• ベストアンサー

哲学者の公務

noname#834の回答

noname#834
noname#834
回答No.1

あなたの意見の背景には、法学、経済学という社会科学、 工学、理学、医学などの自然科学は「メリット」はあるが、 哲学には「メリット」はない、ということですね。 同じように、文学も芸術系の学問も「メリット」は ない、ということになりますか。 ところで「メリット」とは何でしょうか。 生き方、行動の指針という部分などなど、 実は最も哲学がその役割としている部分を除外しても、 人々の経済活動への貢献というメリットなら、なくもないかもしれません。微々たるものですが。 彼ら哲学の教官も、また、哲学を学んだ学生も後々 哲学書を書いたとします。 それが買われることで、印刷業者、 出版社、書店にお金が入ってきます。 あと、彼らが私学で講義をするとしますと、 それを学ぶ学生の授業料から、私学という産業にもお金が入ります。 また、哲学の教官も消費をします。 彼らに払われた俸給で、彼らは旅行をするかもしれない、 レストランにいくかもしれない、家を立てるかもしれない・・・・。それぞれの、業者にお金が渡ります。 そこに、哲学を学びたい学生がいる、 そして、研究し、後生に伝えたい哲学者(教官?)がいる。 彼らの自己実現の道を、国がある程度担保している。 そして、国の「やっかい」になって得た財物を 消費行動や創作行動で少ないかもしれないが 関連業界に「メリット」をもたらしている。 私の想像力からは、その程度ですが、 さて、その程度の「メリット」で哲学の教官を 国費で養う必要があるのか、という問題ですが、 そうなると、価値観に従ってということになるでしょう。 あなたのような考えが、大勢を占めれば 「役立たずの哲学など教えるものに、国費は払わない。 そっこく国公立大学の哲学科は閉鎖すべき」となるでしょう。 私個人は、学問は、基本的にアカデミック(空論的)なものが好きですね。 ただ考えたい、ただ知りたい、ただ創造したいということを 根本の欲求として生活できる、そして、それを国がある程度養っている国って、すてきだと思いますけど。 それに、哲学って、別に、過去の偉い人が誰がどういった なんてことを学ぶだけじゃないと思います。 人は、なぜ生きなぜ死ぬのか、 いかに生きればいいのか、いかに生きることがよりよい 生き方なのかを探求する学問だと思っています。 根本にその考えがなければ、医学だろうと、工学だろうと意味がない。 哲学以外の学問をする人は、哲学を履修せよとは 言いません(私もしてませんから)。が、 医学にしても、ただスパゲティ状態で心臓が動いていればいいのか、工学にしても核兵器は幸福をもたらすのか、など 根本に「哲学」がからんでいるのではないでしょうか。 ですから、国家が国民の生活向上を考えるのなら、 哲学の教官を国費で養ってもいいと思いますけど。 後段は、蛇足でしたね。すみません。

noname#2879
質問者

補足

有難う御座います. ご回答に感謝いたします. 微々たる経済活動をしているというのは当然理解できます. ただし >根本に「哲学」がからんでいるのではないでしょう >か。 ですから、国家が国民の生活向上を考えるのな>ら、 哲学の教官を国費で養ってもいいと思いますけ>ど。 に関してですが,これが哲学科の創設時の意見ならば理解できます.しかし,既に国民の生活向上のために,これまで国費をこの分野に投資してきました.にもかかわらずメリットをもたらした実績がないではないかというのが,私の論点なのです. 蛇足に対する(意地悪な)蛇足でした.

関連するQ&A

  • 税金の使途を納税者が選ぶのはどうでしょう?

    税金の使途を納税者が選ぶのはどうでしょう? よろしくお願いします。 カテをどこにしようか悩んだのですが、ここが一番客観的な意見を得られるかなと思い、質問いたします。 将来、各個人が納税に際して、その納税の一部の使われ方を指定するのは、どうでしょうか? 福祉や教育や国防や公務員の給料分など基礎部分は固定しておいて、例えば納税のうち1割くらいを浮動にしてそれを、自分の信条に合わせて好みの部門に納税するというものです。例えば、国防も福祉も基礎部分で最低限は納税されますが、自分は国防よりも福祉を国に強化してもらいたいと思っているなら、浮動部分で更に福祉に納税するという具合です。   また、それと関連して、使途を選んで税金を寄付の形でボランティア的に上乗せ納税する制度も作ったらどうでしょうか? (昨今、一部のコメンテーターが子供手当ての総額が防衛費をこえるなら、それはぞっとするような異常事態だ、という主旨のことを言っています。しかし、防衛費などは、生命保険みたいなもので、いいだしたらきりがないし、将来の状況次第では支出が全くの無駄になる可能性もある、問題だと思います。それに、福祉よりも国防を強化せよとしきりに主張している人は、おそらく、収入や資産があって、自分の生活は安定している人達だと考えられます。ですから、そういう人達は、税金を国防用途に心持ち上乗せ納税すればいいとおもうのです。それで意見が政治に反映されるのではないでしょうか。もし同志が多ければ、塵もつもれば山となり、生命保険的な国防にも十分予算がつくことになり、皆まんぞくではないでしょうか。) このように考えたのですが、思うに、税や政治の世界で、この手の案は思考されたことがあるのではと思うのです。 善し悪しが指摘されているのではと思っています。 ご指摘等ありましたら、ご教授おねがいします。

