ウクライナ、なぜロシアに怒らすことをしたのでしょう

質問

ロシアの侵攻が問題になってますが、ウクライナは冷戦時代はソ連の一部であり西側諸国（NATO等）と対立してましたが、ソ連崩壊により今度は敵対してたNATOに加盟したいと言えば、ロシアが怒るのも十分想定できますよね。

日本で例えれば、あるキッカケで沖縄が独立し琉球国になったとたんに「中国の同盟国になりたい、尖閣は中国の領土」だと言い続ければ日本は「ふざけるな！」と思いますよね。
ロシアになってからは西側へエネルギーを輸出したり、西側もロシアに企業が進出したり、冷戦時代のような緊張関係はなくなったのに、なぜウクライナは今までNATO加盟を希望してたのでしょうか。

武力侵攻は絶対にあってはなりませんが、ウクライナも自ら大きな原因を作ったように思いますが、どうなのでしょう？

回答No.7

HAL2（@HALTWO） · ベストアンサー

Ukraine という国は Ukraine 人だけが住んで居るわけではありません。

Europe は様々な民族が居る人種の坩堝ですが、米国のように言語も風習も異なるざまざまな民族の人々が共通の意識で合衆国を形成したのとは違って千年以上も前から民族同士で争って他民族を虐げて国土を広げたり失ったりを繰り返してきた歴史があります。

Ukraine も元は Kiev 大公国という東 Slav 人系 Viking と Balt 人、Finland 人によって約 1 千年前に創設され、16 世紀には Russia Tsardom (ツァーリ：皇帝？) 国として今日の Russia と Belarus に至る領域を収める大公国になった国です。

日本ではキエフ大公国と言うと Russia Belarus Ukraine を含む大国、キエフ公国と言うとその中の Ukraine 域を示す感じですが、境界線はあやふやです(^^;)。

その由緒ある Kiev 大公国が後から興った Moscow 大公国に主権を奪われ、Moscow 大公国が皇帝を冠して Russia 帝国となった後、共産革命で U.S.S.R になったわけですから Kiev 人としては堪ったものではありませんよね(^^;)。

U.S.S.R 時代は Stalin によって民族の大移動が強制されて Ukraine にも大量の Russia 人が移り住み、現在では母国語である Ukraine 語話者よりも Russia 語学話者の方が多くなっているようです……公用語はあくまでも Ukraine 語なのですが、裕福な Russia からの文化浸食が激しく、娯楽や家庭内での日常生活に於ける多くの事象に Russia 語が入り込んでいます。

U.S.S.R 崩壊時にいち早く独立して Ukraine 言語と文化を守ろうとした Ukraine ですが、既に Russia 人入植者が多く、Russia による社会主義強制力も強大ですので Kiev を中心とする西側の極一部の領域しか旧 Ukraine の文化を維持できない状況にオチ居ているみたいですね。

因みに 2014 年に Russia が奪った Crimea 半島も Crimea Tartar 語を話す民族が住む Crimea 自治共和国だったのですが、U.S.S.R による民族強制移動 (民族浄化に近い) によって Russia 人が大量に入植、結局、武力で Russia に奪われてしまいました。

長年に及ぶ民族文化交雑によって Kiev と Moscow との言語を含む文化の隔たりがどれ程のものなのか日本人には想像し難いのですが、少なくとも東京 (関東) と大阪 (関西) との比どころではなく、しかも一方 (Ukraine) は自分達から見れば田舎者の Russia なんかが奉じる社会主義を捨てて昔からの先進文化交流があった西側に寄り添いたいとしているのですから Russia としては激怒でしょうね(^^;)。

お礼

ご回答ありがとうございます。

＞その由緒ある Kiev 大公国が後から興った Moscow 大公国に主権を奪われ、Moscow 大公国が皇帝を冠して Russia 帝国となった後、共産革命で U.S.S.R になったわけですから Kiev 人としては堪ったものではありませんよね(^^;)。

