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日本の「敷金」という奇異な制度はなぜなくならないの
日本の「敷金」という奇異な制度はなぜなくならないのですか? 敷金より保険である方が、貸す側にも借りる側にも保険会社にも特があるし合理的なのに。
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- fict923ikayoma
- ベストアンサー率12% (109/874)
双方が善良でしたらそれも良いと思いますが、自分達若者が社会に信用されていればの話です。ウソつきで落書き、盗み、薬では何を言っても子供扱いです。契約も守らないし、両親も信用がありませんので家賃保証会社と契約、そんな有様です。信用って言葉知ってますか。
- N5200model05
- ベストアンサー率39% (100/255)
もし、本当に「情報の非対称性」が問題だとお考えなら、なおのこと「敷金」の方が合理的でしょう。なぜなら、基本的に1対1の契約である敷金より、営利企業が運営する保険の方が「情報の非対称性」が高いからです。 おそらく、「非対称性」とおっしゃるのは、例えば修繕費の実際と見積の差のようなことでしょうが、これはむしろ家主の誠実さの問題ですし、借り手に対して不誠実な家主が、保険屋に対しては誠実である理由がありません。むしろ、現に今の自動車保険などがそうであるように「どうせ保険なんだから」といって、自然故障のような本来家主が負担すべきものや、家主が退去した後で故意に破損させて修繕費用に上げるような家主がたくさん出てくることは容易に想像できます。 そして、そうして発生した費用は、保険会社の経費と利益を乗せて、保険料としてすべて借り主に返ってきます。借り主としては保険料が高いとか思っても「相場」であれば払わざるを得ませんし、その費用が適正かどうか判断しようがありません。間に保険会社が入ることで、情報の非対称は格段に「増す」のです。 それならまだしも、家主と借り手が立ち会いの上で修繕箇所を確認し、見積に不審があれば自分で見積もりを取って交渉することもできる「敷金」のシステムの方がずっと合理的です。 それから指摘済みですが、借り手も注意して使おうと適当に使おうと、払う保険料が変わらないなら大事に使おうというモチベーションも生まれません。結果的に、修繕のコストはますます上がり、保険料もますます上がることになります。 つまり、仮に、そういう「保険」があったとしても、トータルの支払いを見れば「敷金」よりも経済的に優位になるとは考えにくく、そのリスクを保険会社が負うとは考えにくいです。むしろ、少なくとも日本では敷金が一般的で、そういう保険が現実に無いか、普及していないことが、それを証明しているんじゃないでしょうか。 こういう問題を考える場合、一方に問題があるように見えても、他方の問題点も、同等の基準でよく考えなければいけません。こういう場で質問するのはそのために非常に良いことですが、これだけたくさんの人が回答してくれていることに耳を傾けなければ意味がありません。さもないと、尺度の非対称性、いわゆるダブルスタンダードの誹りを免れません。
- bunjii
- ベストアンサー率43% (3589/8249)
>それなら保険でまかなえるはずであり、その方が合理的で価格も市場原理により適正な位置に調整されます。 回答No.2で「そんな保険が有るの?(私は知りません)」と言っているのに保険の例示がされないと比較できません。 大家さんが入る火災保険に借家人から受ける損害を填補する特約がありそうですが一般的な「敷金」に代わる内容ではなさそうです。 借家人が入る火災保険(家財保険?)の特約に過失に因る家屋の損傷を填補する特約には退去時の原状復帰の費用は含まれないと思います。 あなたが知っている保険に敷金の代わりになるものがあれば約款を読んで判断してください。
- washi-washi
- ベストアンサー率38% (225/587)
>日本の「敷金」という奇異な制度はなぜなくならないのですか? 制度でも何でもなく、風習だと思います。それに、奇異と言う程のものでもなく、ある意味「意にかなってる」と思います。 家主が、退去時の修繕費と言って、退去者に請求できると思いますか? だったら、最初に貰っておいて、退去後の修繕費に充てた方がよっぽど良いかと思いますよ。
- fujic-1990
- ベストアンサー率55% (4505/8062)
