「私」って誰なのでしょうか。

質問

「私」は、誰なのでしょうか。
今、自宅のパソコンで、サイトに
書き込みを入れる「私」とは。
「私」は、この世に２人いるのか？
「私」は、死んだら何になるのか？
「私」って何なんでしょう？？

回答No.21

nabayosh · ベストアンサー

病んだ思想、孤独説について補足しておきます。
「ムッ」としてしまう、「あなたに私の何がわかるの」と思ってしまう。
その気持ちはよくわかります。
でも、「あなたに私の何がわかるの」という時点で、「私」という存在についてほとんど自分で答を出しているような気がします。「私とはこういうものだ」という考えがすでにあるではないですか。まあ、それをうまく表現できないとか、いろいろ問題はあるかもしれませんが。

とりあえず哲学のとっかかりとして「ソフィーの世界」というベストセラーになった本をおすすめします。

本題に戻して、孤独説。
どうして孤独なのかというと、「私」というものがある一点にあると解釈してしまうからかもしれません。
確かに昨日の自分と今の自分とでは違うという意見もありますが、基本的に誕生から死までの時間の中で自分というものは連続性を持っています。コマ送りのように突然違う状態になるわけではありません。昨日の自分と今の自分が違うのは、その時間の一点を取り上げて比較しているからで、その間に動いていてつながっているということです。もしそうでなければ、その瞬間瞬間いつも新しいものに触れていることになり、身動き一つとるのも不安になります。例えばコインロッカー。入れる時にちょっとだけ不安になったことはありませんか。出そうとした時になくなっているんじゃないだろうかと思って。時間の連続性を信じるか信じないかで、世の中の見え方が相当変わってきます。
僕自身は「私」を一点で見ることは危険だと思います。誕生から死に向かう大きな流れなのにもかかわらず、その一滴だけで全てを判断することはとてもできません。
そんな大きな流れなのにもかかわらず、「私」というものは孤独です。そして孤独を解消したいと思ってあがくのが「生きる」ということなんだと思います。

ではどうやって孤独を解消できるのか。楽な方法としては孤独から目をそらすこと。孤独という現実から目を背けることです。たとえば漫然とテレビを見て笑っていたり、たとえば芸術を至上のものとして愛したり、たとえば本当に好きかどうかわからない人と恋人のふりをしたり、たとえば神という存在に自分を庇護してもらったり……まあ、いろいろあります。
しかしながら、はっきり言っておきますが、孤独というものは雲散霧消するものではありません。オギャアからポックリまで、孤独が解消されることはありません。楽な生き方をしたいなら上のようなやり方でもいいでしょう。でも、孤独ではない、幸せだと感じる気持ちは、一瞬で幻滅します。抱き合う瞬間に幸せを感じるかもしれない、けれども、その抱擁が解けた瞬間、それは過去のものになってしまう。満腹になって幸せを感じるかもしれない、けれども、消化されてしまうと、また空腹になって不幸になってしまう。
孤独から目をそらすのは一つの方法です。人間の知恵でもあります。だからそれを否定はしません。
しかしそれが虚しいと気づく人も中にはいるのです。その時は逃げることなくその「孤独」と向き合う。そして新たな価値を創造する。それが哲学することなのではないかと思うのです。

僕の考え方は哲学者で言えばショーペンハウアーやニーチェの言っているあたりをなぞっているだけにすぎないかもしれません。だとしたら、僕がこうして話すよりも、彼らの言葉に触れた方がより効果的だと言えるでしょう。

ちなみに、ニーチェの「永劫回帰」という考え方は、美しいものから忌わしいものまで、全てを肯定的に受け入れる、だから孤独も孤独からの逃避も受け入れるという道を示しています。
僕もつい最近それを直観的に納得したのですが、さらに破るべき殻があるのではないかと模索している最中なのです。

現代思想では、到達すべき真理も、それを考える理性も、それを表現する言語も、疑われているそうです。いわば渾沌とした状態に置かれていますが、その中から人を輝かせる思想が生まれるかもしれません。もしかしたら、happyxmasさんがその生みの親になるかもしれませんね。