  • 東大〈本郷)哲学の院試を突破する為に必要な参考書を探しています(1)

     生徒時代から哲学に興味があり、大学では哲学の勉強をしようと考えていました。しかし、大学受験で東大文(3)の受験に失敗し、現在は都下の国立大に通っています〈2年男子)。現在、念願の哲学の勉強をしていますが、日に日に哲学への思いが強くなり、研究者として哲学でメシを食べていきたい!とまで考えるようになりました。そこで色々調べた結果、本郷の方の哲学院に行くのが研究者の登竜門だとわかりました(本郷でも今は崩れる人が多いようですが、まだ他大に比べてましでしょう)。そこで、質問があります。 1、院試の哲学の専門科目突破のために、どの参考書などをやるのが、効率的(下賎な表現ですが)でしょうか??  ある人には、『東大の選考はクセがあり、試験で点をとるだけではだめだと思います。語学と用語説明は、みんなほとんどできてしまうので、口頭試問の具体的に指導を受ける先生の判断によるところが大きい。このとき、すでに先生が取る学生が決めている場合、同じ先生につこうとしても、人数の割り振りもあり難しいです。ちなみに、参考書としては、あいかわらず、平凡社の哲学事典通読が最低限の条件。くわえて、プラトン、デカルト、カント、ヘーゲル 等々の東大出身の諸先生(他大学在籍も)の概説書も一通り。とくに、けいそうしょぼうの古いシリーズは、先生方が学んだ先生方のものなので、図書館で入手のこと。できれば、基本的名著すべて、翻訳ででも、きちんと解説との対照を確認しておきましょう。』というアドバイスを受けたのですが、より詳しくアドバイスを頂ければ非常に参考になります(この教官のこの概説本を読むといいだとか)。  長々と駄文を書き連ねてしまいましたが、現在試験の最中にもかかわらず、気になってしかたがありません。以上の点について返答宜しくお願いします。では、返事が来るまでレポート書いていますので・・・

  • 高速代を無料にする理由

    高速代を無料にして税金で補うということは、高速に乗らない人から高速代を徴収するということになりますよね。私は都内で電車での行動が多いし、家族も買い物にいくくらいなので、高速にはめったに乗りません。高速代は高速に乗る人から取ればよいのにと思っています。 不況が続くのも困るので大きな経済効果があるのなら仕方が無いか、とも思うのですが、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか? どのような経済効果を期待してでしょうか? 

  • タバコのメリットを考えて教えてください。

    タバコの害は一杯書いてあるのですが、いいところもあるんじゃないかと・・・・ 私の考えでは (1)肺がんになるなどして早く死んでくれるので、年金や生涯医療費が安くつく (2)周りの人を肺がんにしてしまうので(1)同様経済メリットあり (3)税金を払ってくれる (4)なんとなく文学って言うか哲学的に見える (5)不良っぽくてカッコいい (6)大人的?渋い? (7)吸うと落ちつく、頭がさえる。 (8)おいしい その他なんでもお願いします。

  • 税制改革アイデア

    会社員の方はあまり意識しないかもしれませんが、個人事業だとどうにかして税金関係減らせないものかと考えます。黙って口座から引き落とされてるのが実に腹立たしい!せめて集金に来て頭下げろっての! だって払うメリットぜんぜん無いんだもの!まあ借金する時に納税証明が信用になる程度。誰だってなるべく払いたくない。 大金持ちや有名人や有能な人や美男美女はチヤホヤされたり色々得するけど、高額納税して得する事って無いと思います。高額納税者ランキングに入ったらそりゃステイタスかもしれないけど、彼らは別にそんなこと望んでないでしょう。 納税する事にインセンティブが無ければ、常に脱税する人・企業は出るだろうし、税収も上がりません。明治の頃はいくら以上納税してないと選挙権が与えられなかったと、現在の民主主義がいかに素晴らしいか言うけれど、ぶっちゃけそのくらい差をつけたっていいんじゃないかと思っちゃいます。 喜んで納税するまではいかなくとも、「まあ仕方無いか」と納得できる税金徴収法とか、納税者への特典など良いアイデアがあったらお願いします!私が総理大臣になった時に実現します♪ 私のアイデアは・・・ ・・・巨乳美人が集金にやってきて潤んだ瞳で懇願され、胸の谷間に札束を納税。

