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筋交いの金具について

noname#32710の回答

noname#32710
noname#32710
回答No.3

「施主自らが頑張って見張っている状況です。」とのことですが、本当にごくろうさまです。そのお気持ちは痛いほどよく解りますよ。そういう状況のethigoさんにこのようなことを申し上げるのは気の毒な気がしないでもないのですが、正しいことを教えてあげることが大事だと思うので申し上げます。 「建築主として頑張らねばならない部分が全部漏れているので余計なところでご苦労をされています。そのことが今後の大きな問題に発展する可能性が高いですよ。」 (1)現場では、作業する人がサボっていませんか。くわえタバコで仕事していませんか。現場は常に整理整頓していますか。1日の終わりにはきれに片付いていますか。----などのことは解るでしょうね。でも、そういう問題を見張っていることだけでいいのですか。 (2)基礎と土台を固定するアンカーボルトは問題なく入っていますか。基礎の鉄筋は図面どおりでしたか。床下の防腐剤は忘れていませんか。防腐剤は完成後に人体に悪影響を及ぼすような成分がないものを使っていますか。柱や梁は図面どおりで問題ありませんか。-----本当はこのようなことが大事ではありませんか。 (3)作業している人達は、素人の建築主さんが現場で見張っていてやりにくいから(素人が見て不審に思われることがないように)というところばかりに気を取られながら仕事をすることになっていませんか。 (4)「図面どおりか」とか「防腐剤の成分」だとかと言われても解らないですよね。そういうことを建築主の立場にたって検査したり指摘して業者に注意を与えてくれる人が「工事監理者」なのですよ。 (5)だから、「工事監理者」は工事会社が選ぶのではなく建築主自身が設計事務所に依頼するものなのであり、「建築主は工事中には工事監理者をおかなければならない。」ということが建築基準法に規定されているのです。その主旨を建築主が知らないものだから業者は「そんなことは内で資格者がいるから無償でやってあげます。役所に届けておけばいいのですからーー。余計な費用を使うだけですよ。」と言い、建築主も「ああそうか、それならお願いします。」という思いになってしまうのです。その結果が、貴方の場合のように業者の専務さんが工事監理者として届けてしまい、実際には現場にほとんど来ないしそのような手間を取ろうとしない。来たとしても自分がやらせている作業員が大きな間違いをしていても指摘しない。結局、専門的な検査や確認を専門的資格を持った人が誰もやらないままで工事が進むことになるのです。  お近くの市役所に行って建築指導課(役所によって呼び方が違うこともある)に寄ってみてください。そこの入口付近には「工事をする時には工事監理者をおくことが大切です。」などというポスターが貼ってあるはずですよ。(勿論、工事監理者を決めて役所に届けておくだけで言い訳ではありません。そういうことで済ませることは建築主の大きな損失になります。) (6)「設計者に会ったことがない。」というのは本来の姿ではなく異常な姿なのですよ。どんな間取りが良いか。部屋の仕上げはクロスがいいかそれとも塗り壁にするかまたは自然の板にするか。流し台は二層シンクかガスがいいか電化か。家具をおく場所をどうするかによってコンセントやスイッチの位置も異なるなどなど。設計者と相談しながら決めていくことが山ほどありますね。そうでありながら「設計者には会ったことがない。」というのは、もしかしたら、その設計者は工事会社が確認申請の図面作りだけを頼んでいるのではないですか。結局、貴方の設計内容は工事業者が貴方に詳しい相談をすることもなく(予算に合わせて苦情が出ない程度のものにしておこう。)と考えて進めているのではありませんか。 (7)ここに来て「筋交いに金物がない。」ことが気になっているようですが、設計図に金物の図がなくても設計図面のどこかに「筋交いの固定方法は????による。」となっていて、???というのは「金融公庫仕様書」とか「建築学会仕様書」などと指定されていませんか。でもethigoさんにこのようなことを見て調べてもらうのも無理だと思いますよ。 いろいろと難しいことばかり申し上げるようですが、echigoさんには建築主として考えなければならないことがほとんど抜け落ちているのですが、今でも決して遅くありませんので、第三者の専門家(設計事務所)に相談してください。このような段階でも相談に応じてくれる設計事務所は少ないが必ずいます。現場検査をしてもらうのではなく「今までに欠落していたことがなにか、今の段階でどうしたら良いか。」ということを詳しく解りやすいように教えてくれる専門家ですよ。 その上で第三者に検査を頼むかどうかをよく考えるべきです。 インターネットで探す方法もあるでしょう。知合いにお聞きになるのもどうですか。 それでも無理なら私でも結構ですよ。私の場合は度々echigoさんのような人の相談に応じていますから事務所に来ていただければ、失敗した人の事例などもいっぱい教えてあげながら今後の進め方や考え方を助言します。しかし、ここでは連絡先をお伝えできないので、必要であれば連絡方法を考えますので再度、質問メールしてください。 私の事務所には完成した後で相談にこられて解決に協力することが多いのですが、絶対に「住まい作りで失敗してから相談に来ないでくださいよ。」

echigo
質問者

補足

いろいろと有り難うございます。 これまでも基礎や筋交い位置、断熱材、通気工法など疑問をぶつけてきたのですが、内壁の筋交い金具が無いことについて、まだ納得いってません。強度的にそこまで必要ないと言われていますが、N値計算ソフトを研究してみようかと思ってます。 ちょっと一晩考えてみます。

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