それは日本でも同じですよね。日本国は2,600年以上の歴史がありますが、僅か2～300年の歴史しかないアメリカの子分のような状態。しかし、アメリカに反抗すればアメリカから見放され、経済も国の安全も成り立たなくなるので、あまり文句を言う人はいません。

＞しかも一方 (Ukraine) は自分達から見れば田舎者の Russia なんかが奉じる社会主義を捨てて昔からの先進文化交流があった西側に寄り添いたいとしているのですから Russia としては激怒でしょうね(^^;)。

ロシアは冷戦時代に最も対立してたアメリカや同盟国の日本にもエネルギーを輸出し、ロシア内に西側企業も進出してるのに、西側に寄り添いたいだけでロシアは武力侵攻したのでしょうか？

まあアノ周辺国の歴史は複雑ですので、日本人としてはなかなか理解に苦しみますが、簡単に言うと各国民とも自意識過剰というか、他国（他民族）に対して寛容が足りないようにも感じてきました。

回答No.10

2012tth

ロシアがウクライナの原発に攻撃した事を中国は公然と
非難しています。
多分ですが米国は、ロシアの資源を見返りに中国と裏で
取引した。
米国のロシア嫌いは、今に始まった事では有りません。
まんまと罠に嵌ったロシアと言う事ですね。

お礼

ご回答ありがとうございます。

中国も原発があるので自国の原発を攻撃された際に文句を言えないし、更にロシアが原発を破壊すれば放射性物質も飛散し、今まで福島原発における処理水の海洋放出にも反対してた立場が無くなるので、原発攻撃には反対したのでしょう。

＞ロシアの資源を見返りに・・・

意味がよくわかりませんが、米も中国も自国である程度の資源があるので、わざわざそんな取引するでしょうか。

回答No.9

2012tth

米国代表が国連で発言した時、ロシア代表は、激怒していた。
更に内容を知っていたと思われる中国代表に寄って、ハシゴ
を外された格好ですね。
ロシア養護発言をしている方達も米国のサクラなので注意し
てね？

お礼

ご回答ありがとうございます。
結局、ウクライナは、米・ロの対立に利用されたことに気付かなかったんですね。

回答No.8

2012tth

60歳男
確認していますか？ウクライナが何かした様に書いていますが
まさかとは思いますが日本のマスゴミの報道を全面的に信用を
されていますか…だったら考えを改める事をお勧めします。

言ってしまえばウクライナは、ロシアに何もしていませんが？
> ソ連崩壊により今度は敵対してたNATOに加盟したい
等と一言も言ってません。加盟申請を願い出たのは、米国です。
ちゃんと確認しましょうね。
考えたら自ずと分かると思いますが米国がロシアの暴走を意図
して、画策した事がすでに米国外相の国連発言にて明るみに…
米国の罠に嵌ったロシアと言う事です。

なので悪いのは、米国で有り、ウクライナは、だしに使われた
だけの哀れな国ですね。

お礼

ご回答ありがとうございます。

＞加盟申請を願い出たのは、米国です

なら、なぜ今まで加盟承認してなかったのですか？
ウクライナが特に加盟を希望してないなら、ロシアだって諜報活動はしてるでしょうから当然そのことは知ってるだろうし、また、ゼレンスキー大統領も「加盟など希望してない。アメリカは余計なことして迷惑だ」と言えば解決するのにそんな発表は聞きませんよね。
回答者さんはどこからその情報を得たのですか？

アメリカはNATOを拡大したい思いはあるので加盟の後方支援はするでしょうけど、結局ウクライナが加盟を希望してたんじゃないでしょうか。

回答No.6

noname#252332

https://president.jp/articles/-/55338?page=5
　「アメリカやヨーロッパが、お金をウクライナの玄関にわざといっぱい置いて、ウクライナとロシアの兄弟の国同士を喧嘩させようとあおっている」(文末)

