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福島第一原発事故、及びその汚染水の漏出について
①チェルノブイリ原発事故では割と早い段階で石棺が作られました。福島第一原発事故で石棺が作られないのは何故ですか? ②また、福島県知事は石棺についてかなり感情的に反対していますが、その理由は何ですか? ③東電は今後、福島第一原発の事故基から燃料棒を取り出す計画だと発表していますが、非現実的な話しのように見えます、それとも何か技術的な見通しがあるのですか?
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- N5200model05
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①一応、「水棺」の検討はしたみたいです。ただ、結局地下水の流入を止められない限り「棺」にならないので、特に凍土壁による遮断に失敗した以上、机上検討から先に進んでないようです。 ②「感情的」というのがどうかはわかりませんが、密封してしまえば何かあったときに対応しづらくなりますから、賛否はあって当然です。 ③やらない限り数億年の規模で汚染水の処理と廃棄物の発生が続きますから、やるしかないんです。いちおう、アイデアレベルではいろいろと提案されていて、トライアルは続いています。
- eroero4649
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1 「上に放出される放射線」が重要ではないからでしょうね。福島第一原発で深刻なのは「どこかから入ってくる地下水」です。それで地下に「氷の壁」を作ろうとしました。地下を凍らせて水が入ってこないようにしようとしました。しかし技術的にハードルが高すぎて失敗しました。なので今のように「希釈して海に放出」するしか手段がなくなったのです。 2 そりゃイメージが悪いからでしょうね。それに石棺は他の方も指摘しているようにただの「臭い物に蓋」です。本質の改善ではありません。 3 「ロボット技術が発展して作業ができるようになるといいね」という感じでしょうね。少なくとも今後100年以上に渡って後始末を続けないといけません。原子力村の人たちってもんのすごい無責任な人たちだから「そのうち何か方法があると思う」ってスタンスです。その無責任ぶりはびっくりしますよ。当事者意識が全然ないんで。
- chie65536(@chie65535)
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>①チェルノブイリ原発事故では割と早い段階で石棺が作られました。福島第一原発事故で石棺が作られないのは何故ですか? 福島の現場周辺を半永久的に見捨てる事が出来ないからです。 旧ソ連は、当時属国だったウクライナにあるチェルノブイリを永久に見捨てて、原発を石棺で封じました。 そして、チェルノブイリ周辺は現在も人が住めません。石棺で固めてしまったため「そこから永久に放射能が出続けている」からです。 「石棺」は、何の問題解決にもなっていません。問題を半永久的に「先送り」しただけです。 >②また、福島県知事は石棺についてかなり感情的に反対していますが、その理由は何ですか? 「半永久的に見捨てる事になる」からです。ソ連がウクライナ(チェルノブイリ)に対して行った「実例」を見るまでもありません。 >③東電は今後、福島第一原発の事故基から燃料棒を取り出す計画だと発表していますが、非現実的な話しのように見えます、それとも何か技術的な見通しがあるのですか? 非現実的だろうが何だろうが「現地を見捨てないため」「再び人が住めるようにするため」には、どうしても必要な事だからです。何十年掛かろうが「また人が住めるようにするため」には、燃料棒と放射性デブリを何としても撤去しないとなりません。見通しがあろうがなかろうが「やるしかない」のです。
人間には正常化バイアスと呼ばれる、自身に起きたトラブルは多分大丈夫という考えをする傾向があります (1)(2)(3)全部そのせいだと思います 多分ロシアも、チェルノブイリに関しては、それほど危険ではないと思ってますし、諸外国は福島の汚染は末期だと思ってます