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アイルトンセナは何故逝ったのか…

kodai78の回答

  • kodai78
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回答No.8

多くの意見の後の補足としてですが。 セナは94年、極度のスランプに陥っていたと聞いています。92,3年勝算の低くなったマシンで戦い続けたストレス、新たシートを得たウイリアムズのマシンは新レギュレーションの中で思うに任せず、かってタイトルを争ったドライバーは殆んどが引退しており、彼の座を脅かすのは若手ドライバーばかり。何よりもライバルだったアラン・プロストの引退を誰よりも惜しんでいたのは他ならぬセナだったそうです。 セナ・プロ対決時は犬猿の中のように見えたのですが、プロストの引退はライバル喪失という彼の心に大きな穴を開ける原因になったようです。もちろんシューマッハをはじめとする新人を新たな挑戦者として迎え撃つ決意を固めるべきだったのかもしれませんが、その時のセナには少々重すぎたようです。速さは衰えなかったのですが、3戦続けて完走も成りませんでした。 すっかりナーバスになる中、運命のサンマリノGPを迎えましたが、予選1日目にジョーダンのルーベンス・バリチェロが事故で尾てい骨骨折、2日目にシムテックのローランド・ラッツェンバーガーの死亡事故という事態になりました。セナがドライバーの事故死に立ち会うのは初めてだったといいます。86年事故死したエリオ・デ・アンジェリズの時はブラバムのテスト走行だったのでセナは不在で情報のみ知ったのでしょうが、実際に居合わす時とは気持ちは違ったと思います。あの直後、セナは愛人に「もう走りたくない」と電話で語ったそうです。 なお、予選2日目にセナは車載カメラでのテレビでコース説明をする予定でしたが、その時の通信にアラン・プロストが参席した際、セナは「親愛なる友人アラン、君がいなくなって寂しいよ」と予定外の発言をしました。その後プロストがセナに「グランドスタンドは3速、4速、5速、6速」「この右コーナーは最高速で入っていく」「ここは2速に落とす」など、むしろセナが説明を受けている感じになっていました。彼の速さの裏のガラス細工のような繊細さを見ているような気分になりました。 全てを放棄したかったがプロドライバーとしての意地というより執着がそれを許さなかったようです。多くのプロドライバーはレース以外の人生を持った上で臨んでいるそうなのですが、セナにとってはレースが全てという価値観すら持っていたといいますから。 歴史にもしも、という言葉は許されないのですが、前年度までのセナだったらあの時最悪の事態だけは避けられたのではないか、と未だに時折考えています。 私は体験していないのですが、68年に天才ドライバーのジム・クラークが不慮の事故死を遂げた時も多くのドライバー、関係者、ファンに計り知れない衝撃を与えたと聞いています。それらに止まらずスタードライバーの突如の死はいつの時代もやりきれないものです。

sin2222
質問者

お礼

>多くの意見の後の補足としてですが。 いえいえ、とんでもございません。 興味深く、また当時の事を思い出しながら 読ませて頂きました。 私の感じている事と似たような事が書いてあり しかし私のように漠然とした因果ではなく 当時の状況を振り返ったもので そいう事実があったから結果因果なるものに 結びつけて考えて居るんだろうな~と思います。 前年度までのセナでしたらあの時の事態は 避けられていたというご意見は全く同感です。 前年度ならば事故を起こして居なかった その事故すらもモチベーションで起こらなかった? あるいは事故が起きてもいつものように ケロっとして居たような気すらします。 しかし歴史にもしもが無いように そこに答えなんてないんですよね。 ありがとうございました。

sin2222
質問者

補足

まとめのお礼を補足に付けさせて頂くことをお許し下さい。 セナが逝って早10年、テレビやメディアなどで セナの話題が出ると世間では「もういいよ」と 言う言葉もちらほら出てきていて 実際私の中でもそいう思いも最近は多々ありまして セナの当時の実力は認めるもなんだかメディアの 道具として使われてるな~と言う感がありまして… ってそれは私の思い過ごしかもしれませんね。 そもそも私が因果というか人の死に対して 特別な物を感じる様になったのは親戚の叔父の死と このセナの事故からでした。 叔父は家庭をかえりみない程仕事に生きた人で 家庭を大切にしていませんでしたが 定年になったとき家族にその事を謝罪し 次の日からは余った余生で奥さんと旅行に行こうと 言ったその日に車に跳ねられ帰らぬ人となりました。 その時なんと偶然にも奥様の目の前でです。 家の前とかなら偶然目撃するのも分かりますが、 家から数km離れた地点でです。 定年の日の謝罪や交通事故などが一日に集約しいる感があり。 そいうので叔父の死も何か因果めいた何かを感じていました。 だったら飛行機事故などで大多数の人が亡くなるのは何故? とか言われると答えなんて言えないものですし その人のことを愛して居たからこそ因果的な 何かを求めて居るに過ぎないのかも知れませんよね。 そんなセナの死から遠く過ぎ去った今日に共に何かを考え 答えのないテーマに貴重なご意見をくださった 皆様に感謝いたします。 本当にありがとうございました。

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