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電線の焼損の仕方について。

ご教授下さい。 過電流が電線に流れた時の電線の焼損の仕方を見られたことのあるかた、試験をされたことのある方にお聞きしたいです。 電線が一瞬にして焼けるとどういう状況になるのでしょうか? また、逆にじわじわ焼けるとどうなるのでしょうか? たとえば早い(まさに数十倍の許容電流値を超えた場合)絶縁被覆が吹き飛んでしまうのでしょうか? じわじわ焼ける場合、銅帯に付着して残り、融けるような状況なのでしょうか?(許容電流値を超えて一定の電流が流れ続ける状態で。) 焦げる、黒い炭が出来るとか?

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  • ベストアンサー
回答No.2

「電線」というのが一般家庭用の100Vとか200V用の電源を供給する街中にあるような「電線」なのか車や家電などにも使われる「電気配線」なのかわからないのですが「電気配線」という前提で書きますね。 これは電気配線の太さ(銅線の太さ)と被覆の厚みによってかなり変わってきますね。 過電流が流れる・・・例えば許容が1000Wなのに2倍の2000Wの電力を消費した場合・・・一般的には130~150%(正しくは忘れました・・・)の過電流には耐えられるようになっています。よってこの程度であれば必ずしも「燃える」ということはなく「加熱」で済んでしまうこともあります(燃えることもありますが) 自動車整備学校の講師をしていたころに実験をしたのですが、例えば10A程度の負荷を想定した配線をバッテリ直で短絡した場合・・・この場合はおよそ2~3秒で被覆から煙が出てきて10秒くらいで燃え始めます。これが5Aくらいの細い配線の場合は短絡と同時に被覆が燃えますね。そのままにしておけば被覆が溶けてしまいます。最終的にはまったく残りませんね。ただ銅の上に焼けた炭状の被覆が残ってしまうことがあります。 配線が瞬時に燃えるくらいに過大な電流であれば銅線だけがキレイに残りますね。被覆が吹き飛ぶわけではなく瞬時に燃えてしまいます。 中の銅線というのはそう簡単には焼ききれないと思います。電線用の銅線はたしか融点が800度くらいだったと思いますので銅線が溶けるまで温度が上がるには相当な電力が必要だと思います。よって一般の人が遭遇するような電気のショートでは銅線が焼き切れるということはないと思います。

caldinatz
質問者

お礼

融点800度ともなるともう火災に至っている状態なのでしょうね。 参考となりますご回答を頂きまして真にありがとう御座いました。

その他の回答 (2)

  • hirombo
  • ベストアンサー率47% (16/34)
回答No.3

通常は電線サイズに見合う配線用遮断機(ブレーカ)が設置されていますので、電線の焼損事故に遭遇する機会は少ないと思います。 20年以上前の古い話ですが、一度だけ見たことがあります。 まさに電線が一瞬にして焼けるという表現がピッタリで、私の遭遇した事例では溶接工場内の長さ15メートル位の電線全体が同時に一瞬にして炎につつまれたと記憶しています。 絶縁被覆が燃え尽きたか、一部残っていたかについては記憶がありません。 非常に特徴的なのが電線全体が同時に火を噴くということです。 電線上はどこでも同じ電流が流れていますので、電流による絶縁被服の温度上昇も電線全体でほぼ同じになるので電線全体が同時に火を噴くと推定されます。 私の場合はブレーカ*が作動したため幸いにして火災などの大事故には至りませんでした。 *ブレーカのサイズは記憶にありませんが適正容量の2倍位のものがついていたのではないかと推定

caldinatz
質問者

お礼

大変貴重な経験をなされたのですね。 参考となるご回答真にありがとうございました。

  • mitoneko
  • ベストアンサー率58% (469/798)
回答No.1

 100mm2の電線で、目の前で、短絡事故を起こしたことがあります。具合の悪いことに電線の太さに対してS/SのNFBの大きさが大きすぎ、S/Sのブレーカーが電源を遮断する前に、一瞬にして火が走った事があります。(どこからどんな風になんて、見てる暇もないです。一気に電線全体から炎が上がりました)折り悪く、付近で油を使っていたため、消火器を使用する羽目になり往生した経験があります。  「じわじわ」って、過熱でケーブルが解けたような状態の話かしら・・・。端子の締め付けが悪く(または緩み)、端子部で過熱・焼損する事故はよく見ますが、電線の被覆が焦げて熔けたような状態になっていることが多いですね。電線の導体部も焦げていることが多いような気がします。気がつくまでの時間や、締め付けの度合い、使用電流により、焦げや熔け方の度合いはまちまちですけど。  参考になるかどうか判りませんが、体験談でした。

caldinatz
質問者

お礼

実際に経験することなんてまさに皆無の時代かと思います。 貴重な体験をお聞かせ頂けまして、まことにありがとうございました。

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