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【幸せとは何でしょうか?】ブータン王国の国民が全世

【幸せとは何でしょうか?】ブータン王国の国民が全世界で幸せランキング1位だったのが全世界のメディアに取り上げられてブータン王国が世界から注目されて、世界中から取材が殺到して、現在のブータン王国の国民の幸せ度ランキングは世界156カ国中95位に急落しました。ブータン王国の国民の幸せとは何だったのでしょう?そしていま一度振り返ると幸せとは何だったのでしょう?

質問者が選んだベストアンサー

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  • yaasan
  • ベストアンサー率22% (2715/12240)
回答No.1

幸せとは自分がその状態を作ることにあります。他人が見ての指標は実はなく、自分が幸せだ、と感じることだけが幸せです。 ブータンの人は自国民だけで、それなりの生活をしているのが幸せに感じてたのに、取材や観光で人が入りすぎて、色々と状況が変わって、幸せを感じれなくなったのでしょうね。 日本は世界中で生活した後なら、近隣と揉めない限りには世界一に近いぐらい幸せな国だと思います。だけど、それが当たり前の前提になってしまっているので、色々と不満が溜まって、幸せを感じれていないのでしょうね。

asuszenphonemax
質問者

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  • eroero4649
  • ベストアンサー率31% (10495/33004)
回答No.5

アメリカにはアーミッシュという開拓時代と変わらない暮らしをする人たちがいます。文明をある意味拒否している敬虔なキリスト教徒の人たちです。 そのアーミッシュの若者たちはある一時期にそのアーミッシュの暮らしから離れて文明生活を堪能することが許されるしきたりが昔からあります。その時期になると若者たちは町に飛び出して遊びまくり、大麻を吸ったりして享楽的な生活を送ります。そしてその生活の間に、アーミッシュの村にまた戻るか、それともそのまま文明生活を送るかを選ぶことができるのです。 だけど最初は楽しくても、そのうちにそのような享楽的な生活のつまらなさに気づいて、多くの若者はアーミッシュの村に戻って元の生活を選ぶのだそうです。 ・・・と、ここまで聞くと文明社会の虚しさへの警鐘のようにも感じますが、この話にはからくりがあります。 実はアーミッシュの村に戻る若者たちは、近くの小さな町で文明生活を味わうのです。元々そのような生活を送っている人たちですから、ド田舎で生活しているわけで、そこから「町に出る」といったところで都会に住む人からすれば「何もない小さな町」に出ているに過ぎません。 そのアーミッシュの若者たちをロサンゼルスとかニューヨークのような大都会に連れていってしまうと、みんなアーミッシュの村には戻らないことを選択しちゃうそうですよ。 ブータンの幸福もこれに似た感じで、ブータンの人々はあまり外国の情報に接することがないので(案外に、ブータンは自由な国ではないそうです)ヨソの国の人たちがどんな生活をしているかを知らないのです。 だから皮肉なことをいえば、幸せっていうのは「知らないこと」なのかもしれません。 自分の奥さんや彼女が過去に何人の男とセックスしていて彼らとどんなプレイをしていたかなんて、知らないほうがいいに決まってるじゃないですか。それで「私、セックスでこんなに感じたのは初めてよ」っていわれて「彼女は俺が開発したんだ」とニヤニヤしてればそれが一番幸せなことです。 あと誰の言葉だったか忘れましたけど、幸せっていうのはだいたい同じ姿をしているけれど、不幸はそれぞれ違う顔をしているっていった人がいましたね。 ところで眞子さんは、幸せなのかしらね、それとも不幸なのかしらね。個人的には、小室さんと別れさせられたところで幸せになるとは思わないんですけどね。彼らの結婚に強硬に反対してどうにかして別れさせようとしてる人たちは何をあんなに必死になってるのかしらね。アンタは関係ないのに。