  • 自己PRの添削をお願いします

    現在就職活動中の学生です。 技術開発職向けの自己PRを書いてみたのですが、なるべく多くの人に見ていただこうと思い投稿させていただきました。 添削をよろしくお願いします。 研究を通して問題発見、解決力が身につきました。 研究の中である一つの仮説が浮上し、その仮説を証明するための実験の計画を立てました。 仮説を証明するための方法を考え実験を行った結果、仮説は正しくないといった結果が導かれたのですが、それを教官に報告をしたところ実験内容の問題点を指摘され実験の結果は本当に正しいのか、という疑問を突きつけられました。 改めて実験を見直してみると刺激を提示するタイミングのずれや、実験の教示がうまくいっていなかったことが判明しました。 判明した問題点を改善して実験をやり直すと仮説の正しさを裏付ける結果となりました。 この経験からただ漠然と得られたものが正しいと思うのではなく、常に問題意識を持ち続けることの大切さを学びました。 現在行っている研究では問題意識を持つことにより実験の改善を行い、そこから新しい実験のアイデアなどが生まれ自分の仮説をより確かなものにしていくことができています。 目の前にあるものを鵜呑みにするのではなくよりよいものへと改善する方法を常に模索することでさらに問題発見、解決能力を磨いています。

  • ふるさと納税って「とんち」みたいじゃないですか?

    ふるさと納税のメリットを、テレビでさんざん放送しているので、 「おっ、やってみようかなぁ」などと安易に考えてしまいますが、 デメリット的な事は殆ど話しません。 いろいろなサイトを見て調べるとデメリットもあるようですが、 メリットの方が大きいみたいですね、と書きましたが、 一番「ん?」と個人的に思っているのが、例えば3万円のふるさと納税をした場合、 実質負担金2000円を除く28000円は所得から控除されるとありますが、 これどこが良いのですか?? 28000円が返って来る訳ではないですよね、所得がそれだけ無かった(28000円分手取りが少なかったんだよ)という事では結局3万円支払ってますよね? どうも、一休さんのとんちを聞かされているようでイマイチ納得いきません。 皆さんはどうですか、納得いきますか? それからワンストップ特例制度の税金控除の対象者は、別に確定申告もせずにいつも通りに会社の経理の人にもふるさと納税した事を告げずに処理をしてもらって良いのでしょうか?

  • 人は歴史というものをいつ頃から、調べたのか

    人は、様々な分野で歴史を分析し、あらゆる根拠を元に仮説や推測を交えて、歴史を表にしたり論じたりして、世に伝えられていますが、いったいいつ頃から歴史というものを調べ始めたのでしょうか?  例えば、科学や化学や医学が進んだ後に考古学が深められ歴史につながったとか。 出来れば、何年前頃からという具体的な回答を期待しています。  よろしくお願いいたします。

  • 日本は今の半分ぐらいの人口で十分ですか?

    その理由として 日本の若者はホワイトカラーの職しか選ばない奴が多い 無駄に高学歴化して人件費が高いので企業は一部しか雇わない それで必然的に 非正規や職にありつけない奴がふえる (高学歴化といってさ、バカでもアホでも大学に入れちゃう低レベル大学ばかりになっちゃってさーーー 低レベル大学でて高学歴というのかはわからないけど、一応は大卒だし) そこで大した能力もないのにさ人件費ばかりあがるから雇う気がしない そうすると給与が安くてすむ外国人を雇うし 日本にいるアジア系労働者も日本の若い奴と違ってホワイトカラーの仕事だけでなく 3Kの仕事や第1産業など必要不可欠な農業等を担ってるのは外国人が多いわけです。 子供は将来の税収とかいっちゃう人いるけど、あんなの使えない若者が微々たる納税する額より その使えない若者にかかってる歳出(税支出)の方がかなりデカイのだから そんな税収なんてものは増えない。 と俺が思うんだけどさーーーーいろいろと非正規とか問題になっているようだけど 非正規の奴を正規にして企業側にとって何かメリットあるの? 非正規だからこそ日本人を雇えるだけの事だろう、あれで正規社員にしろとかいうなら 普通の経営者なら切り捨てて外国人雇うだろう。

  • 会社にマーケティングに根付かせるには。

    まだまだ営業開始できていない会社なのですか、確実に会社の弱点として 私を含め社員全員のマーケティング能力が低いことを実感しています。 今年の12月をめどに営業を開始する予定なのですが、本腰をいれてマー ケティングに力を入れたいのですが、どこから始めていけばいいかわかり ません。 ここで、知識をつけながら、会社のマーケティングの能力を発展させてい きたいと思うので、お願いします。 具体的な問題点を以下に記します。 ・アパレルで起業するのですが、アパレル関連のマーケティングの情報が足りません。さらに具体的には、アパレルの会社の売上高や売上原価や経常利益、人件費などの財務面での情報が乏しいので、どう調べればいいのでしょうか。商工会議所などに尋ねたりできるのでしょうか?なにか、参考になる助言や調べ方があれば、教えて下さい。 ・社員のマーケティングの教育には、どのような方法があるのでしょうか。私自身そして、社員のマーケティング能力の向上のためのアドバイスがありましたら、お願いします。 本当に、身の丈を知らないような若輩者ですが、どうかみなさんのお力添えをお願いします。