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警察の犯罪捜査事情に詳しい方お願いします
犯罪捜査をテーマとしたフィクション物の小説を書く課程で、実際のところはどうなんだろう?と少し疑問が出てきました。 おわかりになる方、よろしくお願い致します。 (1)重大事件が例えば山梨県で発生。特別捜査本部が設置された様な場合、テレビでよくあるように本当に警視庁から凄腕の刑事や指揮官が派遣されたりするるのか。 (2)派遣される人は専門分野があったりするのか、また重大事件の際に派遣される専用の人なのか。 (3)重大事件が解決せずに長期化する場合、どのタイミングで警視庁へ戻るのか。戻ったらまた次の現場に飛ばされるのか。 まあケースバイケースってことなのかもしれませんが、事情通の方、教えて頂けるとたすかります。よろしくお願いします。
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1) 普通はありません。 #1の方が書かれたとおり、警視庁は「東京都をナワバリとする自治体警察の1つ」に過ぎません(少なくとも刑事警察部門では)。各都道府県警の連絡・調整・指導を行うのは「警察庁」です。警察庁は事務調整を行う役所であって、捜査などの実働部隊を持っているわけではありません。 ただし、最近誘拐・立て篭もりなどの特殊犯罪に対抗する部隊として、警視庁の捜査員を応援に派遣することもあるようですが、これは例外的かつ実験的な措置のようです(そうそう起こる犯罪ではないので、各県警が人員を養うよりは、大きなところが部隊を持っていて貸し出す方が効率的なため)。 http://www.carlos.or.tv/essay-j/police_system_jp.html 同様のシステムに近いモノとしてSAT(特殊急襲隊)があります。こちらも所属は警視庁や大阪府警ですが、大規模な事案発生時には一義的な管轄外に派遣されます。 また、複数の都道府県にまたがった犯罪の場合、警視庁を含む複数の都道府県警本部が連合して「合同捜査本部」を設置することがあります。 そのほか、「どうしても他の警察本部でないとできない」という場合は捜査協力を依頼することがあります。身柄を押さえるとか、特殊な科学捜査(毒物鑑定はたしか大阪府警、指紋鑑定なら○○県警、と言う風に専門分野が各県警に散らばっています) 2)上記のように特殊な機材や技能・ノウハウを持っているといった強い専門性を持っていると考えるのが妥当です。 逆に言えば、各都道府県警が自前でできることならば、そのの強い「ナワバリ」意識によって、独自に解決しようとする傾向に阻まれると思われます。 3)こうした部隊が出動し、長期化したケースというのはそうないと思います。 前例があまりないのでなんとも言えませんが、10日間かかったあさま山荘事件では派遣された幕僚はそのまま現地に留まり、耐寒装備が貧弱であった機動隊は一旦別部隊と交替して体制を整えてから現場に再投入されています。
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- aoba_chan
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警視庁から派遣されたりはしません。 なぜなら、警視庁は東京都の警察組織だからです。わかりやすくいうと「東京都警察」(そんな名称はないですが)です。 基本的に警察組織は都道府県単位なので、その単位を超えるような広域組織犯罪等が発生した場合は、その指揮監督は警察庁(長官)が行なうことになります。 実際には、警察庁長官が直に指揮を取るわけではないので、長官権限で派遣された者が指揮を執るのでしょう。 法令上、この広域捜査本部の設置は各関係都道府県警察で共同して設置することになっておりますので、実際の捜査は各関係都道府県警察であり、派遣は初動捜査の段階までではないでしょうか。
お礼
なるほど、そうなんですね。どうもありがとうございました。
- dulatour
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やや厳しい言い方ですが 小説を書こうと思うのならば、実際のケースをもとに、自分で調べましょう。そうしたことが、今後の力となります。 どういう事件を書こうとしているのかは、わかりませんが、広域に渡るサリン関連の事件や各地を転々と移動した凶悪犯罪など、実際のルポをもとにヒントを得た方が説得力のある小説が書けるのではないでしょうか。 小説にはディテールが大切です。そうしたことを実際の事件から読み取るほうが、良いのではないでしょうか。 犯罪の捜査と同じで、事件はデスクトップの前で起こっているのではなく、現場で起こっています。 回答となっていなく出ごめんなさい。
お礼
アドバイスありがとうございます。 当然私なりに調べもしておりますが、情報通の方からもお伺いしてみたかったのです。 いろんな情報を総合的に組み合わせていきたいものですから。
お礼
なるほど、勉強になりました。どうもありがとうございました。