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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:S45Cは焼入れして使うもの? )

S45Cは焼入れして使うもの?

noname#230359の回答

noname#230359
noname#230359
回答No.8

S45Cは調質鋼と呼ばれています。 調質鋼は「調質して使う鋼」という意味で使う場合があります。「はだ焼鋼」(SCM220など)というのが、「はだ焼(浸炭)をして使う鋼」というのと同じことです。 S45Cは、「調質して使う鋼」ですから本来は調質(焼入れ、焼戻し)して使います。また、JISG4051では「通常更に鍛造、切削などの加工と熱処理を施して使用される機械構造用炭素鋼鋼材について規定する」と謳っています。 しかし、調質しないで使う例は多くあります。調質しないほうが多いかも知れません。焼入れ、焼戻しをしないのならSS400でもS45Cと引っ張り強さは大差ありませんが、機械加工する場合S45Cのほうが削りやすいということで、加工屋さんからSS400をS45Cに変えてほしいと良く言われます。 また、鋼同士をこすり合わせたとき炭素量が多いほどかじりにくくなります。その意味で機械部品にはSS400よりS45Cを多用します。 なお、鋼は焼入れしない生の状態でも炭素含有量が多いほど硬くなります。もちろん同じ条件で焼入れすればS45CをよりS60Cが硬くなります。 これは焼入れ後の状態では炭素原子が多いほど、鋼の結晶格子を大きく歪ませ、力が加わったとき結晶内部のすべり現象を抑えているためです。

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