• ベストアンサー

学校文法について

学校文法に関して教えてください。 「静かです」を品詞分解すると、「静か」が形容動詞語幹、「で」が形容動詞活用語尾だと思うのですが、 そうすると「す」が分解できませんよね? 学校文法では、このような場合、どのように分解しているのでしょうか? よろしくお願いします。

  • ayun
  • お礼率93% (14/15)

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.7

 No.5です。  No.6さんの挙げてくだっさっているサイトですが、  まず、前者は、ご紹介くださっているページの第4段落に、 > 文法というものが数多くあるにもかかわらず、日本 > の学校で教えられる文法は細部を除けばどの教科書> も同じで、四大文法の中の橋本文法に基づいている。 > (中略:引用者) > ここでは、学校文法となった橋本文法の問題点を > 「形容動詞」を通じて考えてみたい。 とあり、「問題点」を考察したページですので、学校文法とは立場を異にするものだと思います。  後者ですが、同じサイト内の「日本語文法の「なぜ」に答える ●イントロダクション」 http://joshya.hp.infoseek.co.jp/ori/najas0.html  には、 > 「だって、動詞の活用表っていったら、これですよ?」 > ●いわゆる「学校文法」に基づく規則活用動詞の活用表 >  (表は略:引用者) > 「ですから、『分かったことをまとめれば非常に簡 > 単な規則になってしまうことが少なくない』んですよ。 > つまり、この活用表を作った奴というのは、 > ・分かっていない・んです。」 とあり、「学校文法」の活用表を批判しています  また、同サイトの「開発室」 http://joshya.hp.infoseek.co.jp/ori/index.html には、 > このページは、視聴覚障害者、および日本語を母語 > としない人々のための、日本語処理システム開発を > 支援するためのページです。 とありますので、「学校文法」とは立場を異にしていると思います。  また、No.6さんの「最近、変更されたのでしょうか。」という問題については、No.6さんご紹介の前者のページ(第7段落)に > 最近では、「新鮮です」を別種の形容動詞として扱 > っている参考書も見かける。 とあります。私は現時点で「最近」かどうかについて確たることは申し上げられませんが、ともかく「最近」の中学生向け(学校文法の)図書では普通の活用・丁寧な活用が併記されています。  なお、高校の文語文法はともかく、中学での口語文法は学校によって、さらっと流す程度のところもあると思いますし、しっかりやっても、丁寧な活用の方は 付け足し的にしか扱わないこともあると思いますので、No.6さんが普通の活用しか覚えていないとおっしゃるのは無理もないことではないかと思います。  それから、前者のページ(「形容動詞とは何か?」)の第5~6段落は、批判の前提としての学校文法における形容動詞の説明ですが、要点をおさえたいい説明ですので、質問者もぜひお読みになってください。

参考URL:
http://joshya.hp.infoseek.co.jp/ori/najas0.html
ayun
質問者

お礼

非常に詳細なご説明をありがとうございます! 活用語尾の「です」として扱われていたんですね。 No.6さんのお礼でも書いたのですが、私が中学高校当時に使っていた総覧には「です」の活用は載っていませんでした。 やはり変更したのでしょうかね…。 リンク先も読ませていただきました。 自分で検索してもなかなか知りたいことを知れなかったので大変助かりました。 No.5と合わせてお礼させていただきました。 ありがとうございました!

その他の回答 (6)

  • shangyan
  • ベストアンサー率41% (117/284)
回答No.6

#4です。書き込んだとき自信がなかったので、その後、調べたのですが、次のようなサイトでは助動詞となっていました。 http://homepage1.nifty.com/forty-sixer/keiyoudousi.htm http://joshya.hp.infoseek.co.jp/ori/najas1.html しかし、教育の現場で語尾にしているというのなら、それが正しいのでしょうね。私は「だろ・だっ・で・に・だ・な・なら」しか覚えていないんですが、最近、変更されたのでしょうか。

ayun
質問者

お礼

わざわざ調べて下さりありがとうございます! 私も「だろ・だっ・で・に・だ・な・なら」しか覚えてなく、また、参考にしていた(中学・高校当時使っていた)国語総覧にも、この表記しかありませんでした。 やはり変更したということでしょうね…(^^;)