　まあこんなところです。ロシアの主観に立てば、プーチンがガンジーでも仮想敵の軍事同盟の境界が首都に迫っている恐怖は解決しない。戦争を始める前からロシアは平和ではなかったのです。ABCD包囲網に息が出来なくなりとうとう無法に立ち上がってしまった民族なら理解できる・・・か、または歴史から何も学ばないかのいずれかです。世界一強い国が守ってくれると安心していると、何が正しいか何が不正かを知ることができません。鏡を見るだけでは自分の姿は見えない。かつて世界を二分したソビエト連邦が落ち目になって、落ち目になったら暴れたりせずかつての敵の靴を舐めればいいのに、我々のように、というのでしょう。

お礼

ご回答ありがとうございます。
URLの記事を最初から読んでみましたが、ロシアとウクライナは欧米よりもある程度の共通の価値観をもっているようですね。

＞「アメリカやヨーロッパが、お金をウクライナの玄関にわざといっぱい置いて、ウクライナとロシアの兄弟の国同士を喧嘩させようとあおっている」

この辺の意味がよくわからないのですが、それならＮＡＴＯはウクライナの加盟を今までなぜ拒否してたのでしょうか？
拒否してたのですから、ウクライナを真剣にＮＡＴＯは加盟させる気はない。単に利用されてるだけと気付いて玄関のお金を蹴り返せばこんな問題は起きなかったわけですよね。

＞ABCD包囲網に息が出来なくなりとうとう無法に立ち上がってしまった民族なら理解できる

いやいや、まだハルノートを突き出されるまで我慢しましたよ。

＞世界一強い国が守ってくれると安心していると、何が正しいか何が不正かを知ることができません。

日本も核武装するべきだということでしょうか？
また、質問内容からはズレますが、正・不正って何を基準に考えるか、絶対的な正しい答えはないと思うのです。
野生の生物は、別の生物が得た獲物を奪い腕力のあるものがグループのボスとなり、グループ内のメス全てと交尾権を得る場合が多いですが、人間が同じことをすれば強盗であり強制猥褻です。そう考えると人間の思う正・不正は生物全体で見た場合、全く逆でしかなく結局は法を基準にせざるをませんが、その法が絶対的に正しいとは誰も証明できないでしょうね。

回答No.5

gungnir7

>冷戦時代のような緊張関係はなくなったのに
ベルリンの壁が崩壊してから今まではそうなのでしょうが、今後も同じようになるという保証はありません。現にいまだってロシアは欧米から敵視され始めていますよね。１つの出来事で状況はガラッと変わってしまいます。

長いスパンでみるとウクライナはソ連時代から虐められてきました。特に記憶に新しいのがホモドールとよばれる飢饉です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%AD%E3%83%89%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%AB

近年にしてもクリミアを奪い、またウクライナの東部２州を奪おうとしています。ウクライナの歴史ではロシアは仇敵なのです。だからウクライナはＮＡＴＯへの加盟を熱望しています。

既にポーランド、バルト３国、トルコなど歴史的にロシアに虐められてきた国はＮＡＴＯへの加盟を済ませています。ウクライナもこれに続きたいのは道理でしょう。

一方、地図をよくみるとウクライナ国境からロシアの首都モスクワまでは目と鼻の先です。ロシアにとってバルト３国がＮＡＴＯに加盟したのでさえ頭が痛いのに、ウクライナがＮＡＴＯに入ればロシアの安全保障は極端に脅かされます。どちらの道理が通るかは静観するとしましょう。

お礼

ご回答ありがとうございます。

＞特に記憶に新しいのがホモドールとよばれる飢饉です。

wikiを読むと、ホロモドールが起きたのは1932年あたりですよね。当時の人には気の毒ですが、日本は1945年にアメリカから2発も原爆を落とされましたが、未だにそれを根に持ってアメリカを恨んでる人って殆どいないのではないでしょうか。昔に起きたことをいつまでも恨んでいては前に進まない。ロシアの軍事侵攻は言語道断ですがウクライナはロシアと仲良く（少なくとも敵対心を剥き出しにせず）やって行こうという姿勢も示さずにいたとしたら、歴代大統領にも問題があったように思えてしまいます。

