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上皮内新生物は がんではない?

rokutaro36の回答

  • rokutaro36
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回答No.4

この部分は、誤解している人が多い。 まず、新生物というのは、ICD10 という国際疾病分類第10版という医学統計上の分類方法だということを知ってください。 新生物には、良性新生物、上皮内新生物、悪性新生物の3つがあります。 http://www.byomei.org/icd10/index.html このうち、「癌」というのは、上皮内新生物と悪性新生物の両者を含めた「総称」と考えてください。 さらに言えば、「癌」というのは、一般名称と考えるべきです。 新生物=腫瘍 だと考えてください。 なので、良性新生物=良性腫瘍 ということになります。 どうして、こんな、ややこし事になっているのか? 名前を付けるというのは、難しいことです。 例えば、車の形の名前は最初から合ったわけではない。 セダン、SUVなどなど、後から名前を付けた。 「癌」も同じ事。 かつては、癌という言葉もなかった。 良性だろうが、悪性だろうが、そういうものは「出来物」だった。 しかし、医学が発達すると、良性と悪性に分けられるようになった。 そこで、悪性の物に「癌」と名付けることになる。 しかし、癌と言えば、「塊」です。 白血病などの液体の癌(実際には、造血器の癌)があるとは、当時は分からなかった。 なので、癌は、癌腫と肉腫の2つの分類しかなく、白血病には、そのような名前を付けられていない。 なので、日本では、白血病を含むときに「がん」、含まない時に「癌」という使い方まで、登場する。 しかし、こんなバラバラでは、統計を取るときに困ってしまう。 例えば、ある人が病気になったとき、それは、「出来物」「腫れ物」「吹き出物」「ニキビ」「がん」「癌」「腫瘍」一体、何なの? と言うことになってしまう。 そこで、国際的に分類を統一しようということになり、「新生物」とい概念が導入された。 この問題は、桜は、「木」なのか、「花」なのか、どっちなのか、という議論と同じ。 要するに、分類方法そのものが違うということ。 分類方法が違うのに、同じ土俵に乗せるから、話がややこしくなる。 上皮内新生物であろうが、悪性新生物であろうが、癌細胞があれば、癌というのが、今の分け方。 ただし、この「癌」という言い方も、将来、怪しくなるのが明らか。 癌を発見する技術は、進歩を重ねて、ついには、MRIやPETなどの画像に写らない細胞レベルでの発見も、理論的には可能になろうとしている。 たった1つの癌細胞があれば、それは「癌」と言えるのだろうか? しかも、その一つの癌細胞は、免疫によって、排除されることが分かっている。 生き残った癌細胞だけが、大きくなって「癌」となるのだが、自己免疫で排除されるレベルの癌細胞の塊を「癌」と言って良いのだろうか? ややこしい話は、今後、科学の発達によって、ますます増える。

00753951
質問者

お礼

詳しく教えて頂き 有難う御座いました。

00753951
質問者

補足

有難うございます。なるほど名前の付き方もややこしいことですが。 私はある有名ながん保険に入っていますが 上皮内の新生物は癌とは認められない 下皮内であれば癌と認められて保険金が入るとなると 癌が浸潤して下皮内に来る迄治療を待とうかとなりますが、そんな人はいないでしょうから 30年間も保険金を払ってっ来たのに 泣く泣く保険金が降りなくても治療することになりますね。 でも 30年前に保険の勧誘を受けた時には 上皮内とか下皮内とかの説明は有りませんでしたね。

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