食べれないままに長期間にわたって生存が可能な状態にすることが一般的のようです。長く私自身がそのような医療の現場に携わっていましてずっと疑問に思って着ましたが、そのような終末期の医療は世界的に見てどうなのでしょうか。他の医療の進んだ国、欧米などではどのような終末期を遅らせるのが一般的なのでしょうか。 欧米(といっても国は沢山ですが)にお住まいのかた、または事情をよくご存知のかた情報をください。

  • 病気
  • 回答数1
  • ありがとう数4

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#39684
noname#39684
回答No.1

■もちろん意識(意思疎通)がしっかりしていれば、欧米でも胃漏やIVHで管理をします。 ■問題は、意思疎通ができない患者についてなのです。多くの国では「自分で食べることができなくなったら終わり」という考えです。医療費の問題が深刻であることも理由です。 ■また欧米では、遺産や年金の制度が明確に決められているので、延命の目的はその人個人の理由によることがほとんどです。 ■けれども日本では、「高齢者の年金によって家族が潤っている」「祖父母の年金で食っている若い世帯」という状況が現実には‘かなり’あります。医療費は基本的にタダのようなものですので、家族にとっては「(病院や施設が世話してくれるのなら)寝たきりだろうがなんだろうが1日も長く生きていればそれだけ得」なのです。「命が大切」という理由よりもむしろ金勘定での家族の理由があるのです。でもそんなこと誰も口にしません。 ■ほとんどマスコミでは取り上げられていない事実なのですが、上記のように老人を「年金受け取り窓口」にしているその他の家族、というのが非常に多いのです。給与収入が少ない場合、軍人遺族年金など高額な年金をもらっている老人で目立ちます。 ■年金問題は、若い世代が年金をもらえないことばかりではなく、医療問題にも複雑にからむのです。

hiroro23
質問者

お礼

日本の高齢者医療の現状がかなりいびつである背景にはそのようなお金にからむ問題があったのですね。そのようなことがなければ純粋にその個人の利益について考えるようになる、のならば欧米に習った年金の制度へと改正してほしいです。高齢者の医療費が日本にとっての問題ではなく、そのようなことへと導いている年金制度こそが問題なのですね。

関連するQ&A

  • 脳死状態は終末期ですか?

    脳死状態は終末期ですか? 以前、脳死での延命治療中止は可能かどうかについて相談させていただきました。 今回は、終末期医療について質問させていただきます。 医師にほぼ脳死状態といわれた場合、終末期になるのでしょうか? もし終末期にあたるのであれば「生命倫理委員会」を開いていただこうと思っています。 また、「終末期医療に関するガイドライン」に表記されている「終末期における治療の開始・不開始・変更及び中止」とは具体的にはどんなことをさすのでしょうか? 父は今、人工呼吸器と高カロリー輸液を受けています。人工呼吸器を外すのは難しくても、高カロリー輸液での栄養・水分補給を他のものに変えることはできるのでしょうか。 脳死状態と言われて1ヶ月以上がたちます。尊厳死を望む父の希望を早く叶えてあげたいのです。 どなたか専門的な知識をお持ちの方、お教えください。 どうぞよろしくお願いいたします。