回答No.5

 「学校文法」とは中学(口語)・高校(文語)で教える文法を一般的にそう呼びます。文法に関してはNo.4の方や、質問者の方もNo.3のお礼で述べていらしゃるように、「形容動詞」を品詞として認めるか等々、研究者によって様々な説があるのですが、学校によって教える内容が異なると混乱を招くので、教育現場では一応、統一されているわけです(実際には、細かな差異がないわけではありませんが)。  学校文法では、「静かです」は一単語の形容動詞です。一単語ですから、品詞分解はしません。品詞分解とは単語に分けることですから、一単語を「静か=形容動詞の語幹」「です=形容動詞の『丁寧な』活用の活用語尾」と「語幹と語尾に分けること」は、品詞分解とは呼びません。  書店で中学生向けの国語の参考書・問題集をいくつか手にとってご覧いただくと、形容動詞には、普通の活用として、未然形から順に「だろ・〔だっ・で・に〕・だ・な・なら・○=用いない」と活用する場合と、「丁寧な活用」として、これも未然形から順に「でしょ・でし・です・(です)・○・○」という二種類の活用があることが説明されていることと思います。 (一例として、参考URLをご覧ください。)  丁寧な活用で、連体形が( )に入っているのは、一般的には「静かです海」とは言わず、普通の活用の方の「静かな」を用いますが、「ので」「のに」に続く場合には「静かですので」という用例があるため、通常の(連体修飾の)連体形としては用いず、限られた用法であるという意味で、「○」にはしないで( )に入れます。  これとは別に学校文法では丁寧の助動詞として「です」があります。活用は形容動詞の丁寧な活用と同じです。助動詞の「です」は主に名詞の後に付きます。  たとえば「天気です」がそうです。「天気だ」(「だ」は断定の助動詞)も同様ですが、「天気な・日」「天気な・空」などとは言いません。「~な」の形で連体修飾としては用いませんので、これらは形容動詞ではないと考えられ、「形容動詞の活用語尾の『だ』『です』」とは区別されています。  (なお、「名詞+助動詞『だ・です』」と「形容動詞との区別はテスト問題としてよく出題されます。)  したがって、「学校文法」では「静かです」の「です」を「助動詞」とするのは誤りです。同様に「こと」などの「省略がある」という考え方はしませんん。No.2の回答が、正しいことになります。

参考URL:
http://www9.plala.or.jp/sgmiki/kokugo/k045.html
  • shangyan
  • ベストアンサー率41% (117/284)
回答No.4

「形容動詞」という考え方の不備として問題にされるものですよね。 「です」は一語で助動詞とし、形容動詞語幹についているとするようです。 考え方としては、「静か(なこと)です」というように省略があるとするのではなかったでしょうか。

ayun
質問者

お礼

なるほど、省略ですか~。 やはり「静か」と「です」で分解するということですね。 ありがとうございました!

回答No.3

「静か」が形容動詞の体言で、 「です」は断定の助動詞「だ」の丁寧語、 だと思います。 ところで、『学校文法』というのは初めて聞く言葉なのですが、どういうモノなのでしょうか?何か特別な意味がある??

ayun
質問者

お礼

すいません、説明不足でした。 私は単純に学校で習う文法という意味で使っています。 橋本文法(他にも○○文法~と様々あるようです)というのが学校文法らしいのです。 この学校文法の方式では、「静かです」をどのように品詞分解しているのかと思いまして…。 学校では形容動詞の活用は習ったのですが、形容動詞の活用語尾の代わりに助動詞が続くこともあるとは習ったことがなかったと思うので、質問させていただきました。

ayun
質問者

補足

↑お礼ではなくて補足でした(汗) ご回答ありがとうございました。

  • Lariat
  • ベストアンサー率57% (42/73)
回答No.2

すいません。訂正します。 口語の「ダ活用」の形容動詞は、丁寧な言い方のときは、助動詞「です」と同じ活用になります。

ayun
質問者

お礼

ご丁寧にありがとうございます!

  • Lariat
  • ベストアンサー率57% (42/73)
回答No.1

「静か」が形容動詞で、「です」が助詞(「だ」の丁寧な形)です。

ayun
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。 そうすると、学校文法では 「形容動詞の語幹には活用語尾が必ずしも続かなくてよい」ということでしょうか?? 「です」は体言接続助動詞って習うのに、用言接続OKってことですよね。 不思議ですねぇ…。

関連するQ&A

  • 口語文法(形容動詞)の質問

    「きれい」の品詞について考えています。一番自然なのは形容動詞「きれいだ」の語幹と考えることだと思うのですが、「それってとてもきれいね」などという日本語もあるような気がします。形容動詞の活用表をみると必ず活用語尾がついてくるので、こう考えると「きれい」は活用語ではなくて、名詞扱いになるような気もします。形容詞でないのは自分でもわかるのですが、詳しくはどう解釈すべきなのか教えてください。 それともあまり文法的にはよくないことだけど、形容動詞の「だ」抜き言葉、なんていうものがあるのでしょうか。

  • 古典文法

    (1)古典文法の動詞、形容詞、形容動詞の活用形を簡単に判別する方法は ないでしょうか。 (2)「忍ぶ」は古典文法では上二段活用なのに、現代日本語文法の中では 五段活用になるのはどうして。 (3)「得る」の語幹と語尾がわかりません。 「え、え、う、うる、うれ、えよ」、でいいのですか。

  • 古典文法 形容詞(ク活用、シク活用)

