• ベストアンサー

中学・国文法、この問題の解説をお願いします

中学・国文法、2題ですがお願いします。 (1) 「感激する、感動する、感じる、感ずる」の4選択肢のうち、活用の種類が異なるのは? 解答は「感じる」でした。なぜでしょうか? (2) 語幹と活用語尾に分けられない動詞として、「着る、出る、見る」がありました。これはどういう解釈でしょうか?分けられる動詞「消える、過ぎる、感じる」の違いがわかりません。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • kine-ore
  • ベストアンサー率54% (808/1481)
回答No.1

(1) まず、二字漢字グループ1を排除し、グループ2の単漢字に「する」が接合した動詞の活用を見た場合に、グループ1と同じであってやや改まった感じのものと、話し言葉として少しくだけた形で活用が一段に変化したものを区別し、こちらの「感じる」を回答として選択します。 グループ1 「感激する、感動する」 二字漢語に「する」が接合した形の複合動詞で、サ行変格活用するのでサ変動詞と呼びます。 グループ2 A.「感ずる」 単漢語に「する/ずる」が接合したサ変動詞。 B.「感じる」 「感ずる」のサ変活用が変化して上一段活用に転じたもの。 (2) 三音節以上で五段活用以外の動詞 「消える(下一段)、過ぎる(上一段)、感じる(上一段)」は、 未然形「消え(ナイ)、過ぎ(ナイ)、感じ(ナイ)」、 連用形「消え(タイ)、過ぎ(タイ)、感じ(タイ)」と、 すべてに「消、過、感」という語幹にが一定の活用語尾「え、ぎ、じ」が付いた形のまま活用します。 一方、二音節の五段活用以外の動詞 「着る(上一段)、出る(下一段)、見る(上一段)」の場合には、 未然形「着(ナイ)、出(ナイ)、見(ナイ)」、 連用形「見(タイ)、出(タイ)、見(タイ)」となって、 語幹の「見、出、見」のまま活用語尾がなく語幹がそのままむき出し、いわゆる「露出形」となってしまうので、単純に「語幹と活用語尾に分けられない」語形となっています。 ちなみに、二音節でも五段活用の場合は、 「切る、死ぬ、有る」では、 未然形「切ら(ナイ)、死な(ナイ)、有ら(ズ)」、 連用形「切り(タイ)、死に(タイ)、有り(タイ)」となって、 すべてに語幹「切、死、有」に活用語尾「ら、な、ら」(未然形)「り、に、り」(連用形)が付いた形を取ります。

festival-t
質問者

お礼

ありがとうございました

関連するQ&A