  • 終末期医療の実態とはどのようなものですか

    終末期医療の実態とはどのようなものですか。 以前テレビで、ホスピスに入院されている方が、ホスピスのスタッフの方から具体的な期限を提示されて”もう時間がないからやりたいことをやりましょう”と言われ、苦しそうな体で周りの期待に応えようとしていました。 その方は、その直後に亡くなられました。 その番組は、”命の期限がせまっていても希望がある”という考えで、その成り行きを感動のものとして放送していました。 そのホスピスのスタッフの方も、それで”良かった”と、本当に思われたのでしょうか… 私はその番組を、非常に残酷なものだと思いました。 そして、患者の方の希望は本当は他にあったと私は思います。 きっと、衰弱していく体から、自分があとどれぐらいかはわかっていたと思います。 それを”あと○日だからやりたいことやりましょう”とは、内心、相当のショックと気力の喪失があった思います。 他に、在宅終末期医療の番組で、”今度苦しくなっても、もう誰も呼ばないで”と寝たきりの苦しそうな患者の方に、訪問診療の方が伝えていた場面がありました。 終末期だからと、”苦しくても我慢して、誰にも助けを求めずそのまま逝きましょう”などとは、驚くべき最期だと思いました。 人としてさみしすぎると思います。 終末期医療とは、このように、症状についても死にいく過程についても、実にあっさりとした対応のものなのでしょうか。 もしそうであれば恐ろしくなります。 誰にも頼らず孤独死のほうが断然安楽だとまで思ってしまいます。

  • 透析が必要な母の終末医療

    母は99歳5年前から透析していますが、脳梗塞を起し公立病院に入院しました。脳梗塞が落ち着いたら退院を勧告されます、その時、中心静脈栄養か胃瘻にするか家族として選択を迷っています。透析をしていた病院には入院施設は有りますが、長期の入院患者は受け入れないと母の終末医療を辞退します。また受け入れ可能な病院は胃瘻でないと受け入れないと言いますが、その理由が分かりません。母の場合超高齢で意識も曖昧な状態ですが、どんな対応すべきかご意見をお聞かせください。

  • 中心静脈栄養(IVH)と末期における医療費の関係について教えてください

    快復の可能性がなくなった高齢者や末期の患者に中心静脈栄養(IVH)を行うことで 病院は高額の医療費を稼ぐことができる、と言われます。  「医者しか知らない危険な話」(中原英臣 福家孝)の中に、食道静脈瘤で15日間の入院後亡くなった患者にIVHだけで133万円がつかわれたことなど、いくつかの実例が紹介されていますが、私も家族の入院でそれにちかい経験をしました。  本の中では、一日数万円にもなるIVHの問題を「中心静脈注射という治療そのものでなく、中心静脈注射によって体内に注入される高価な薬にある」とし「まさに打ち出の小槌」と言っています。この本は95年の出版ですが、今もこのようなこと(打ち出の小槌)が行われているのでしょうか。(問1)  医療費削減が大きな政治課題になっていますが、末期医療におけるIVHが問題にされることはないのでしょうか。(問2)  かりに上記のような例(末期)でIVHを断念した場合、どのような治療になるのでしょうか(何もしないのか?)(問3)   一部のお答えだけでも結構です。よろしくお願いいたします。

  • 終末期に精密検査?

    よくわからない相談ですみません。 80歳、終末期(?)(※1)の母親がいます。 先日、訪問診療医から「そろそろいつ何があってもおかしくないし、2,3年検査していないし(※2)、ここらで一度いろいろ検査をするなら病院に紹介状を書きます」と言われました。 と言ってもこれまで月2回訪問診療医が来てるし、半年に一度は血液検査もしているし今さら何の検査?って感じです。 それに亡くなる寸前だから詳しく検査?何のこと?、って感じです。 ・終末期にそんな人間ドッグみたいな事するのって一般的なんでしょうか? ・どういう場合に(どういう目的で)そんなことをするのでしょうか? ※1 レビー小体型認知症で14年、話はできませんが意識はしっかりしています。ただキザミ食を食べさせるのに一食1.5時間かかります。誤嚥はしません。高血圧、骨粗しょう症があります。余命○○か月という病気があるわけではないので、終末期というのかどうかわかりません。 もともと身長150cm、45㎏くらいあったのですが、3年前に半年くらいかけて37㎏まで痩せました。 栄養不足かと思い、介護施設の人と相談してエンシュアという栄養ドリンクを毎日0.5缶分、おやつ時に飲ませてみたら1か月で38㎏になったものの、腹ばかり出てきた気がしてやめました。 体重減少について、ひもじい思いしていないかなど、他の医師(認知症専門医)にも都度相談しているのですが「若い健常者と同じに考えない方がいい」とのことでした。 そもそも血液検査でもいつも血中タンパク濃度6.3くらいでそんなに栄養不足でもありません。 で、37㎏くらいでずっと保っていたのですが、去年8月ごろに35㎏に減りました。去年11、12月で2kgずつ減って31㎏まで減りました。これを終末期というのかどうかわかりませんが、さすがにここまでくるとそろそろかなと思ってしまいます。 ※2 3年前に発熱で病院連れてって抗生物質もらって2,3日様子見ていたところ、脱水症状になったので入院したことがあります。そこで原因を調べるために検査しました。結局原因は不明で原因不明熱(尿道感染だろう)となりました。) ※3 自分は延命は望んでいませんが、本人が自然に生きてるうちは痛い、苦しいなどの思いは極力しててほしくありません。本人は話せないので、実はどこか痛いところがあったとして、検査でそれがわかって対処ができるなら価値があるとは思います。

