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「子」のつく名前

もこ猫ミクにゃん(@miku-chi)の回答

回答No.2

女性に「〇子」と名付け、それが広がるようになったのは平安時代初期、嵯峨天皇が皇女の命名法を改めたのがきっかけだそうです。 従来は乳母の名前にちなんでつけられていたそうですが、内親王に「〇子」、臣籍降嫁した皇女には「〇姫」としたそうです。 もっとも、最古の女性の「〇子」は小野妹子や蘇我馬子などよりもずっと前だったりします。。。 次第に貴族社会にも広がり、「〇子」と諱として名付けられるようになりました。 ただし、普段は諱で呼ばずに幼名などの通称で呼ばれていたようです。 平安時代末期に至っては記録に残る限りでは貴族や武士の娘の諱のほとんどに「子」が付き、庶民にも「子」を付けていた人もいたとか。 源頼朝の生母「由良御前」も本当の諱ではない可能性がありますし、北条政子も本名ではないという話もありますが、普段の名前が別にあり諱が政子だったのでしょう。 ちなみに「〇子」「〇姫」というのは古代中国の殷と周の王女の姓名からという説があるようです。 当時女性の姓名は名が先で姓が後なので「子」姓の殷の王女は「〇子」(王子ならば「子△」)、「姫」姓の周の王女は「〇姫」(王子ならば「姫△」)でした。

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