お礼

お礼の前に、
一言。
ごめんなさい。
せっかくアドバイスを下さったのに
「ムッ」とした、なんて書かれたら
私は激怒するに違いないでしょう。

そして
また書き込んでくださって、
ありがとうございます。

＞孤独から目をそらすのは一つの方法です。人間の知恵でもあります。だからそれを否定はしません。

孤独は逃れられないと聞き、
でも、それから逃れようとすることを
否定されないと聞き、
少なからず救われました。

＞しかしそれが虚しいと気づく人も中にはいるのです。

nabayoshさんもその１人では？

＞その時は逃げることなくその「孤独」と向き合う。そして新たな価値を創造する。それが哲学することなのではないかと思うのです。

その通りですね。
孤独と向き合うことも、
人間には必要とされる場合が
あると思います。

書き込み、ありがとうございました

回答No.10

nyaon28on

「私」は世界中にひとりしかいない霊的な存在です。

神様が、あなたのご両親を使って作成された魂を持った一つの命です。

「私」は、神様が愛する存在であり、「私」も自分から神様を求めて神様に出会わなければならない存在です。

「私」は生きている間に神様に出会い、神様と和解する必要があります。なぜなら「私」は産まれたときから罪を心にもつ存在だからです。

罪を持ったまま死ぬと、神様から遠い場所、地獄で罪の結果を受けることになります。
罪がない人間のみが神様の国である天国に行くことができます。
罪がない人間はいないので神様（父）は救い主として、三位一体の神である父、子、聖霊の内、子を人の世界に遣わし全人類の罪の裁きを子にくだすことで、
人類に対する罪の罰を終わらせました。

これは、神様のしたことを信じる者に与えられる贈り物です。神様の遣わした子が、「私」を救うために人の姿をとり、「私」の罪の罰を身代わりに受けて死に、
三日後によみがえり４０日後に天に帰ったことを信じる。そして、死後に神様の国に行くことが神様の願いです。
その方法で神様は「私」を獲得したいと願い、救い主を、数々の預言者達に書かせた聖書通りにユダヤのベツレヘムに送りました。

「私」は神様が愛する世界で一人だけの存在であり、「私」を神様の国に入れるために子を惜しまなかったほど、価値のある存在です。

「私」が神様を信じ、Ｈａｐｐｙ　Ｃｈｒｉｓｔｍａｓを心の中だお祝いできますように！

お礼

ご回答ありがとうございます！

「私」はどのような罪をもつ存在なのですか?
それは、具体的にとらえるべきではなく、
抽象的なままとらえる対象なのでしょうか・・・？

神様を信じていれば、
神様に必要とされ、
愛されるのならば、
信じてみようかと
思いますが、
「罪」の内容が
分かっていたほうが、
いいかと思うのですが・・・。

回答No.9

mttk1238

happyxmasさんがいなければ、私は回答を書き込むことはなかったでしょう。

お礼

そうですね、、、
それは、
ほんの少しだけだけれども、
「私」が
mttk1238さんの人生に
存在したという意味で
書いていただいているのならば、
嬉しいです。
ありがとうございます。

回答No.8

apple-man

哲学のカテゴリーですので、哲学的説明で行きます。

＞「私」は、誰なのでしょうか。

　究極のところ、人間は雲の形とか
雷といった現象にすぎません。
たれも見ていない大海原に
一瞬できた雲の形など、誰も
その存在を証明できない。
存在していないのと同じ。

　自分や周囲の人たちの認識、記憶が
無ければ、人間も存在していないのに等しい。

＞「私」は、誰なのでしょうか。

　と問い掛けてしまうのが人間の本質と
いうもので、それには答えはないというのが、
フランスの哲学者ジャン・ポール・サルトルの
考え方です。
　自分が存在していることについて、
とことん追求し、結局、自分が存在
していることの証明は、自分の意識、
記憶でしかないと考えたのが
ルネ・デカルトという人で、
「我思う、ゆえに我あり」
という名言として残っているわけです。

　人間は誉められると嬉しくなる。
つまり、存在、存在意義を強調されると嬉しいと
感じるわけです。人間の脳がそうゆう証明を
欲していると言っていいと思います。

　ですから、自分の過去を知ってくれて
いる友人、身内が死んで行くと、自分
自身の存在証明が薄れていくのを感じ、
それが喜びと正反対の悲しみという
感情で現れてきます。
　自分の死を考えるということは、
自分の積み上げてきた人生を含め、
自分の存在全てが消滅してしまう
ことを感じる瞬間ですから、
絶望へと繋がっていくんです。