  • 特養での新人介護職への指導

    特養で看護師をしている者です。 私の勤める特養は、病院と廊下で繋がっているとういうちょっと特殊な作りの特養です。 最近、医療依存度が高くなって来ており、IVH2名、胃瘻6名、経鼻経管1名、バルーン留置2名という状況です。 看護師は7時~20時まではいますが、夜間は電話呼び出しとなります。 夜間帯は、介護職さんへ吸引、IVHの滴下管理、朝の経管栄養施行をお願いしている状況です。 そのため、新規採用の介護職さんにには、医療的な手技を指導しなければならず、どのように指導をしたらよいか試行錯誤しています。 施設で作成してした、吸引マニュアル、IVHマニュアル、経管施行マニュアルなどそれぞれのマニュアルは存在しますが、文字ばかりのマニュアルで頭に入らないのでは?と思いまいた。だからと言って、実際に吸引機などを触って実技指導をしても介護職さんがいざ自分で振り返ろうとした時にマニュアル的なものが無いのも不便かな...?と思い、施設マニュアルに沿ったオリジナルの絵入りの物を作ってみようかと思案中です。 私の施設ではこうやってるよ!とか、こんな風にしたらよい!とか、こうやって教えてもらったら覚えた!とか色々参考にしたいのでお願いします。

  • 初めてアレルギーを起した医療用テープは?

    10日ほど前、腰部脊柱管椎間狭窄症の手術を受けたとき静脈の4か所に点滴を受けましたが、2日目にそれらの点滴を静脈の一か所にまとめられました。このとき、不要となった3か所の点滴注射孔には当然ながら止血用綿が当てられテープで固定されましたが、手首回りの点滴注射孔にだけは「2時間以内に剥がすこと・・・・・」と注意書きのある幅3~4cmのテープが用いられていました。ところがです。この手首回りのテープが約1時間後に剥がされた時、直径約1.5cmほどの水疱1個と、同サイズの水疱破れ跡1個が生じていました。そして10日経った今も、水疱の方も破れ、2個となった水疱跡がなかなか治りません。看護師サンたちに聞いても、「アレルギーではないかしら?」と言うだけで口を噤み(?)、ただ消毒等してくれるだけです。今まで私は、医療用テープでアレルギーを起こしたことはなく、また「2時間云々」と時間制限の記されたテープを見たこともありませんでした。このテープが如何なる素性で如何なる目的に用いるテープなのか、見当がつかれる方はいらっしゃいませんか? ヒントだけでも結構です。