不動産賃貸業を営んでおります。 > 日本の「敷金」という奇異な制度はなぜなくならないのですか? 「預かっておいてよかったぁ~」とか、「預かっておけばよかった(/o\」というケースが多いからです。 アメリカなどでは、「約束は約束だ」ということで、契約に従って処理されます。借主が残したガレージの中の荷物など容赦なく売却されてしまうのです。代金は大家のもの(滞納分に充当される)。 ところが、日本では、2か月分滞納したら退去するとか契約していても、いざとなると、本人も社会も「2か月くらいで退去させるのはかわいそうだ」とか言い出すのです。 裁判を経て追い出すまでには、半年くらい平気で滞納しますし、荷物を放り出して逃げられても、始末さえできないなどということも往々にしてあるのです。 連帯保証人に始末してもらおうとしても、「そういう人間」の連帯保証人に限って「俺が知らないうちに連帯保証のハンコが押された。俺は連帯保証人になった覚えがない」とか言い出すのです。実印が押されていて印鑑証明書がついていても、「知らない」と言います。 なので、そういう場合の損害補償の足しにするために敷金制度が残っています。 敷金で儲ける大家もいますが、敷金でも足りず損をする大家もいます。平均したらマイナスだと思います。儲かっても、敷金なので家賃の1・2か月分程度が限度ですが、損するときは1年分くらいは簡単に損しますので。 私の場合は、原状回復のために3年分強の地代を、残された建築廃材の処理費にかけました。資材置き場に借りていた建築屋が夜逃げしたのです。 「保険で」とお考えのようですが、保険も商売ですが、家賃の1・2か月分ではマイナスなので商売として成り立たないと思います。もちろん、半年分くらいを掛け金としてもらえればOKでしょうけど。
- bn10000
- ベストアンサー率7% (19/259)
別に制度でも何でもないけどね。 現に敷金を必要としない賃貸もあるしね。 で、保険料は誰が払うのかな~? 火災保険は任意だけど家主は加入してるしね。 ま~最近の馬鹿はゴミ屋敷にして 多額の請求されてるからね~ 敷金分差し引いてもらった方が、後々支払いが 楽になるかもね~
- dragon-man
- ベストアンサー率19% (2712/13696)
西洋のレストランのチップと同じです。奇異な制度です。その分料金に含めておけばいいものを面倒なことをする連中です。合理的な日本人には理解できません。
- nagata2017
- ベストアンサー率33% (6931/20496)
保険って 間に入って ピンハネする会社でしょ。両方から。 派遣も間に入ってピンハネ こういうことを「人のふんどしで相撲をとる」と言う。 なにも価値を生み出さない仕事。
- asmasa
- ベストアンサー率29% (18/62)
そうですか? 保険なんかより借りる側にとっては得ですけど。 保険じゃ、保険会社に持って行かれて終わり。 敷金は帰ってくるのですから。 まぁ、保険会社は儲かるから良いのでしょうけどね。 国によっては敷金が非常に高く(その部屋の価値の半分から全額など)、敷金にするお金を銀行が貸して、その利子を銀行に払うなんていう国もありますね。 借りる側は、家賃を払いながら、敷金で借りて居る金利を銀行に払うわけです。 保険会社に払ってなんかメリットがあるのでしょうか? 保険会社が儲かるだけで、帰ってこないお金を、借りる側は払うだけの話になるわけで、借りる側にメリットはありませんが。
補足
それはあり得ませんよ。 市場原理の価格メカニズムがバランスするには情報が対象である必要があります。 情報が非対称のとき、マクロでみると消費者が一方的に損をしている状態なのが市場原理です。
- koncha108
- ベストアンサー率49% (1313/2666)
敷金は海外にもありますよ。無いのは礼金。 敷金は賃貸終了時に何もなければ賃借人に還って来るので掛け捨ての保険よりは有利では?大家としても賃貸人がどんな人かわからず過失による損害や契約違反などの補償を押さえておくのは合理的。最後にどれだけかえしてもらえるか査定がちょっと不透明ですが、私がアメリカで賃貸した時も明け渡し時の部屋にチェックは日本と同じでした。 それに対して礼金は日本の慣習で不当な感じがします。礼金取らない賃貸もありますが。
補足
敷金には何の透明性もなく市場原理がまるで働いていませんから、情報の対称性が全く成立していません。 これはマクロでみたとき消費者が一方的に損をしている状態ということになります。
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補足
それはあり得ないでしょう。 敷金には透明性がなく市場競争もないのですから。