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薬の薬価について

薬の薬価について教えてください。 卵胞ホルモン剤は子宮がんのリスクを高めるため、SERMに変えてもらおうと思っています。ただ、お薬代がかなり高価になるならこのまま続けようかとも思っています。 現在、ディビゲル1mg薬価62.9円を28日処方され、ディビゲル28包で176点、調剤料10点を薬局で支払いました。 調剤基本料などは省いて単純にディビゲル28日分のみだと保険3割負担で(176+10)点×3=円\558です。 ※単純計算で申し訳ありません。 (1)ラロキシフェン塩酸塩錠60mgは薬価44.1円 (2)ビビアントは薬価100.8円 上記2つの28日間処方されたときに薬局で支払う点数はいくらになるのか、薬局で支払う金額はいくらなのか教えてください。 薬価と点数との比較がまったくわかりませんので、ご存知の方がおられましたら詳しく教えてください。

専門家の回答 ( 1 )

回答No.3

こんにちは。治療に必要な薬剤を変更した際の負担金の変化についてですね。 診断等はできませんのでディビゲルからラロキシフェンやビビアントへの変更が治療上有用、あるいは保険請求上問題がないという前提となります。 また、院外の薬局に処方せんを提出して調剤してもらうと仮定してお話を進めます。 質問者様自身も調剤報酬明細などを見て勉強されているのでご存知の部分もあるかと思いますが、薬局で支払う負担金は主に「調剤基本料」「調剤技術料(調剤料)」「薬剤料」で構成されています。 このうち、調剤基本料は薬局によって差があり、全く同じ内容の処方せんを複数の薬局に持ち込んだ場合の負担金額の差はここから生まれます。 今回は薬局は固定、薬だけが変わるという想定とします。 ディビゲル28日分(28包)を調剤してもらった場合、質問者様が仰るように 調剤料 10点(外用薬) 薬剤料 1日分 62.9 × 28 ÷ 10 = 176.12点 → 176点 となります。 1点10円なので、3割負担とした場合の自己負担金は 10 + 176 = 186 186 × 10 × 0.3(負担割合) = 558 → 560円 となります。ここに調剤基本料をプラスしたものが窓口での負担金です。 次にラロキシフェンとビビアントですが、こちらは外用剤ではなく内服薬なので計算方法が調剤料の概念が変わります。 また、ラロキシフェンはエビスタという薬のジェネリックなのでメーカーによって薬価に多少の差があることをご認識ください。 (ここでは質問者様に提示いただいた44.1円で計算します) 内服薬28日分だと1剤につき78点なので、 ラロキシフェンは1日1回、1回1錠なので 調剤料 78点(内服薬28日分) 薬剤料 1日分 44.1 ÷ 10 = 4.41点 → 4点 28日分なので 4 × 28 = 112点 3割負担とした場合の自己負担金は 78 + 112 = 190 190 × 10 × 0.3(負担割合) = 570円 ビビアントも1日1回、1回1錠なので 調剤料 78点(内服薬28日分) 薬剤料 1日分 100.8 ÷ 10 = 10.08点 → 10点 28日分なので 10 × 28 = 280点 3割負担とした場合の自己負担金は 78 + 280 = 358 358 × 10 × 0.3(負担割合) = 1074円 → 1070円 本来は薬価を点数に直して28日分の点数を出し、調剤料と基本料を足したもので合計点を出してから負担金の計算に入るので、少々の誤差が出ますが、 ディビゲル 基本料 + 560円 ラロキシフェン(薬価44.1円のもの) 基本料 + 570円 ビビアント 基本料 + 1070円 となります。 ビビアントに変更すると自己負担金で500円ほど上がってしまうので高く感じるかもしれませんね。 ご参考になりましたら幸いです。お大事になさってください。

cocoa213
質問者

お礼

ご親切に回答をありがとうございます。 私にもわかりやすいご説明で理解できました。 ディビゲルやビビアントの自己負担金は558円や1074円でなく四捨五入になるのですか?

ココカラファイン 薬剤師(@cocokarafine) プロフィール

ドラッグストア・調剤薬局を全国約1300店舗展開しているココカラファインのWEB担当薬剤師です。 健康、美容についての気軽な相談相手として「お友達以上お医者さん未満」のような存在を目指してます。 ...

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