　ただ、身内死のうと、自分が
死のうと、楽しかった思い出が
否定されるわけじゃない。
その本質が理解できれば、
また新しいものが見えてくると
思います。

お礼

ご回答、
ありがとうございます。

＞自分の死を考えるということは、
自分の積み上げてきた人生を含め、
自分の存在全てが消滅してしまう
ことを感じる瞬間ですから、
絶望へと繋がっていくんです。

「自分の存在」がなくなってしまう
そう考えると、絶望する理由がわかりました。
確かにその通りです。

＞ただ、身内死のうと、自分が
死のうと、楽しかった思い出が
否定されるわけじゃない。
その本質が理解できれば、
また新しいものが見えてくると
思います。

分かりました。
私は、未来に貢献できるように、
誰かの胸にとどまれるような
人間であるように
生きたいな、と
思ってしまいました。

回答No.7

Big_X

＞「私」は、誰なのでしょうか。
貴方です。

＞「私」は、この世に２人いるのか？
いません。ドッペルゲンガ－現象でもう一人の自分を見ると死ぬといわれますが私は疲れた時に見る現象だと思います。

＞「私」は、死んだら何になるのか？
物体はたんぱく質になり、魂だけになるのでしょう。

＞「私」って何なんでしょう？？
この世に必要とされる為に生まれた人です。

誰でも一度は思い、悩み、考えてしまうと思います。何のために自分の存在があるのか、自分がいなけりゃどうなるのか、自分がちっちゃく見えたり、自分が空気のような存在に見えたりします。それは心身共に疲れたり悩み事がある時でしょう。

腹の立つときは怒りを感じ、悲しい時は涙を流し、何かをやり遂げたり、誰かの役に立ったりしたときに自分の存在価値を自ら認めたり、食事をして美味しく感じ、恋愛をして喜びを感じている感覚が分かるのが「私」でしょう・・・

と、ちょっとカッコよく言ってしまいました。

お礼

＞この世に必要とされる為に生まれた人

これを見た時に、「私が?!」と、
思いました。
皆の足を引っ張ってしまっているかもしれない
私が。
でも、どこかで、私の気づかぬ間に
必要とされているなら幸いです。

「自分の存在価値を自ら認めるのが、”私”」
ということで、
私の存在価値を、少しずつ考えて
いきたいなぁと
思います。

回答No.6

kaitaradou

小生は、私というものは原理的に分からないものだと思っています。つまり思考の対象にならない唯一のものと思っています。だからデルフォイの神託「汝自身を知れ」というのは逆説なのかいわゆる西洋的錯覚なのか分からないと思っています。自分の事だけは分からないというのはすべての人間だけではなくありとあらゆる存在物はやはり自分の事だけは分からないからこそ存在しているのではないでしょうか。すべて存在するものは平等であるというのはこの点においてではないかと考えているのですが。おそらく自分の事を良く分かっていると自負している人が居たとすればそれは社会的地位とか肩書きとか容貌とか学歴とか財産とか、そういうものを自分と取り違えているだけだと思うのですが。

お礼

頭の悪いからかもしれませんが（苦笑
kaitaradouさんのメッセージを
繰り返し読むたび、
考えることがあります。

自分自身のことは、
分からないものなのですね・・・。

私はまだ学生なので、
肩書きとか
社会地位とかとは
関係のないような
ヒヨっ子です。

そんな私も「平等」と
いってくれるのならば、
コトバでは
表現できないけれど。。。
嬉しいよりももっと強いような、
それこそ号泣ものの
気持ちです。

補足

経験者ということで、
どのような
経験をお持ちなのですか？
できるだけ
詳しく教えていただけると
幸いです

回答No.5

Syo-ya

例えば、さっき食べたオニギリが、今は「私」になってます。
一昨日食べたスパゲッティが、今は「私」です。
さっきまで水道管の中にあった「水」が、今は「私」になってます。

