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正弦波の振幅測定(ピークホールド)について

Teleskopeの回答

  • Teleskope
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回答No.7

    >> 正弦波をピークホールドして測定しようとコンパレータを用いて 回路を作製してみたのですが、 <<  シミュレーション止まりですか? ホールドの C はどんなものをお使いですか、セラミックでしょうか。放電 R の値もよろしかったらお教えください。 >> コンパレータ(LM311)、振幅が1Vp-p以上になると少しずつピーク値より低い値に <<  LM311ですか‥このクラシックタイプは触れる機会がなくて経験談ができないんですが、「1Vpp以下」ではなく「以上」ですか? 下の方は満足できる動作になってるのでしょうか。 このICの内部構成は大まかには               7番ピン   ─|+\      C┘     |   >───B      (図1)   ─|-/      E┐    comparator    1番ピン    本体 ですが、仮に1番ピン側をお使いとして大振幅側が頭打ち気味というのは‥7番ピンの電源が低すぎなのでしょうか?(出力段は単純なトランジスタ1個ではないですが。トランジスタは飽和させずにエミッタフォロァ的な動作をさせてます。)  いずれにせよ この方式を選んで正解です。裸の受動素子による整流では温度変動を試算してみれば実用に耐えないことは既にお分かりと思います、この方式は;それを帰還ループの中(出力側)に入れて 1/(大利得) に押さえるという、古くからある教科書的、模範的な構成です。 ( ネットの工作記事ではオペアンプによる絶対値化回路も散見されますが、ピークホールドに特化したこの方式のほうがお奨めです。これ的な機能は私も必要に応じて使ってまして。)  よくアマチュアがお使いになってるコンパレータは NJM360です、データシートを見たら 代表的応答時間が約 20ns なので今回にはちょうど手頃でしょう。ただ出力段はLM311と違って単純なTTL回路です。 http://www.njr.co.jp/pdf/aj/aj05004.pdf  図1に書いた出力トランジスタの動作は「波形のピークでほんのちょっと導通しかかるが、あと大部分はオフ状態」ですよね、使えそうな性能のトランジスタをお持ちでないなら、これもアマチュアに広く使われてる定番、1SS108(ショットキバリアダイオード)で整流するだけでも行けます。必要な特性は、Irの小ささと接合容量の小ささ(ホールドCとの分圧回路ゆえ)です。ダイオードのVfは帰還で抑圧されてしまうのだから、その意味ではショットキに限る必然性はないですが。  概念的な構成は; 信号入力  |  |  └─|+\    ダイオード     |   >───┐  ┌─|-/      ▼  | 例えば     ├──┬────|+\  | NJM360    C    R      |AMP>┬─ ピーク値  |          |   |     ┌|-/  |  出力  |          ┷   (注1)   |     |  └─(注2)───────────┴───┘ 注1:グランドに落とすのではない理由はお分かりと思います。 注2:バイポーラプロセスでの高速コンパレータの入力インピーダンスは高くないのが常ですからホールドCの所から帰還せず、電圧フォロア出力からです。そうして電圧フォロアのオフセットも 1/(大利得) にすることは定石ですね。 注3:電圧フォロアのアンプもコンパレータに見合った高速性を要するのではないのか? 答はノーなのです; ここは帰還理論のいいトレーニングです。( PLLをやってる方などはアナロジ的に直ぐ分かったと思いますが。) いちおう帰還回路ですから過渡応答の安定性とかも念頭に。ぜんぜん単純ですが。(いっぱい書いてしまいました、とりあえずこのへんで。)    

poteta
質問者

お礼

>>シミュレーション止まりですか? ホールドの C はどんなものをお使いですか、セラミックでしょうか。放電 R の値もよろしかったらお教えください。 実際に動作させてみての結果です。 Cはフィルムコンデンサ0.1uF~0.47uF,電解コンデンサ1uF~4.7uFで確認しましたが この範囲ではとくに差異は見られませんでした。 Rは(-Vccに接続)1Mオームです。 >>「1Vpp以下」ではなく「以上」ですか? 下の方は満足できる動作になってるのでしょうか。 1Vpp以下では動作しております。 入力の傾きが一定以上になると(つまり周波数が高いか,振幅が大きい),少しずつピーク値が 入力波形の波高値より低下していきます。振幅を上げてもある一定以上(1.2MHzだと0.8V程度)の 電圧よりは上がらなくなります。 ピークホールド用のコンデンサを外すと発振してしまう為,正確には確認できませんが 入力に矩形波を入れ出力の傾きを確認すると,ピーク値がずれてくるのは,この傾きに 近づいた時からです。 このことからコンパレータのスルーレートが限界の為と判断しました。 最後の回路ですが使えそうなコンパレータが入手でき次第,検討してみたいと思います。 ご丁寧な説明,アイデアをありがとうございます。

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