  • meraku9
  • ベストアンサー率35% (18/51)
回答No.4

些細な事にでも、喜びや感謝の気持ちが湧き出る状態であること。 個人的にはその程度、とてもシンプルな事だと思ってます。

noname#252332
noname#252332
回答No.3

 幸福度とは幸福度調査機関の価値観の表明です。トナカイが好物の学者に調査させてごらんなさい。エスキモーが幸福度世界一という科学的統計を発表しますから。xitian財団では、東急ハンズ新宿店が無い、普通に働いた収入でパソコンが買えない、車が持てない、という国を幸福と認定しません。  足りたるを知れば常に楽しいと言う。こんなのは二等兵の道徳で、100年前の人類が全員こんなだったら現在でも、皆さんの家族は盲腸炎で死んで、東京から伊勢神宮まで自分の膝を栗毛の馬に見立ててテクテク歩いている。もっと安全に、もっと早く、もっと豊かに、楽しく、遠くへ。渇望感、不幸感が人類そのものです。  ハクショクレグホンや金魚は自分の部屋にも配合飼料にも満足していますよ。不足を感じない者は哀れです。いや、哀れな人が不幸を感じないために満足というものがあるんでしょう。  現状に満足することが幸福なら、50年前からそれが真理なら、みなさんの家族のエイズや白血病や癌が治る必要がありません。エイズや白血病や癌は近年かなり治る病気になりました。でもそれは患者がブータン人ではなく日本人の場合です。そんなのは幸福じゃないよ、人間らしく死ぬことが幸福なんだよ。そうですか。私には犬猫の人生に見えますが。  私が人を傷つけるひどいことを書いていることは間違いないようです。しかし、調査結果が不幸だと言っている日本の皆さんは、調査結果が幸福だと言う国の人の家族の難病が治るように手配するチャンスがありませんか? 幸福な人たちにすべて任せておけば充分ですか?  ノーベル賞もスエーデン人の価値観発表に過ぎない。稲のすべての良品種の先祖を一人で作り上げた阿部亀治も、拾って育てた戦災孤児に会社を継がせた早川徳次もノーベル賞はありません。こんなのはスエーデン人は興味が無いのです。すべての表彰は表彰される者ではなく表彰する者のアタマの内容を表現しています。どこかのベストなアンサーとやらも同じです。

回答No.2

Bhutan は初めから GNH (Gross National Happiness) Ranking の低い国ですよ。 GNH は前 Bhutan 国王が 16 歳で王位を継承した際に GNP (Gross National Product) よりも GNH こそが大切と主張し、世界で初めて (未だに唯一) GNH を公的に国家運営政策に採り入れた事から知られるようになった言葉です。 「GNH 量を増やす事を国の目標としている」と宣言したのですから 「Bhutan が GNH 世界一」なのではないのは誰でも気付きそうな事なのですが、何故か日本では「世界一幸せな国、ブータン」なんて旅行会社が Media で宣伝した事から多くの人が誤解しています。 Tibet や Bhutan は Himalaya 山岳地帯で「世界の秘境」みたいなところでしたので産業が発達せず、細々とした農牧生活を敬虔な宗教心が支えているような社会です。 日本は先々代の国王時代から Bhutan との親交が深く、前東京 Olympic の年から農業技術支援を行ってきており、Bhutan が国連に加盟した際も日本が共同提案国になり、正式に国交が始まってからは日本の皇室と Bhutan の王室との親交も深くなっています。 初めて Bhutan に農業技術支援に行った海外技術協力事業団 (国際協力機構) の西岡京治氏は現地で一生を尽くし「Bhutan 農業の父」として外国人では初めて Bhutan 国葬で葬られました。 Bhutan は急激な西欧文化の流入と伝統的な Bhutan 文化との両立に配慮した政策を施行するに当たって GNH をその指針にしている事で知られていますが、仏教の国ですので 2003 年に国内に潜伏する Assam Guerrilla を追放 (掃討ではない) した All Clear Mission でも「仏教徒に殺生は許されない」と宣言して掃討はしなかった等々、周辺諸国との関係も平和を貫いています。……まぁ攻めて占領して得する地域ではなく、Tibet を攻め取って民族浄化を非難されている中国としては印度に対する緩衝地帯として存続して欲しいでしょうし。 2006 年に即位して 2011 年に御成婚された現 Bhutan 国王は同年に王妃と共に日本に招待されて国会で演説しましたが、良い Speech でしたね。 https://logmi.jp/business/articles/4281 現代の西欧型文化に触れてしまうと Smartphone や PC が欲しい、Bike や車が欲しい、洗濯機や冷蔵庫は当たり前でしょ、って事になってしまって誰よりも早く金儲けしようとする者が続出し、貧富の差が急激に広がってしまうものですが、それを古くから浸透している仏教心で和らかに抑さえながら豊かな国に発展させていこうというのが先代国王からの GNH 政策の指針なのでしょうね。

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