    こんにちは。 高校古典文法 形容詞の活用 ク活用、シク活用についての質問です。 参考書を見ると、形容詞の本活用(直後に助動詞以外が続く活用)の活用表を見ると、例えば「なし」という言葉なら、 <語幹>「な」 <未然形>「(く)」 <連用形>「く」 <終止形>「し」 <連体形>「き」 <已然形>「けれ」 <命令形>「○」 となっております。 質問(1):ここで、未然形については( )がついていますが、どういうことなのでしょうか?同様にシク活用の「かなし」についても未然形の活用語尾には(しく)と( )がついています。 質問(2):また上記の(く)や(しく)では、この形容詞に続ける言葉として、動詞の場合に続けていた「む・ず」が続きませんが、どういうことなのでしょうか? よろしくお願いいたします。

  • 日本語教育文法について

    日本語教育文法では国文法の「助動詞」を「活用語尾」などとしているそうですが、国文法における活用語尾(例えば、「(読)ま(ない)」、「(読)み(ます)」などの「ま」や「み」)と助動詞の「ない」や「ます」をどう区別するのでしょうか。両方とも活用語尾と呼ぶのはおかしいのではないでしょうか。また、「た」や「ようだ」などの助動詞を動詞や形容詞の一部として活用語尾とするのは無理ではないでしょうか。 「活用する後置詞」とするのはどうでしょうか。

  • 「知らなさすぎる」文法的に…

    「知らなさすぎる」という言葉を、 品詞に分けたいのですが…。 知ら…動詞 な…助動詞? さ…名詞化の接尾語? すぎる…動詞 とくに「さ」がわかりません。 「すぎる」には動詞の連用形または 形容詞の語幹がつくはずなのですが そうすると「な」も「さ」も説明できません。 どなたかよろしくお願いしますm(_ _)m

  • 中学・国文法、この問題の解説をお願いします

    中学・国文法、2題ですがお願いします。 (1) 「感激する、感動する、感じる、感ずる」の4選択肢のうち、活用の種類が異なるのは? 解答は「感じる」でした。なぜでしょうか? (2) 語幹と活用語尾に分けられない動詞として、「着る、出る、見る」がありました。これはどういう解釈でしょうか?分けられる動詞「消える、過ぎる、感じる」の違いがわかりません。 よろしくお願いします。

  • 韓国語の文法について質問です。

    들다や알다など語幹の最後がㄹの動詞・形容詞の活用について教えてください。 これらを합니다体で表す時、例えば알다は압니다となりますが、ㄹが落ちるのは何故でしょうか? 言い換えますと、第I語基でもㄹは落ちるものなのでしょうか。 そして、この類の語は正格活用なのでしょうか?それとも変格活用なのでしょうか。 わからないと思った経緯を以下に書きます。 (1)正格活用を平叙文で합니다体で表す時、子音語幹の場合は第I語基、母音語幹は第II語基で示すと理解しています。 (2)文法の本では、語幹の最後が르やㅂやㄷなどのものについて、르変格活用の用言といったように書かれていました。一方で、語幹の最後がㄹと으のものについては、ㄹ語幹の用言といったように書かれていて、変格活用とは書かれていませんでした。なので、これが正格活用なのか変格活用なのかがわかっていません。 (3)その本の説明には、ㄹ語幹の用言では、第II語基の時でかつ、後ろにㅂ、ㅅ、ㄴ、오で始まる語尾の語が続く時にㄹが落ちると書かれていました。(第I語基でㄹが落ちる時があるとは書かれていない) (4)一方で、その本で「学校が休みです」の訳が「학교가 놉니다」となっていました。놀다は子音語幹だから平叙文の합니다体の時は第I語基だからㄹは落ちないはずなのに何故놉니다となるのかがわからなくなりました。 どうぞ、よろしくお願いいたします。

  • すぎるの文法的解釈

    A:食べすぎる B:悲しすぎる C:穏やかすぎる Aは動詞の連用形+すぎる→複合動詞? Bは形容詞の語幹+すぎる Cは形容動詞の語幹+すぎる Aを複合動詞と考えると、「食べなおす」「食べだす」(こちらは接尾語というのでしょうか。)のような「なおす」・「だす」は、形容詞、形容動詞の語幹につくことがないので、「すぎる」だけが特別になってしまいます。 名詞にくっつく「さ行変格動詞」と同じく、B、Cのように、「形容詞・形容動詞」の語幹にくっついて、 新たに動詞を作る言葉、と解すると、独自性が高いので「すぎる」だけで、「~動詞」という新たな項目立てが必要かと考えます。 「すぎる」だけが、他に文法的な仲間を持たない独立した言葉のような気がするのですが、 どうなんでしょうか。

  • 形容詞、形容動詞の語幹と活用語尾

    中2です。 形容詞、形容動詞で語幹と活用語尾の区別が出来るものと、出来ないものの区別がわかりません。 見分け方など教えてください。

  • 国語の文法

    動詞を語幹と活用語尾に分けるとき、漢字で書けるものは漢字の部分で切れる(例:走る→はし・る 話す→はな・す など )法則ってありますか?