・・・と言うことは、ダムの水も「私」ですし、雨も、汗も、み～んな「私」ですし、工場においてある段階のお米も、畑にある段階のお米も「私」です。

魚も、牛も、ニワトリも、水も、米も、野菜も、空気も、太陽も、気温も、引力も、地球も、み～～んな「私」を構成しているものばかりです。

だって、このどれか一つでも欠けたら「私」は存在できません。
ですから「私」とは、全てです。
み～んなで一つなんです。

自動車の部品が、みんな違う役割を持って自動車を構成しているように、私達も違う役割を持って存在しているのだと思います。

そう考えると「私」という「私」は居ないんです。
居るんだけど、それは知覚だけの問題であって、実際には居ないんです。

仏教では、こういうのを「実体が無い（欠けている）」とし「空」とか言います。
でも「空」とはNothingでは無いんです。

この世の物は、すべて「空」の現われであるなんて言います。
（般若心経）

じゃあ「空」とは何？と聞かれると、ちょっと私には難しいので、ここらへんでやめますが、瞑想をすると、この不思議な世界を体験できるかも知れないんです。

私の（って誰？）ＨＮをクリックしてもらえれば瞑想法をご紹介してますので、是非、やってみてください。
「無心」を体験できると思います。
頭がよくなるかも知れない瞑想法なんです！！

補足

今までと１味違った回答、
ありがとうございます！

深く考えれば、
私って、今まで
食べたもの、
あった出来事、
出会ったヒト・・・
何かかけてたら、
「私」じゃないんですもんね。

でも、そういわれると、
そういう風に
自己中心的になっていいのかな、
って、私、
逆に弱気になっちゃいます（苦笑

回答No.4

guramezo

「私」は、１個の意識を持った生き物としての物体です。

更に、＃２の方へのお礼に書かれている点について・・・

＞今の私の精神も
消えるわけですよね。
⇒そうですが、それが何か不都合なことがあるのか、考えてみませんか。
私には、自分の精神が消えるのは怖いですが、消したくないと言っても、無理なことですから・・・

＞何のために生き、死ぬのでしょうか。
⇒何か（誰か）があなたにあらかじめ目的や理由を与えているのではありません。
生まれたり、死んだりするのは、宇宙の事象の結果です。
目標や楽しさをを見出して、納得した生死を受けようとするのであれば、自分で理由を生み出すことです。

＞この世に、不必要なものはない
といいますが、
⇒誰が、どんな根拠で言っているのか、考えてみませんか。
私は、不必要なものがないと考えるといいなとか、自分が不必要な存在と思いたくないとかいった、願望から生まれた言葉だと思っています。

お礼

まず、詳しい解説、
ありがとうございます。

自分の精神が消えて、
不都合な点は、今の私には
ありませんが、
亡くなった大切だった人への
思いの薄れが
ヒトの精神の持続を
願っています。。。
詳しくは、no.3のお礼に
ある通りです。

自分が不必要な存在と思いたくない

というのは、人間は
皆もつ感情だと思います。
私も、弱い人間ですから、
ヒトが私に感じる印象、
誰かに求められているかということ
は、気になります。。。

回答No.3

silpheed7

＞何のために生き、死ぬのでしょうか。

それを考えるのも、また人生でしょう。

＞今の私の精神も消えるわけですよね。

宗教によっては、来世もあるし死後の世界もあります。
信じるかどうかは、その人次第です。
私は信じていません。

お礼

ご回答、ありがとうございます。

私は、自分の精神の永久的保存を
望んでいるわけではありませんけれど、
曾祖母が亡くなったときに、
彼女の肉体は死んでも、
何か生きているモノが
あってほしいと思いました。

人は、大切な人を失ったときに、
自分のココロに、
大切な人は生きているといいますが、
私の場合、
曾祖母との思い出などは
薄れていきます。
きっと私のココロの中からは
いつか消えてしまいます。

それが、嫌なのです。
自分が１日中
泣いて悲しんだ死なのに
感情が薄れて消えてしまうのが。

コトバだと、上手く伝わらないので、
馬鹿みたいですけれど。。。

回答No.2

silpheed7

私はこの世に一人。
死んでしまえば、無になります。
私は私。

お礼

無・・・ですか。
そうすると、
今の私の精神も
消えるわけですよね。
人間は、じゃあ何のために
生まれてきたのでしょうか・・・?
この地に産み落とされた
人間という名の生物は
何のために生き、死ぬのでしょうか。
この世に、不必要なものはない
といいますが、
私は、そうだとしたら、
死の必要性を、疑問視して
生きていかなければ
いけない気がします。。。

回答No.1

jizou777

私は私でしかありません。
書き込みをする「私」も、それを見ている「私」もわたしでしかありません。
「私」って何なんでしょう？？・・それを考えられている「私」こそ「わたし」にこそ他ならないでしょう。

お疲れのようです・・・考え事を一時中断してゆっくりお休みください・・・・。

お礼

はい。
ありがとうございます。
明日は試験休みなので
ゆっくり羽を休めたいと
思います。