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大名家の傍流
江戸時代に外様大名家の次男以降など身内から、隣村の旗本領の名主ではない百姓の家に入り、その家の家紋も主人が大名家の定紋か裏紋に変えたという話しが実際ありますが、身内が百姓家に入ることって珍しいですか? 名字は百姓(郷士)のです
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>身内が百姓家に入ることって珍しいですか? 珍しくは、ないでしようね。 反対に、農民(豪農・名主・庄屋)商人でも与力・同心になっていますからね。 江戸時代を通じて、士株は売買対象でした。 与力で約500両。同心で約200両。郷士で約100両です。 大名家でも、側室でなく妾の子供だと農民(豪農・名主・庄屋)商人へ養子縁組若しくは婿養子になる事がありました。 この事実が、時代劇のお家騒動の元になる「ご落胤騒動」の元ネタになるのです。 ※八代将軍のご落胤騒動は、有名なお話ですよね。 妾の子供は、藩主の子供とはいえ「正式に発表できない子供扱い」ですからね。 かといって、粗末には出来ない。 結果として、武士の世界とは無関係の世界で生活する道を与えるのです。 豪農・大店でも、苗字帯刀を許されていますから・・・。 今でも地方に行くと、「この家系は〇〇藩藩主の血筋を持っている」と説明がある屋敷が残っています。
補足
私の親の実家も、藩主に関係する、お孫さんかもしれませんと言われたことありますが、どうなんですかね 家紋はその大名家一族が多く使ってる家紋をうちも使ってますが、藩主は隣の村ですし、うちは旗本領の村役でもない1町2反の百姓でしたしね