回答No.4

noname#255857

もう別の国なのになんでロシアに配慮して
やりたいことを我慢せねばならんのだ、
という感情は当然芽生えてるのではないでしょうか。

まぁ本気で攻めてくるのが分かってたら
いま家を追われた人たちもNATOに加入したいとは
言わなかった人も多いでしょうけど。

お礼

ご回答ありがとうございます。

＞もう別の国なのになんでロシアに配慮してやりたいことを我慢せねばならんのだ、

それは、日米地位協定も同じですよね。また民主党政権時代に、沖縄から米軍基地をなくすような公約していたにもかかわらず結局できなかった。もし、本当に沖縄から強引に撤退させてたら、今日、アメリカからどんな制裁を受けたかわかりません。また、尖閣諸島は古い地図にも日本の領土であることが示されてますが、近づいた中国公船を攻撃してません。

それと同じように独立したからって近隣国を無視して自由にできるわけではなく、政治には一定の我慢が必要なことも多いのが当然でして、ましてウクライナはNATO諸国も加盟拒否してる状態だったのにゼレンスキー大統領や国民は世間知らずだったのでしょうかね？

回答No.3

airwave2200

一般市民の多数が自国のEU加盟を望んでいた。また、その民意を代表するゼレンスキーが大統領となり更にアメリカよりの国策を実行していった。その先にあるのは、ウクライナにモスクワを標的にした核ミサイルの配備がある。ロシアにとっては一大事であり、元は自分達の身内であるウクライナが自分たちに刃を向ける事自体ロシアにとっては反逆としか思えない。まして、先に攻撃を仕掛けてきたのがウクライナでこちらはなんとか考えを改めてくれる事が希望であったはずです。ですがNATOに加盟しようとしていることからロシアは防御のためにウクライナ侵攻を行うほかなかったのでしょう。

お礼

ご回答ありがとうございます。

ゼレンスキー大統領は、行ってきたことに対してロシアがどのように思うか何も考えなかったのでしょうか。ソ連時代はロシアの一部だったのですから、ロシアの考えは他国より理解できると思うのですが、俳優から大統領になった人は、やはり政治については素人だったように思えてしまいました。

回答No.2

夕紀（@yuki0421）

ウクライナは、あくまでソビエト連邦を構成する一共和国でしたよね。
旧ソ連でNATOに加盟している国は複数ありますよ。それらは小国だった為、ロシアは無視してました。
ところがウクライナは大国であり、ソ連の穀倉地帯と呼ばれてました。

ウクライナが西側に付くと、食糧に困るだけでなく、地中海への道を閉ざされてしまいます。それでご存知のようにクリミア半島を乗っ取りました。
今度は食料とエネルギーを求めて、ウクライナ本国を奪いに侵攻を進めたと考えるのが妥当です。

ロシアを怒らせた？
それは奴隷みたいにイエスマンでなくなったからです。ロシア国内でも、プーチンは自分の意見に従わなければ、投獄・処罰（死刑）にしてますよ。
アルツハイマーが悪化してるようですし、約束を破るのではなく、忘れるだけのプーチンなのです。
外国の企業が建てた資産は全てロシアの物にすると公言しましたからね。

要は、自分の言いなりにならない物は排除する、それだけの事です。
参考になれば嬉しいです♪

お礼

ご回答ありがとうございます。

＞今度は食料とエネルギーを求めて、ウクライナ本国を奪いに侵攻を進めたと考えるのが妥当です。

現在でも、西側諸国とエネルギーや小麦を輸出し貿易してますので、ウクライナが独立国のままでもロシアにとっては普通に貿易してれば脅威にはならないと思いますが・・・。

＞それは奴隷みたいにイエスマンでなくなったからです。

不満や納得できない部分があっても大国には従う必要がありますよね。日米地位協定もそうです。これは仕方ないことで、どの国も同じような部分はあると思います。

＞外国の企業が建てた資産は全てロシアの物にすると公言しましたからね。

これは、ウクライナがNATOに加盟してない。つまり同盟国ではないのにNATO諸国（日本も含め）が武器を供与したり、経済制裁をしたからではないでしょうか。

ウクライナのゼレンスキー大統領も少し考えが甘かったように感じました。