• 締切済み

BOOKOFFの売価が強気なのは何故なのでしょう?

かつて個人経営の古本屋が多かった時代は、その大半が「定価の半額」を相場として売価を付けていました。 BOOKOFFも以前はそうした「相場」に合わせ、やはり定価の半額を基本的な売価としていました。 しかしその頃よく利用していた私からすると、しばらく前ごろからの値段付けには流石におかしいものかあるように思えなりません。 店頭売価の設定が明らかに高額に過ぎて、つとに困惑させられる思いが拭えないからです。 実際、先日も久しぶりにBOOKOFFへ遠征して来たのですが、ちょっと良いな、買おうかな、と思った本の売価がことごとく新品定価の七掛け、八掛けに設定されていて、気持ちが引いて全て棚へと戻してしまわざるを得ませんでした。 六掛けでさえ高いと思うのに、それどころではない高値では気軽に本買うなんてとてもとてもできません。 それなのに、明らかに客離れを促すかのような売価の吊り上げを平然と行う。それが私にはどうしても理解できません。 もちろんネット上で『BOOKOFFは買取値が安すぎる』と言われている事は知っています。なので買い取り値段を上げたことで利益率が悪化し、それを取り返そうと店頭の売価を上げたのかなとは思いますが…。 ですが、古本相場をはるかに超えるあまりに強気の売価を続けていては、どう考えても一層の客離れを促すばかりのはずです。 それを分かっていて、なぜBOOKOFFはこれほど高額の値段設定を付けているのでしょうか? 単純に利益率の低下を値上げで回収しようとしているのか。それでも新品よりは安いのだから客離れは限定的な範囲に留まると考えているのか。それとも他に目算が有っての事なのか…。 その辺のことを、推定で構いません、教えていただければありがたいと思います。どうかよろしくお願いします。

みんなの回答

noname#250245
noname#250245
回答No.5

確かBOOKOFFの買取価格は本の希少価値は一切無視して、本の状態だけで判断するという方法だったと思います。 だからどんなにプレミアが付いた本でも状態が悪ければ10円20円しか値がつかない。 逆に新品に近いものなら、それなりに高い値段で買い取ってもらえる。 あなたが手にとった七掛け、八掛けの本は状態が結構良かったんじゃないでしょうか? だから買取価格が高くなる分、売りに出す価格も高くなった。 昔ながらの古本屋ってあまり高く買い取ってくれないことが多かったです。 元値が安いから定価の半額が実現できていたというだけではないでしょうか? BOOKOFFの場合はネットでも販売できるし買う人もそれなりにいるので多少高くでも売れる。 多少高くても売れるから、買取価格も多少高くできて売る人にとっても嬉しくて売ってくれる人も増える。 売る人を泣かせて安く売っていた個人経営の古本屋とは逆の経営戦略なのかも知れませんね。 >『BOOKOFFは買取値が安すぎる』と言われている これはBOOKOFFのシステムを知らない人がプレミアが付くだろうと勘違いして売ってしまった結果ではないかと思われます。

tsukumowan-ogi
質問者

お礼

お礼が遅くなってしまいすみません。 買取のシステムに連動する形で、販売価格が動いている。 そこまでは分かっていても、それ以上の事が分からない。この販売価格が、何処とどの様に連動し、何を考えて付けられたのか分からない。 その点が、大して高い本を買うでも無いのになんとなく気になって今回質問させていただいたのですが…。 安値で買い付けて安値で売る形から、高値で買い付けて高値で売る形へと、BOOKOFFの販売戦略が転換しつつあるのだとすれば、これは納得できるような気がします。 ロジックこそ理解できてませんが、本の売り買いそのものが減っている現代には、安価で「大量販売、大量消費」を促すより、やや高価になってしまっても「一点ものを個別扱い」するかのようなやり方の方が、おそらく向いているのだろう事は何となく分かりますから…。 私のような貧乏人には残念ですが、買い物自体を楽しむ如くあれもこれもと手を出したり、思わぬ掘り出し物に有頂天になったりする時代は、もはやBOOKOFFからは急速に過ぎ去りつつあるのかもしれませんね。 いろいろ考えすぎて変なお礼になってしまったかもしれません。ですが感謝しています。ありがとうございました。 お答えありがとうございます。

