六価クロムフリーの銅線ロー付け

このQ&Aのポイント
  • SGCCの板に銅線をスポット溶接機でロー付けしていますが、環境負荷物質対応のためにSGCCの板がSPCC+後メッキ(MZn)に変更されます。
  • しかし、メッキされた物にロー付けすると、接合性が悪化し、引っ張り試験でロー付け部が剥がれてしまいます。
  • 六価クロムフリーの銅線に変更する際には、溶接やロー付けに注意が必要です。
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六価クロムフリーのロー付け

現状、SGCCの板に銅線(編組線)をスポット溶接機でロー付けしていますが環境負荷物質対応の為にSGCCの板がSPCC+後メッキ(MZn)になります。後メッキした物にロー付けをすると、今までの物に比べ接合性が悪化してしまいました。(引っ張り試験でロー付け部が剥がれてしまう。従来は銅線が破断) ロー付け条件をいろいろ変えて見ましたが良い結果が得られませんでした。 六価クロムフリー品に変更した時に溶接や、ロー付けに対する注意点やアドバイスを教えてください。

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.1

アドバイスですが、まず、鋼板が悪いのか、フロムフリーが悪いのかを把握してみてください。方法は、素のSPCCで溶接してみることです。 もしクロムフリーメッキが悪いとなれば、”いろいろ変えて見ましたが”をもっと深く行なう必要があります。 溶接電源方式や電極材質、溶接条件が判ればもう少し適切なことが言えるのですが。(ロー材は銀ローですかね?) 少なくともウチでは、銅線(編組線)をSPCC+クロムフリーにスポットするもの、真鍮、銅に溶接するものなど多種の材質に行ないますが、溶加材は一切使用しないでも、”銅線が破断”が行なえております。 クロムフリー材の溶接は、プロジェクション時は、2段通電で1段目にメッキを溶かすなど行ないます。(インバータ式に限りますが) しかし、より線(溶加材なし)の場合、時間短、電流大が絶対有利です。 電源がコンデンサ式で容量に余裕があるのであれば、可能性はまだあります。 あきらめないでください。 電流、時間は、ウチと格段に違う訳ではないようです。 溶接機は単相交流ですか。 ウチでは、交流はSPCCの溶接にしか使っていないので、はっきり言えませんが、交流の場合、0.5CYCごとに電流がゼロになるので発熱がやや落ちますね。 もう少し考えます。

noname#230358
質問者

お礼

アドバイスどうも有り難うございます。 今までは、SGCCにロー付けで特に問題ないので六価クロムフリーの後メッキの影響でうまく行かないと判断しています。六価クロムフリーでも後メッキでなくSECCなら何とか条件を出す事ができたのですが。 又、ロー材の材質はBCUP2で電極の材質はタングステンを使用しています。溶接機は通常の交流抵抗溶接機で現状条件は電流値13.5KA,通電時間15cycleにて行っています。板厚は2mm、銅線(編組線)の厚み4.5mmです。

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