• 締切済み

どうして未だ地球の近くにしか人間が行っていないのか

私は59歳の男性です。もうすぐ60歳になります。 野口聡一さんの宇宙飛行のニュースを見て思ったことがあります。 2020年にもなって、どうして人間は未だ地球の近くをウロウロしているだけなのですか? 私が物心ついたころにアポロ計画で人間が月に行きました。 そして、1970年代には、科学者たちや世の識者たちはみんな、 「20世紀中に人間が火星に行く。21世紀にはもっと遠くの宇宙に人間が行く。」 と言っていました。みんなそう信じていたと思います。 それなのに、2020年にもなるのに、なぜ人間は月にすら行くことがなくて、地球のまわりにしか行っていないのですか? そりゃ、探査機はたくさん遠くまで飛んでいますけれど、私は21世紀には人間がもっと遠くに行っているだろうと思っていました。 私は子どものころ、自分が60歳になるころには、人間は太陽系のすみずみに行っていて、太陽系外にも人間が行っているかも知れないと思っていましたよ。 どうしてそうなっていないのですか?

みんなの回答

  • sat000
  • ベストアンサー率40% (324/808)
回答No.3

コストと技術の2つの理由ですね。地球の1Gから離脱するのにとてもコストがかかります。地球低軌道に行くだけでもとても高価です。月に行くとなればさらに高価になります。火星になると月に行くよりもさらに高価です。それだけのお金をかけるなら、福祉や教育に金をかけるべきだという声は常にあります。 技術は主として速度を出せないことに尽きます。月くらいならせいぜい1週間で着くと思うので、食料や水の問題はあまり大きくありませんが、火星となると最低でも半年分必要です。どうやって運ぶかが大問題です。もっとずっと速く飛べれば食料や水を減らせますが、残念ながら人類の現在の技術では無理です。 月自体には莫大な費用をかけて行く価値は今のところ見出されていませんが、火星に行くための拠点として見直され始めています。火星に行くための技術実証の場としても使われるのではないでしょうか。ゲートウエイ計画が実現するかどうかはアメリカの次期政権によるところが大きいと思いますけれども。

eehudob
質問者

お礼

回答していただきありがとうございます。 しかし、あなたの文章を読むと、1930年代ごろの人の意見とよく似ているような気がします。そのころの科学者はまさにあなたが書いたのと全く同じ理由で、「地球の1Gを離脱することは不可能」とか「月に行くのは不可能」と言っていました。 「火星に行くのに速度が足りない」と言いますが、宇宙空間では摩擦が無視出来ますから、加速時間を多く出来ればいくらでも速い速度に出来るのではないですか。ロケットの噴射時間を増やせば速度はいくらでも大きくなるのではないですか。摩擦が無視出来るのですから、地上を走る車のように「推進力が無くなると止まる」わけではないのですよね。 これは関係ない話かも知れませんが、太陽帆を使う宇宙船(宇宙ヨット)を考えて下さい。これは太陽からの微弱な光やイオンなどの圧力を帆で受けて推進力にするのですが、太陽からの非常に小さい力でも「絶え間なく」受けるのですから、太陽系を抜けるころのは現在のいかなるとケットよりも速い速度で飛んでいることになる、と聞いたことがあります。

  • notnot
  • ベストアンサー率47% (4846/10257)
回答No.2

冷戦の終結が大きな原因でしょうね。 現在また、アメリカ・ヨーロッパとロシア、中国それぞれの間で冷戦が始まりつつあるので、また宇宙探査が盛んになってきています。 中国は、南シナ海のようなことを月や火星にしそうですね。

  • tzd78886
  • ベストアンサー率15% (2589/17101)
回答No.1

コストがバカにならないのに得られるものが極端に少ないからです。未だに月も他の惑星も「研究対象」でしかなく、ごく僅かな物質を持ち換えるのに大変な時間と経費をかけています。アポロ計画が急速に進んだのは当時は米ソがぶつかり合う冷戦状態で月に核兵器に基地を作られたりしたら死活問題だったために国家財政や学者を大量に投入して研究を進めていたからです。結局ソ連が息を切らせてしまいアメリカも無理にアポロ計画を継続する意味を失って急速に廃れました。経済的によほど魅力があるものが見つからない限りそう簡単に進むことはあり得ません。

eehudob
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 天文学者のカール・セーガンさんは、アポロ計画を、 「ばくだいな予算を注ぎ込んで得られたものは、ヒートテックとテフロン加工のフライパンだけ」 と批判しましたね。 でも私は、いつか人間が太陽系外に行くようになり、その時、「アポロ計画で人間が月に降り立った」というのが大変な出来事だったと評価されるようになると思っています。

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