  • 弁護士を介さず医療裁判を行うには

    3年前父が病院で亡くなりました。食事ができなくなり胃瘻か中心静脈かの判断を選択され、体力も限界だったので中心静脈での処置をお願いしました。 医師に会ったのはその処置をするのが初めてでした。 気胸のリスクはあるという事でしたが、稀にということと医師も大した処置ではない様子でしたのでとにかく早く栄養を与えてあげたいという一心からすぐにお願いしました。 その処置の後すぐに気胸を発症し1週間で他界しました。 栄養摂取という事であれば、経鼻経管やリスクの少ない他の部位からの処置をしてほしかったと思っています。他の医師によればリスク回避のため首や大腿骨の付け根などで処置をすることが多いようです。未だにくすぶりが消えません。資料なども頂いたのですが、証拠が不十分な記録がない事が多く弁護士を立てても不利なようです。 このまま何もせずに過ごしてしますのは後悔しそうです。結果はどうであれ直接裁判でも起こしてやることをやった方が気持ちがすっきりするように思えます。

  • IVHの自宅介護の準備等について

    父が末期の胃癌で食事が摂れなくなり、IVHのポートを胸に埋め込む手術をしました。高カロリーの輸液を静脈より点滴しているのですが、今後は自宅で介護をします。 点滴の時間もほぼ1日と長いのですが自宅で管理する場合の準備として何が必要でしょうか。介護用のベッド、点滴スタンドなど必要かとおもいますが調達方法もわかりません。尚、訪問して下さるお医者様は見つかりました。 同じような経験のある方、教えて下さい。

  • 終末期の死の迎え方について

    認知症発症から14年経過した母親がいます。最近食事をとらせるのにものすごく苦労しています。一般的に「自分で食べられなくなったらおしまい」という線引きもあると思います。延命治療はしない方針だったのでそれでいいと思っていました。 しかし最近、そのとおりにすると不当に寿命を縮めるような気がしてなりません。何をどう理解し、どう考えればいいか相談させて頂きたいと思います。 ・会話不可。一言も発しなくなって3年。覚醒時は目は開いていて意識はある。 ・今日は昼ご飯をキザミ食で食べさせるのに3時間かかりました。 ・どうしようもない時はエンシュアなど栄養ドリンクで補っています。 ・食べない(食べるのに時間がかかる)原因はいろいろです。ご飯の最中も認知症でぼーっとして口が開かない時間が長かったり、頻繁に寝てしまったり、拒否だったり、L-ドパの副作用で多動(ジスキネジア)、その他もろもろ。 ・本人の食べる体力や咀嚼する力及び飲み込む能力、消化能力は十分保たれています。誤嚥もしません。 平たく言うと、食べさせるのが技術的、手間的に著しく困難だというだけの事で、それさえクリアできれば今のところ命に別状はないと思われます。 普通は誤嚥性肺炎など選択の余地がなくなるので悩まないのですが、そういうものが無いので生きているうちに介護が事実上困難になるのではないか心配しています。 ===質問=== こういう場合、エンシュアですら飲まなくなったら胃瘻を行うのはいわゆる「延命治療」に該当しますか? 逆に「自分で食べられなくなったらおしまい」を実行したら、不適切に寿命を縮める行為ですか? ======== 私の希望は「延命治療はしない。自然に生きられる間を生きてほし。そして自然に生きている間は痛い、苦しい、ひもじいなどの思いをしないよう全力でサポートする」というものです。 その希望の問題点は、「そもそも”自然に生きられる間”の定義が難しい」「”自然に生きている間”を介護で支えるのが事実上困難になるのではないか」という事です。 寝たきりで会話不可であっても意識のある人に「自分で食べられなくなったらおしまい。胃瘻をしない」を実行するのって本人はひもじい思いをするのではないのか。それに、不適切に寿命を縮める行為、もっと言えば安楽死ではないのか(いや餓死は安楽と言えるのか?)。 逆に苦しまずに死ねる急性疾患(脳梗塞とか?)で死を迎えられるのなら、緊急搬送→TPA注射などせず、そのまま死なせてあげるのはありかもしれないとも思います。 自然に生きられる間を可能な限り幸せに生きて、楽に死んでいってほしいと願っています。可能な限りピンピンコロリに近い最期になればよいと思います。

専門家に質問してみよう