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板材の上下(木表と木裏)について

gohantookazuの回答

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回答No.1

まさしく木表と木裏の、お互いの性質からくる典型的なお悩みだと思います。 おそらく、38mmほどの厚い板材をお使いになりましても、残念ながら反りは生じると思います。 そして木裏のほうにめくれた部分があるという事ですね。木裏は、木の年輪が円錐形に育っていくという事から、その様にめくれが発生しやすいメカニズムがあります。また、今はめくれていないほかの部分にも、同様のめくれが常に発生しやすいという性質があります。 まとめますと、 ・木表を上にすると、水が溜まるように反るけれども、めくれは生じにくい ・木裏を上にすると、水が溜まりにくいように反るけれども、めくれは生じやすい という事なのですが、これはもう本当にどうしようもない事で、いいとこ取りという事ができません。 ですので、仕方なくどちらかを選ばなくてはなりません。 そして選んだうえで、 ・水はけを対策をするのか ・めくれの対策をするのか のどちらかをする必要があります。 水はけの対策としては、例えば次のような手法があります。 ・反りを相殺するように、あらかじめ鉋などでむくりをつけて仕上げておく ・一旦反りを発生させてしまってから、鉋などで削って調整する ・反りを押さえ付けるように、床材の両端近くを根太材に上から強力に留め付ける など 一方、めくれの対策としては、次のような手法があります。 ・鉋やヤスリで表面をよく調整しておく ・表面を保護するような塗装をする など いずれにしても、手間がかかる、デザインが制約される、表面仕上げの質感が犠牲になる、などの問題はあります。しかしそれをどのように上手いところで折り合いを付けながら対処していくか、という事が、ある意味ものづくりの面白さの真骨頂なのかな、と私などは思っております。いくら考えても終わる事のない、いわゆる「沼」というものだと思います。 また、そのような困難を乗り越えて満足できるようなものが完成しますと、愛着もより一層だと思います。色々と難しさもあるかと思いますが、どうぞ、お愉しみになって下さい。 こちらのリンクの解説は詳しくてわかりやすいと思います。ご参考になさってみて下さい。 https://westani.com/omote-ura/

spicelike
質問者

お礼

質問の意図を汲んでいただきありがとうございます。 折り合いをつけながら対処する・・・ ある意味ものづくりの面白さの真骨頂・・・ 納得です。 おそらく今はベテランの皆さんも、当初は失敗しながらもそうした経験を踏まえて今があるんでしょうね。 リンク先の解説はとてもわかりやすかったです。

spicelike
質問者

補足

本日完成しました。L型の縁台でステップ2段付きです。 木表を表にするのが常識という意見もいただきましたが、結局木裏を表側にしました。ちなみに、どの程度反りが出るか確かめたくてささくれのある一枚だけ試しに木表を表にしてみました。 経験してわかることもありますね。ビスを打つ位置の問題(ずらす必要がある)、ビスの選択(コーススレッド)など・・。内部造作ではこれまでフレキ付きのビスを使ってきましたが、強度的にラッパタイプのものが良いということで初めて使いました。やわらかい杉材なので更取りしなくても面一で打てることは(何度か抜き差ししながら)確認しましたが失敗を恐れ皿加工のできる下穴錐を購入しました。しかし下穴の深さが足りず(ビスの長さ56mmの7割程度必用とのこと)下穴をあけてから更取りをしましたので二度手間でした。もう少し深くあけられるタイプのものがあるといいんですが・・。

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