  • eroero4649
  • ベストアンサー率32% (11204/34805)
回答No.4

そもそもかつての「定価の半額が相場」というのも根拠があるものではなかったですからね。業界全体がまあなんとなく、でやってきたのでしょう。本来はその本によって価値はバラバラのはずです。 またブックオフ側としても、質問者さんが「こんな値段はあり得ない!」と思って棚に戻しても、他の人が手に取ってレジに持って行ってくれるなら何も問題はありません。 とはいえ質問者さんの割高感は分かります。私も古書をブックオフで買うことはほぼありません。面白い(マニアックなという意味)本は滅多になく、絶版本ならAmazonなどのネット通販で購入した方が確実でかつ安いからです。 だからブックオフの主な顧客層は「ネット通販が使えない層」なんじゃないかなと思います。大別すれば未成年と高齢者だと思います。 未成年が手に取るのは主にマンガです。こっちは薄利多売のほうですね。高齢者の場合はお金を持っている人が多いから、多少乗せているんじゃないかなと思います。 しかしブックオフも本業の古書販売は低迷しています。今はリサイクル事業全般でやってますよね。儲からない事業では高コストになるので逆に単価が高くなってしまうというのはよくあることです。 実店舗は家賃や人件費などがかかりますから、そういう値段になるのも仕方がないと思います。今や残っている古書店は、店主が趣味でやってるようなところばかりですものね。

tsukumowan-ogi
質問者

お礼

お礼が大変遅れてしまい申し訳ありません。 古本業界における販売形態の推移を、かなり長いスパンで見られた上でのお答えだと感じました。 昔ながらの小規模店が主体だったところへ、大量消費の形態を上手く持ち込むことで市場を席巻したBOOKOFF。 それが客一人一人が細かく選択して消費することが可能な通販に、システムそのものが負けてしまっている、ともいえますから。 「本」という形態自体が求心力を失いつつある今、古書店という形態もまた揺らいでいるようにも見えます。 少しいただいた回答からズレたような気もしますが、今回の質問のような現象が起きるまでの流れと、その着地点が含まれているように感じ、読ませていただきながらいろいろ考えてしまいました。 重ねてお礼申し上げます。

  • habataki6
  • ベストアンサー率12% (1182/9783)
回答No.3

古着300円とか買っていたけど、安くても700円にされてしまい、 消費停滞で仕入れ少ないのかな、この水準の価格だと新品のが魅力 有ります。

tsukumowan-ogi
質問者

お礼

回答を読ませていただいて、ため息をつきました。 >>この水準の価格だと新品のが魅力有ります。 本当にその通りだと思います。 どうしても欲しい物なら少しぐらい高くても買うけれど、ちょっと欲しいな、ぐらいの物だと割高に感じる値段ばかりになってしまったんですよね。 難しいのでしょうけど、でも何とか頑張ってほしいのが正直な気持ちです。 お礼が遅くなってすみませんでした。ありがとうございました。

  • t_ohta
  • ベストアンサー率38% (5292/13826)
回答No.2

もともとブックオフは古書相場を参考にしない戦略で拡大した会社です。 古書相場を基に値付けをしようとすると、本の価値が判る目利きでないと買い付けが難しくなるため、素人のアルバイトでも価格を簡単に決められるよう発売日からの年数だったり文庫本なのか単行本なのか、コミックなのかといった分類をベースに買取価格と販売価格を定価の何%と決める仕組みが基本となっています。 なので、単純に利益率を考えて比率決めているだけでしょう。

tsukumowan-ogi
質問者

お礼

確かにBOOKOFFは、古書相場とはかかわりなく買取を行うほとんど最初の店でした。そしてそのような買取システムによって、47都道府県全てに店が有る巨大チェーンへと成長しています。 その事実を考えたならば、単に顧客の側から分からないだけで、買い取り以外の経営システムも極力シンプルに成り立たせてきた。 そのことによって、人材育英にかかる経費などを削減し、利益を上げて来た可能性もかなり高いようにも思えてきます。 それが売価を上げざるを得ないほど利益率が悪化しているとなると、これまでの基本的な経営方針が通用しなくなってきた、ということですから、BOOKOFFにとって現在の状況はかなり深刻なのかもしれませんね…。 お礼が遅くなってしまいました。ありがとうございました。

  • spock4
  • ベストアンサー率28% (293/1041)
回答No.1

たしかに、概ね七掛けで販売されてますが、値崩れも早いですよね。 文庫・新書やコミックに限るのかもしれませんが、110円コーナーに移るの、結構早いと思いません。 現在も新刊で入手できるものが(ものによりますけど)110円コーナーにあるのですから。 どうも、最初の売値と110円の間がないような気がするんですよね。 そのせいではないですかね。

tsukumowan-ogi
質問者

お礼

回答を読ませていただいて、正直「ああ、みんな同じ印象を持っていたのか」とホッとしました。 と同時に、定価の高い本でも手頃に買えた中間価格帯が消滅寸前…。その現状に、とても残念な気持ちも感じてしまわざるを得ませんでした。 読まなそうな本はいくら安くても買わないし、手頃じゃない本は、よほど欲しいもの以外やはり買ったりしません。 BOOKOFFも、ディスカウントチェーンとしてはそろそろ老舗の域なのですから、その辺の顧客動態については何とか理解してくれないものかとついつい思ってしまいますね…。 ありがとうございました。

関連するQ&A