この問題って、寄与分と贈与と遺贈を財産の計算に入れ

質問

この問題って、寄与分と贈与と遺贈を財産の計算に入れるか、入れないかで迷いますよね？

画像で、Cの生前贈与は加える。なのに、寄与分は控除。で、９０００万が相続財産になってます。一億じゃなく。Gは遺贈額を控除されています。

なんか混乱します。

贈与、寄与分、遺贈は、相続の際に、何が加えられ、何が控除されるかのルームとかってあるのでしょうか？

回答No.1

noname#235638 · ベストアンサー

相続（特別受益と寄与分）について

～特別受益～
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E6%B0%91%E6%B3%95%E7%AC%AC903%E6%9D%A1

https://ja.wikibooks.org/wiki/%E6%B0%91%E6%B3%95%E7%AC%AC904%E6%9D%A1

～その計算方法、について～
相続人に対して遺贈・贈与された財産は
相続財産を構成するとみなされます。（民法903-1）
これを　みなし相続財産　といいます。
その　みなし相続財産　を基礎に
各相続人の一応の相続分を算定する。
そのうえで
遺贈・贈与を受けた相続人については
遺贈・贈与（特別受益額）を、一応の相続分から控除し
残額をもってその者の具体的相続分とする。

～寄与分～
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E6%B0%91%E6%B3%95%E7%AC%AC904%E6%9D%A1%E3%81%AE2

～計算方法～
相続財産から寄与分を控除したものがみなし相続財産となる。
そのみなし相続財産を基礎に各相続人の一応の相続分を計算し
それに寄与分を加えたものが具体的相続分となる。

※遺贈分は相続財産に加えられるので
　相続財産に変動は生じない。